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資料1 診療用放射線照射装置使用室に設置されたCTエックス線装置の使用方法について (6 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000211244_00004.html
出典情報 医療放射線の適正管理に関する検討会(第2回 1/26)《厚生労働省》
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画像誘導密封小線源治療について


画像誘導密封小線源治療(image-guided brachytherapy; IGBT)は、CT画像を用いて三次元的に治療計画
を立てる治療手法。従来法(単純エックス線画像を用いた二次元治療計画)と比較し、線源、病巣及び正常臓
器の位置関係を三次元的に把握できるため、線量を正確に評価することが可能。



IGBTは、RALS室内に設置されたCT装置を使用して同室で治療を行う方法と、RALSを用いた放射線治療に
使用する器具を挿入してからエックス線診療室のCT装置で撮影し、治療時にRALS室に移動する方法がある。



RALSとCT装置が同室に設置されている場合には器具の挿入から治療計画用CT画像の撮影、照射まで同
一の寝台上にて全て行うことが可能で、移動等に伴う事故のリスクを減らせる事や正確な線量評価が出来る
点で優れている。また、同一診察室で治療を行う事で羞恥心への配慮も出来る。

(山梨大学医学部付属病院より提供)
RALS線源
収納容器

CT装置

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