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資料2-1 重篤副作用疾患別対応マニュアル 薬剤による接触皮膚炎(案) (24 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000209243_00004.html |
出典情報 | 重篤副作用総合対策検討会(第14回 9/15)《厚生労働省》 |
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に判定する。現在、パッチテストの判定基準には本邦基準と ICDRG(国際接触皮膚炎研究
班)基準がある(表 8)。本邦基準は++以上、ICDRG 基準は+以上を陽性と判定する。パ
ッチテストの結果が明確でない場合には、反復開放塗布試験(repeated open application
test;ROAT)を行う 21-23)。確定診断は臨床症状を考慮して行う。
表 8.判定基準
本邦基準 7)
反応
ICDRG 基準
反応
-
反応なし
-
反応なし
±
軽度の紅斑
?+
紅斑のみ
+
紅斑
+
紅斑+浸潤、丘疹
++
紅斑+浮腫、丘疹
++
紅斑+浸潤+丘疹+小水
疱
+++
紅斑+浮腫+丘疹+小水
疱
+++
大水疱
++++
大水疱
IR
刺激反応
NT
施行せず
本邦基準は++以上を、ICDRG 基準は+以上を陽性反応とする。
日本人がアレルギー性接触皮膚炎を起こしやすいアレルゲンシリーズとしてジャパニーズ
ベースラインシリーズ 2015(JBS2015)
(日本皮膚免疫アレルギー学会推奨)がある(表 9)。
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に判定する。現在、パッチテストの判定基準には本邦基準と ICDRG(国際接触皮膚炎研究
班)基準がある(表 8)。本邦基準は++以上、ICDRG 基準は+以上を陽性と判定する。パ
ッチテストの結果が明確でない場合には、反復開放塗布試験(repeated open application
test;ROAT)を行う 21-23)。確定診断は臨床症状を考慮して行う。
表 8.判定基準
本邦基準 7)
反応
ICDRG 基準
反応
-
反応なし
-
反応なし
±
軽度の紅斑
?+
紅斑のみ
+
紅斑
+
紅斑+浸潤、丘疹
++
紅斑+浮腫、丘疹
++
紅斑+浸潤+丘疹+小水
疱
+++
紅斑+浮腫+丘疹+小水
疱
+++
大水疱
++++
大水疱
IR
刺激反応
NT
施行せず
本邦基準は++以上を、ICDRG 基準は+以上を陽性反応とする。
日本人がアレルギー性接触皮膚炎を起こしやすいアレルゲンシリーズとしてジャパニーズ
ベースラインシリーズ 2015(JBS2015)
(日本皮膚免疫アレルギー学会推奨)がある(表 9)。
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