よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1 5疾病・5事業について(その1;5疾病について) (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26864.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会(第10回 7/20)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

2.がん医療の充実
がんゲノム医療
「がんゲノム情報管理センター」

現状・課題

(ゲノム医療用データベース連結技術)

 がんゲノム医療の提供体制の構築、社会環境の整備等が求められている。
 がんゲノム医療の実現に必要な人材育成等が必要である。

大学等

取り組むべき施策

 「がんゲノム医療中核拠点病院」の整備等、がんゲノム医療提供体制の構築
 がんゲノム医療に必要な人材の育成の推進
 ゲノム情報等のビッグデータを効率的に活用するための「がんゲノム情報管理センター」の整備

がん医療提供体制
現状・課題

 がん診療連携拠点病院等(以下「拠点病院等」と
いう。)を中心に、がん医療の均てん化を進めて
きた。
 拠点病院等の取組において、医療安全等の
強化が必要との指摘がある。
 免疫療法については、十分な科学的根拠を有す
る治療法とそうでない治療法があり、国民が免
疫療法に関する適切な情報を得ることが困難と
なっている。

 ゲノム医療、医療安全、支持療法など、新たに
拠点病院等の要件に追加する事項の検討
 ゲノム医療や一部の放射線療法等について、
集約化のあり方の検討
 免疫療法等に関する情報提供のあり方の検討

企業等

(医療機関より指定)

出典:平成29年4月14日 未来投資会議資料より一部改変

希少がん及び難治性がん対策
希少がん中央機関
(国立がん研究センター)

現状・課題

 希少がん診療の専門施設と地域の拠点病院等との連携の必要性等
が指摘されている。
 難治性がんは、有効な診断・治療法の開発が必要とされている。
取り組むべき施策

 希少がん医療における中核的な役割を担う医療機関の整備
 難治性がんの診断法・治療法についての研究・開発の推進

小児がん、AYA 世代のがん及び高齢者のがん対策


現状・課題
取り組むべき施策

「がんゲノム医療
中核拠点病院」

※Adolescent and Young Adult(思春期と若年成人)

 小児がん拠点病院と他の医療機関とのネットワークの整備が必要。
 AYA世代のがんは、年代や個々の状況に応じたニーズに対応できるような体制の整備が
必要。
 高齢者のがん患者については、標準治療の提供に明確な判断基準が示されていない。
取り組むべき施策

 小児がん拠点病院以外の地域の連携病院での診療体制の検討
 AYA世代のがんの診療体制及び相談支援・就労支援体制の検討
 高齢者のがん診療に関する診療ガイドラインの策定及び普及

13