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介護保険制度の見直しに関する意見(案) (26 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29464.html
出典情報 社会保障審議会 介護保険部会(第104回 12/5)《厚生労働省》
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更に進める必要があり、情報共有や記録等の円滑化の視点、サービスの質の
確保や導入時の課題などの論点も含め、調査研究を進めるなど、現場での利
活用に当たって有用な取組を推進していくことが重要である。
(介護現場のタスクシェア・タスクシフティング)
○ 専門職をできる限り有効活用するという観点から、介護職員が行うべき業
務の切り分けを積極的に進める必要がある。生産性向上ガイドラインの活用
等による現場改善の取組について、地域における推進体制の整備と並行して、
更に推進する必要がある。
○ 介護現場における、いわゆる介護助手の活用については、適切な業務の切
り分けを進めつつ、令和4年度実証事業において導入状況や導入手順、業務
実態等に関する調査が行われている。また、今年度より、地域医療介護総合
確保基金を活用し、都道府県福祉人材センターなどに介護助手等のなり手の
掘り起こしや受入事業所への支援等を行う「介護助手等普及推進員」を配置
する事業が開始されている。
なお、介護助手という名称については、高齢者や女性も含め幅広い層から
の積極的な参画が促されるよう、名称について、現場の意見も踏まえながら、
引き続き検討していくことが必要との意見もあった。
○ 介護職員の業務負担軽減、介護サービスの質の確保の観点から、介護助手
に切り分け可能な業務や切り分けたときに効果が高いと見込まれる業務の
体系化、同じ職場で働く構成員としての介護助手の制度上の位置付けや評
価・教育のあり方も含め、サービス特性を踏まえた導入促進のための方策を
引き続き検討することが適当である。また、人材の確保については、社会福
祉協議会やシルバー人材センターなど、関係する団体とも連携しながら、特
定の年齢層に限らず若者も含め幅広い年齢層を念頭に置きつつ、柔軟に対応
することが必要である。
(経営の大規模化・協働化等)
○ 介護人材不足への対応や、安定的なサービス提供を可能とする観点からは、
介護の経営の大規模化・協働化により、サービスの品質を担保しつつ、管理
部門の共有化・効率化やアウトソーシングの活用などにより、人材や資源を
有効に活用することが重要である。
○ 令和3年度老人保健健康増進等事業においては、合併等の介護事業所の大
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