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資料3    オキシブチニン塩酸塩 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198111_00021.html
出典情報 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第23回 12/26)《厚生労働省》
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る。]
・重症筋無力症の患者[抗コリン作用により筋緊張の低下
がみられ症状が悪化するおそれがある。]
・本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
・授乳婦
●重要な基本的注意
・眼調節障害(視力障害、霧視等)、めまい、眠気があらわ
れることがあるので、本剤使用中の患者には、自動車の運
転等、危険を伴う機械の操作に注意させること。
・前立腺肥大症等の下部尿路閉塞疾患を有する患者に対し
ては、本剤使用前に残尿量測定を実施し、必要に応じて、
専門的な検査をすること。使用後は残尿量の増加に注意し、
十分な経過観察を行うこと。
・本剤使用により効果が認められない場合には、漫然と使
用せず、適切な治療を考慮すること。
・本剤の貼付により皮膚症状があらわれることがある。皮
膚刺激及び皮膚の角質層剥離等による血中濃度の上昇を避
けるため、貼付箇所を毎回変更すること。皮膚症状があら
われた場合には、ステロイド外用剤又は抗ヒスタミン外用
剤等を使用するか、本剤の一時休薬又は使用を中止するな
ど適切な処置を行うこと。
・抗コリン作用により発汗抑制が起こり、外部の温度上昇
に対する不耐性が生じて、急激に体温が上昇するおそれが
あるため、高温環境下で使用する場合は体温の上昇に注意
させること。
●特定の背景を有する患者に関する注意
(1)合併症・既往歴等のある患者
・下部尿路閉塞疾患(前立腺肥大症等)を合併している患

抗コリン作用により、尿閉を誘発するおそれがある。
・甲状腺機能亢進症の患者
抗コリン作用により、頻脈等の交感神経興奮症状が悪化す
るおそれがある。
・うっ血性心不全の患者
代償性交感神経系の亢進を更に亢進させるおそれがある。
・不整脈のある患者
頻脈性の不整脈を有している患者では、副交感神経遮断作

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