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障害保健福祉部[参考資料] (57 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/wp/yosan/yosan/23syokanyosan/gaiyou.html
出典情報 令和5年度各部局の予算案の概要(12/23)《厚生労働省》
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認知行動療法研修事業
令和5年度予算案:55百万円
令和4年度予算額:55百万円

概要

うつ病治療において、認知行動療法を薬物療法と併せて実施することによって自殺のリスクを下げることが
知られており、認知行動療法を普及させることは自殺対策としての有用性が高いと考えられる。また、摂食障
害等の治療においても認知行動療法が用いられている。このため、主に専門的にうつ病等の患者の治療に携わ
る者に対し、その普及を図るための研修を行う。
【認知行動療法とは】
 認知に働きかけて気持ちを楽にする精神療法(心理療法)で、うつ病等になりやすい考え方の偏りを、面接
を通じて修正していくものであり、海外ではうつ病等の精神疾患に対する治療効果・有効性が示され、広
く用いられている。
 一方、国内では十分に普及しておらず、各方面から普及についての必要性が指摘されている。

認知行動療法を実施するに
あたって必須となる基礎的
な理論や技法について研修

研修実施団体
スーパーバイザーによる
定期的・継続的な指導

集合研修会
(2日間)

認知行動療法の実践(4~6ヶ月)

研修修了

研修課程は厚生労働科学研究「精神療法の実施方法と有効性に関する研究」で作成した認知行動療法の研修マニュアルに沿ったものとする。

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