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資料1 手引きの見直しに係る方向性(案) (31 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29730.html
出典情報 データヘルス計画(国保・後期)の在り方に関する検討会 高齢者保健事業の実施計画(データヘルス計画)策定の手引きに係るワーキンググループ(第2回 12/13)《厚生労働省》
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令和4年11月17日

見直しの方向性(案)

第158回社会保障審議会医療保険部会

資料3

②新たに取り組むべき目標

高齢者への医療・介護の効果的・効率的な提供
○ 医療・介護の複合的なニーズを有する高齢者の増加が今後見込まれる中で、きめ細かな連携を通じ、効果的・
効率的に地域を支えていくことができるような取組をすべきという指摘や、都道府県・市町村が連携を強め、
高齢者保健事業や介護予防を一体的に取り組むことが重要との指摘があった。
⇒ 新たな目標として、医療・介護の両方にまたがるアプローチの重要性を関係者が認識し、医療・介護の効果
的・効率的な提供の重要性を踏まえた取組を推進することを位置づける。
見直しのポイント(案)
高齢者への医療・
介護の効果的・効
率的な提供



医療と介護の複合的なニーズを有する高齢者の増加が今後見込まれる中で、医療と介護にま
たがるアプローチの重要性を関係者が認識し、限られた医療・介護資源を効果的・効率的に
組み合わせて医療費適正化を推進するための新たな目標として、以下を位置づける。
-

医療・介護の機能連携を通じた効果的・効率的なサービス提供の推進
高齢期における疾病は、当該疾病の治療ニーズや引き続いて発生する介護ニーズにつながると考えられ
る。例えば、高齢者の骨折については、今後の高齢化の進展に伴い入院患者数・手術件数の増加が見込ま
れており、二次骨折の発生等により医療ニーズのみでなく介護ニーズも増加すると考えられることから、
急性期から回復期、在宅での介護や通院時の医療・介護の機能連携や適切な受診勧奨等を推進する。

-

高齢者の心身機能の低下に起因した疾病予防・介護予防
高齢期における疾病予防と介護予防が相互に影響し合うことを踏まえ、高齢者に対する保健事業・介護
予防事業を一体的に実施し、効率的に取り組むことができるように位置づける。

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