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介護保険制度の見直しに関する意見(案) (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29464.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第104回 12/5)《厚生労働省》
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密着型サービスとして、どのような地域であっても必要な方がサービスを利
用しやすくなるような方策や、更なる普及を図るための方策について検討し、
示していくことが適当である。
(ケアマネジメントの質の向上)
〇 ケアマネジメントに求められる役割、ICTやデータの利活用に係る環境
変化等を踏まえ、ケアマネジメントの質の向上及び人材確保の観点から、第9
期介護保険事業計画期間を通じて、包括的な方策を検討する必要がある。


その際には、法定研修のカリキュラムの見直しを見据えた適切なケアマネ
ジメント手法の更なる普及・定着を図るとともに、オンライン化の推進など研
修を受講しやすい環境を整備していくことが重要である。さらに、法定外研修
やOJT等によるケアマネジャーの専門性の向上を図ることが重要であり、
国としても周知を図っていく必要がある。加えて、各都道府県における主任ケ
アマネジャー研修の受講要件等の設定状況を踏まえ、質の高い主任ケアマネ
ジャー養成を推進するための環境整備を行うことが必要である。
また、介護サービス全体として、科学的介護が推進されているところ、ケア
マネジメントについてもケアプラン情報の利活用を通じて質の向上を図って
いくことが重要である。



ICTの活用状況などを踏まえて更なる業務効率化に向けた検討を進めて
いくことが重要である。ケアプランの作成におけるAIの活用についても、実
用化に向けて引き続き研究を進めることが必要である。



公正中立性の確保も含めケアマネジメントの質を向上させていくためには、
ケアマネジャーが十分に力を発揮できる環境を整備していくことが重要であ
り、上記の業務効率化等の取組も含め、働く環境の改善等を進めていくことが
重要である。

〇 また、現在マイナンバー制度を活用した「国家資格等情報連携・活用システ
ム(仮称)」の構築について検討が行われているところであり、ケアマネジャ
ーに関する資格管理手続の簡素化等に向けて、こうしたシステムが活用でき
るような環境整備が必要である。
(福祉用具)
○ 介護保険制度における福祉用具については、制度施行当初からの状況の変
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