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資料3-9 吉田先生提出資料 (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00395.html
出典情報 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード (第114回 1/17)《厚生労働省》
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なお、換気の難しい環境や粉塵が⼤量に⽣じる状況の場合は N95 マスクの利⽤も考慮しますが、N95 マ
スクの必要な場⾯については、4.COVID-19 確定例への PPE の選択【エアロゾルへの対策】を参照
してください。
感染者の病室外での回収作業では、⼿袋、サージカルマスク、⾐服にリネンが触れる場合はエプロンを
着⽤し、前後に⼿指衛⽣を⾏うなど標準予防策に準じて対応します。回収したリネンを⽔溶性ランドリ
ーバッグやプラスチック袋に⼊れて運搬することで、回収・運搬作業者の安全を確保し、搬送経路の汚
染を予防できます。
4) 透析患者への対応

新型コロナウイルスに感染した患者に透析が必要な状況となった場合も、標準予防策を実施した上で、
⾶沫感染予防策と接触感染予防策を⾏う対応に変わりはありません。透析に⽤いた排液については、
HBV、HCV、HIV の場合と同様の取り扱いで対応していただいて良いと考えられます。
出張透析を⾏う場合、医療スタッフが病室内に⻑時間滞在しなくても安全に患者のモニタリングが⾏え
るよう⼯夫することが勧められます。
5) ⾯会

感染者が増加している地域の医療機関では、⾯会者による感染症の持ち込みも懸念されるため、状況に
応じて⾯会時の条件設定を検討することが勧められます。ちなみに政府新型コロナウイルス感染症対策
本部決定「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処⽅針」
(令和 4 年 11 ⽉ 25 ⽇変更)は、
『医療機
関及び⾼齢者施設等における⾯会については、⾯会者からの感染を防ぐことは必要であるが、⾯会は患
者や利⽤者、家族にとって重要なものであり、地域における発⽣状況等も踏まえるとともに、患者や利
⽤者、⾯会者等の体調やワクチン接種歴、検査結果等も考慮し、対⾯での⾯会を含めた対応を検討する
こと。
』としています。
多くの医療機関において検討されている項⽬を、⼀例として以下に列挙します。
<⾯会可否判断のための検討項⽬>
① 地域の流⾏状況
② ⾯会を受け⼊れる病棟(感染症病床や易感染患者を収容している病棟は特に厳しい⾯会制限が適応
される場合が多い)
③ ⾯会希望者の健康状態・感染徴候の有無
④ ⾯会希望者のワクチン接種歴、感染・濃厚接触者との接触歴
<⾯会ルールの例>
① ⾯会できる時間帯と1回あたりの滞在時間の制限
② ⾯会者と⼈数の制限(成⼈家族、2 名以内など)
③ ⾯会希望者の健康確認
④ ⾯会対象者の制限(1 週間以上の⻑期⼊院患者に限るなど)
⑤ マスク着⽤、⼿指衛⽣の徹底
⑥ 病室内、談話室、喫茶室等での飲⾷禁⽌
⑦ ⾯会中の換気

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