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介護保険制度の見直しに関する意見(案) (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29464.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第104回 12/5)《厚生労働省》
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府県主導のもと、生産性向上に資する様々な支援・施策を一括して網羅的に
取り扱い、適切な支援につなぐワンストップ窓口の設置など総合的な事業者
への支援に取り組むことを目指すことが適当である。その際、都市部や中山
間地域などの地域特性に応じた柔軟な支援を行うよう配慮することが必要
である。
○ また、介護現場の生産性向上の推進に関して、地方公共団体を中心に一層
取組を推進するため、地方公共団体の役割を法令上明確にすることが適当で
ある。
(施設や在宅におけるテクノロジーの活用)
○ 介護現場におけるテクノロジーの導入は早急に推進する必要がある。現在
も、地域医療介護総合確保基金を活用した介護ロボット・ICTの導入支援
事業が実施され、テクノロジーを導入する際の経費の一部の補助が行われて
いるが、こうした支援を引き続き行うことが重要である。その際、事業のわ
かりやすい周知に努める必要がある。
○ それぞれの介護現場において、自らの課題・ニーズに応じた適切な機器が
導入されることが重要であり、前記のワンストップ窓口や「介護ロボットの
開発・実証・普及のプラットフォーム事業」により設置している相談窓口を
通じた体験展示、研修会、個別相談対応等の取組を推進する必要がある。
○ また、主に施設系サービスにおいて抽出・把握した課題や目指すべき姿・
方向性と、その課題の改善等の効果が期待される機器の導入とを組み合わせ
た取組事例集である「介護ロボットのパッケージ導入モデル」について、そ
の普及が図られている。こうしたモデルについて、今後更に大規模な実証等
を通じて一層の充実等を図るとともに、都道府県のワンストップ窓口等を経
由した現場への周知やノウハウの共有について、積極的に推進することが適
当である。また、導入による効果について、事業者にとってわかりやすい情
報提供が行われることが重要である。
○ さらに、現場への実装に向けては、導入ノウハウを有する人材の育成とと
もに、こうした人材による事業所への伴走型支援が必要である。また、取組
の進展に応じたプッシュ型の支援という観点も必要である。
○ また、在宅サービスにおいても、ICTの導入等テクノロジーの利活用を
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