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資料2-1 重篤副作用疾患別対応マニュアル 薬剤による接触皮膚炎(案) (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000209243_00004.html
出典情報 重篤副作用総合対策検討会(第14回 9/15)《厚生労働省》
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薬剤による接触皮膚炎
英語名:medicament contact dermatitis
同義語:contact dermatitis due to topical medicaments , contact
dermatitis due to topical drugs

A.患者の皆様へ
接触皮膚炎は、一般には「かぶれ」と呼ばれている皮膚の病気です。薬剤による接触皮
膚炎は頻度の高いものではなく、また必ず起こるというものではありません。ただ、薬剤
は皮膚の病気を治療する目的で使うものですから、皮膚に塗ったり、貼ったり、しっかり
つけることになりますが、使用している薬剤による接触皮膚炎を起こしている場合は、治
療をしても皮膚の症状はよくなりません。そして、
『症状がよくならない原因は薬剤にある
のかもしれない』と疑わなければ、皮膚の症状はどんどんひどくなり、健康に影響を及ぼ
すことがありますので、早めに「気づいて」対処することが大切です。
より安全な治療を行うためにも、このマニュアルを参考に、患者さん自身、またはご家
族に副作用の黄色信号として「副作用の初期症状」があることを知っていただき、薬剤に
よる接触皮膚炎に気づいたら医師や薬剤師に伝えてください。

医師から処方された、あるいは薬局で購入した薬剤を塗ったり、
貼ったり、点眼、点鼻、消毒で使用している場合に、薬が効かず、
かえって治そうとした症状が悪くなる時は薬剤による接触皮膚炎の
可能性が考えられます。これらのお薬を使用していて次のような症
状があった場合は、放置せずに医師や薬剤師に相談してください。
薬剤を使ったらすぐに「ひりひりする」
「赤くなる」
「かゆくなり、
塗ったところにじんましんがでた」、または使用していてある時から
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