よむ、つかう、まなぶ。
資料3-9 吉田先生提出資料 (7 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00395.html |
出典情報 | 新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード (第114回 1/17)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
全ての医療機関に COVID-19 患者が受診する可能性があるため、COVID-19 を疑う症状(※)がみら
れる患者に対し、受診の⽅法(受付の場所、事前連絡の必要性や⽅法など)を病院ホームページや⼊⼝
付近に掲⽰物等で案内してください。また、全ての外来受診患者に対して、病院⼊⼝や受付などで
COVID-19 を疑う症状(※)の有無について、体温測定や問診票を⽤いるなどして確認することが望
ましいでしょう。コロナを疑う症状の有無に関わらず、ユニバーサル・マスキングとして、年齢、病状
が許す限り患者にも不織布またはサージカルマスクの着⽤を求めます。さらに COVID-19 を疑う症状
(※)のある患者には他の患者とは⼀定の距離を保つことが可能な専⽤の待機場所に案内し、できる
だけ早く診察を⾏います。
※COVID-19 を疑う症状
咽頭痛(発症初期に咽頭違和感、嗄声が⾒られることがある)
、発熱、咳、全⾝倦怠感、関節・筋⾁
痛、頭痛、⿐汁・⿐閉、下痢、嘔気・嘔吐、呼吸困難、味覚・嗅覚障害、眼の痛みや結膜の充⾎、な
ど
7) ⼊院患者への対応(⼀般患者および COVID-19 疑い例)
・⼀般の⼊院患者
新規の⼊院、転院患者を受け⼊れる場合は、来院時および過去 7 ⽇以内に COVID-19 を疑う症状(上
記※)が本⼈及び同居者に出現していないかを確認します。また、⼊院後も症状の出現について注意
深く観察を⾏います。症状が認められる場合は疑い例と判断し、必要な検査(抗原検査、PCR 検査な
ど)と疑い例としての以下の対応を⾏います。また、患者にも、病室内に⾃⾝以外の⼈がいる場合や室
外に出る際には、できるだけマスクを着⽤してもらうよう協⼒を依頼します。
・COVID-19 疑い例
原則として個室管理が勧められます。同時に多数の疑い例が発⽣した場合はコホーティングも考慮せ
ざるを得なくなりますが、疑い例の中には新型コロナウイルスの感染者と⾮感染者が混在し、患者間
の感染伝播が⽣じる可能性があるため安易なコホーティングの実施は勧められません。
8) COVID-19 確定例への⼊院対応
・病室の割り当て
感染確定例は隔離の対象となります。個室での管理が望ましいですが、コホーティングを⾏うことも
あります。病棟全体のゾーニング(専⽤病棟化)は基本的に必要ありません。インフルエンザ流⾏時と
同じように、病室単位(室内をレッド、ドア周囲をイエロー、ドアの外をグリーン)とする対応も可能
です(図1)。明らかに病室内から廊下へ空気が流れるといったことがないように、空調換気設備の吸排
気の設定や適切なメンテナンス、必要に応じたクリーンパーティションの利⽤等により、可能な限り
空気の流れが廊下から病室内に向かうように⼯夫します。
9) 陰圧室の利⽤の対象
施設内に陰圧空調を備えた病室が設置されている場合には、エアロゾル産⽣⼿技が⾼頻度に実施され
る患者や激しい咳のある患者を優先的に収容することが勧められます。陰圧空調設備の有無にかかわ
らず、エアロゾル産⽣⼿技を実施する医療者は N95 マスクを含めた適切な個⼈防護具(表 2、図 2)
を着⽤する必要があります。
6
れる患者に対し、受診の⽅法(受付の場所、事前連絡の必要性や⽅法など)を病院ホームページや⼊⼝
付近に掲⽰物等で案内してください。また、全ての外来受診患者に対して、病院⼊⼝や受付などで
COVID-19 を疑う症状(※)の有無について、体温測定や問診票を⽤いるなどして確認することが望
ましいでしょう。コロナを疑う症状の有無に関わらず、ユニバーサル・マスキングとして、年齢、病状
が許す限り患者にも不織布またはサージカルマスクの着⽤を求めます。さらに COVID-19 を疑う症状
(※)のある患者には他の患者とは⼀定の距離を保つことが可能な専⽤の待機場所に案内し、できる
だけ早く診察を⾏います。
※COVID-19 を疑う症状
咽頭痛(発症初期に咽頭違和感、嗄声が⾒られることがある)
、発熱、咳、全⾝倦怠感、関節・筋⾁
痛、頭痛、⿐汁・⿐閉、下痢、嘔気・嘔吐、呼吸困難、味覚・嗅覚障害、眼の痛みや結膜の充⾎、な
ど
7) ⼊院患者への対応(⼀般患者および COVID-19 疑い例)
・⼀般の⼊院患者
新規の⼊院、転院患者を受け⼊れる場合は、来院時および過去 7 ⽇以内に COVID-19 を疑う症状(上
記※)が本⼈及び同居者に出現していないかを確認します。また、⼊院後も症状の出現について注意
深く観察を⾏います。症状が認められる場合は疑い例と判断し、必要な検査(抗原検査、PCR 検査な
ど)と疑い例としての以下の対応を⾏います。また、患者にも、病室内に⾃⾝以外の⼈がいる場合や室
外に出る際には、できるだけマスクを着⽤してもらうよう協⼒を依頼します。
・COVID-19 疑い例
原則として個室管理が勧められます。同時に多数の疑い例が発⽣した場合はコホーティングも考慮せ
ざるを得なくなりますが、疑い例の中には新型コロナウイルスの感染者と⾮感染者が混在し、患者間
の感染伝播が⽣じる可能性があるため安易なコホーティングの実施は勧められません。
8) COVID-19 確定例への⼊院対応
・病室の割り当て
感染確定例は隔離の対象となります。個室での管理が望ましいですが、コホーティングを⾏うことも
あります。病棟全体のゾーニング(専⽤病棟化)は基本的に必要ありません。インフルエンザ流⾏時と
同じように、病室単位(室内をレッド、ドア周囲をイエロー、ドアの外をグリーン)とする対応も可能
です(図1)。明らかに病室内から廊下へ空気が流れるといったことがないように、空調換気設備の吸排
気の設定や適切なメンテナンス、必要に応じたクリーンパーティションの利⽤等により、可能な限り
空気の流れが廊下から病室内に向かうように⼯夫します。
9) 陰圧室の利⽤の対象
施設内に陰圧空調を備えた病室が設置されている場合には、エアロゾル産⽣⼿技が⾼頻度に実施され
る患者や激しい咳のある患者を優先的に収容することが勧められます。陰圧空調設備の有無にかかわ
らず、エアロゾル産⽣⼿技を実施する医療者は N95 マスクを含めた適切な個⼈防護具(表 2、図 2)
を着⽤する必要があります。
6