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資料1 5疾病・5事業について(その1;5疾病について) (34 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26864.html
出典情報 第8次医療計画等に関する検討会(第10回 7/20)《厚生労働省》
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基本計画を実行するための脳卒中・心臓病等総合支援センターのモデル事業
事業概要
 循環器病対策推進基本計画で、「保健、医療及び福祉に係るサービスの提供体制の充実」として、脳卒中・心臓病等
(循環器病)患者を中心とした包括的な支援体制を構築するため、多職種が連携して、総合的な取組を進めることとし
ているが、これまでに都道府県が医療計画などで実施している対策よりも幅広い内容(※)であり、各医療施設で個々の
取組はされているものの情報が行き渡っているとはいえず、全ての支援について、十分なレベルで提供することに対し
て課題がある
※具体的に、社会連携に基づく循環器病患者支援、リハビリテーション等の取組、循環器病に関する適切な情報提供・相談支援、循環器病の緩和ケア、循環器病
の後遺症を有する者に対する支援、治療と仕事の両立支援・就労支援、小児期・若年期から配慮が必要な循環器病への対策などが不十分

 この取組を効果的に推進するために、専門的な知識を有し、地域の情報提供等の中心的な役割を担う医療機関に脳卒
中・心臓病等総合支援センターを配置し、都道府県と連携を取りながら、地域の医療機関と勉強会を開催したり、
支援方法などの情報提供を行うなど協力体制を強化することで、包括的な支援体制を構築し、地域全体の患者支援体
制の充実を図るべく、まずモデル的に、全国に10都道府県程度において先行的に実施し、検証を行う
脳卒中・心臓病等総合支援センターのイメージ

本モデル事業の有効性を検証した上で、好事例として横展開を図る等により
将来的に全国に広げることを検討

<役割>循環器病に関する情報提供及び相談支援の、地域における核となり中心的な役割を担う
地域医療機関の診療及び
患者支援機能の向上

都道府県
連携

連携、勉強会

地域の病院
かかりつけ医

脳卒中・心臓病等
総合支援センター

適切な手法の提供※
データ入力支援
支援の中心的な役割を担う医療機関

情報提供
講習会、啓発活動

患者、地域住民

電話・メール相談

相談支援

<センターに求められる要件> 支援の中心的な役割を担うことから、各疾患に対して専門的な知識が求められることを想定
 先天性疾患に対する診療、外来リハビリテーション、緩和ケア等、循環器病に対する総合的な診療を行える施設であり、地域の病院、
かかりつけ医などとも密接に連携が取りながら、データ入力の支援等もできること (※詳細はR3年度特別研究で報告)
 自治体との密な連携が取れ、循環器病の後遺症を有する者に対する支援及び治療と仕事の両立支援・就労支援を行っていること

期待される効果:地域医療機関の診療及び患者支援機能の向上が可能となる
国民がワンストップで必要な情報を得られるとともに、より効率的かつ質の高い支援が可能となる

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