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2019年09月06日(金)
[医療提供体制] 在宅医療の評価指標で議論 医療・介護連携に関するWG
- 厚生労働省医政局が6日に開いた「在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ」では、第7次医療計画の中間見直しに向けて、在宅医療に関する評価指標の在り方が議題に上った。構成員からは看取りや急変時の対応などの目標数値を都道府県が設定することに対して、定性的な視点も組み込むなど慎重な対応を求める声があった(p8参照)(p38~p39参照)(p43~p54参照)。 事務局が検討事項としたのは、在宅医療・・・
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2019年09月06日(金)
[医療提供体制] 「再編統合」、病床削減や機能分化・連携など含む 厚労省
- 厚生労働省は6日の「地域医療構想に関するワーキンググループ」で、公立・公的医療機関などの「再編統合」について、吸収・合併という意味に限らず、病床規模の縮小(ダウンサイジング)や病床機能の分化・連携なども含まれるとの考え方を示した(p37参照)。 地域医療構想を実現させるため、厚労省は2019年のうちに全ての医療機関の診療実績データの分析を完了させる。その上で、「診療実績が少ない」「診療実績が他と類似・・・
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2019年09月06日(金)
[医療提供体制] 地域医療構想区域内、「所在地が近接」で判断基準 厚労省
- 厚生労働省は6日の「地域医療構想に関するワーキンググループ」(WG)に、地域医療構想区域内で公立・公的医療機関同士の所在地が近接しているかどうかの判断基準を提案した。判断の目安として、自動車での移動時間が「20分以内」「30分以内」などを例に挙げた(p64参照)。こうした厚労省案に強い反対意見は出なかった。 地域医療構想の実現に向け、厚労省は、公立・公的医療機関のがんや脳卒中、救急医療など9領域の診療・・・
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2019年09月06日(金)
[医療提供体制] 在宅医療提供状況の「見える化」でデータの集計項目案
- 第7次医療計画の中間見直しに向けて、厚生労働省医政局は療養病床(医療区分1)の患者が退院後に受けた在宅医療・介護サービスの状況や、全国の医療機関による在宅医療の実施状況・患者数の集計などに着手する。国保データベース(KDB)を活用する事業。「在宅医療及び医療・介護連携に関するワーキンググループ」で6日、データの集計項目案を示した(p21参照)(p23~p25参照)(p27~p35参照)。 国民健康保険中央会・・・
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2019年09月06日(金)
[医療提供体制] NDBオープンデータの一部集計値に誤り 厚労省
- 厚生労働省は6日、「レセプト情報等の提供に関する有識者会議」の会合で、8月27日に公表したNDBオープンデータ(第4回)と健康保険法等の一部を改正する法律について報告した(p1参照)。 NDBオープンデータの公表について、厚労省は、今回の公表分から追加した項目などを説明。新たに一部の診療行為(初・再診料など)に対して「二次医療圏別」の集計が行えるようになったという。公表データの対象期間は、一部の項目を除・・・
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2019年09月06日(金)
[医療提供体制] 放射線技師カリキュラムに「実践臨床画像学」新設へ
- 厚生労働省は6日、「診療放射線技師学校養成所カリキュラム等改善検討会」(座長=北村聖・国際医療福祉大医学部長)の会合で、カリキュラム改正に関する「調整案」を示した(p3~p11参照)。検討会の構成員から反対意見は出なかった。次の会合で「実践臨床画像学」の新設などを盛り込んだ報告書案を提出する予定。報告書の取りまとめを経て省令が改正され、2020年度の入学生から新たなカリキュラムが適用される見通し。 検討・・・
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2019年09月05日(木)
[がん対策] がんゲノム医療拠点病院、地域ごとの整備数を提示 厚労省
- 厚生労働省は5日の「がんゲノム医療中核拠点病院等の指定に関する検討会」に、新設される「がんゲノム医療拠点病院」(拠点病院)の地域ブロックごとの整備数を示した。厚労省は7つの地域ブロックのうち、拠点病院を関東・信越に10カ所以上、近畿に約5カ所、東海・北陸に約4カ所などを整備する方針で、9月中旬ごろに計約30カ所指定する(p5参照)。初回の指定期間は2022年3月31日まで。 5日の検討会で厚労省は、16年の「全・・・
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2019年09月05日(木)
[介護] 介護留学生、前年度から倍増の2千人超 介護福祉士養成施設協調査
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- 介護福祉士養成施設への入学者数と外国人留学生(平成27年度から令和元年度)《日本介護福祉士養成施設協会》
- 発信元:日本介護福祉士養成施設協会 カテゴリ: 医療提供体制 社会福祉
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2019年09月04日(水)
[医療提供体制] 被保険者番号履歴の活用の仕組みで論点提示 厚労省検討会
- 厚生労働省は4日の「医療等情報の連結推進に向けた被保険者番号活用の仕組みに関する検討会」に、被保険者番号履歴の照会・回答システムを活用する主体の基準などに関する論点を示した(p26参照)。議論では、照会・回答システムの活用主体に関係学会のDBを含めるべきかどうかで意見が分かれた。厚労省は、早ければ月内にも開催する次の会合で、議論の取りまとめを目指す。 厚労省は4日の会合で、被保険者番号を活用する仕・・・
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2019年09月03日(火)
[救急医療] 8月26日-9月1日の熱中症による救急搬送者数は1,262人 消防庁
- 消防庁が3日に公表した、8月26日-9月1日の「熱中症による救急搬送人員数(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員数は1,262人で、前年に比べて2,731人少なかった。4月29日からの累計は、6万1,250人となったが、前年に比べると3万1,268人少ない(p1~p2参照)。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、乳幼児(生後28日以上7歳未満)9人(0.7%)、少年(7歳以上18歳未満)140人(11.1%)、成人(18歳以上65歳未満)435人・・・
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2019年09月02日(月)
[病院] 病院報告 19年5月分概数 厚労省
- 厚生労働省は2日、2019年5月分の「病院報告(概数)」を公表した。病院の詳細なデータは以下の通り(p1参照)。●平均在院日数:▽全病床平均/28.3日(前月比1.4日増)▽一般病床/16.5日(0.7日増)▽療養病床/140.1日(8.2日増)▽介護療養病床/326.0日(40.7日増)▽精神病床/265.6日(6.5日増)▽結核病床/69.3日(8.9日増)●1日平均患者数:▽在院患者数/122万1,607人(1万4,452人減)▽外来患者数/127万2,991人(7万4,33・・・
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2019年09月02日(月)
[経営] 9月2日付 福祉医療機構(医療貸付)主要貸付利率表
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- 独立行政法人福祉医療機構(医療貸付)主要貸付利率表(9/2)《福祉医療機構》
- 発信元:独立行政法人福祉医療機構 カテゴリ: 医療提供体制
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2019年09月02日(月)
[医療提供体制] 健康確保措置の履行、立入検査で確認 働き方改革で厚労省
- 2024年度に導入される医師の時間外労働の上限規制で、厚生労働省は2日の「医師の働き方改革の推進に関する検討会」に、追加的健康確保措置の実施を担保するスキームや、「医師労働時間短縮計画」の策定義務化対象や記載項目などについての案を提示した。勤務間インターバルの確保や、時間外労働が月100時間超となった場合の面接指導などの追加的健康確保措置は、医療法に基づく立入検査時の確認事項とし、未実施の場合は都道府県・・・
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2019年08月30日(金)
[医療提供体制] 医療・介護等データ利活用基盤高度化に9.1億円 総務省
- 総務省は8月30日、2020年度予算の概算要求の概要を公表した。一般会計の要求額は17兆1,928億円で、前年度予算よりも5,633億円増えた。「医療・介護・健康データ利活用基盤高度化の推進」については、前年度比3,000万円増の9億1,000万円を計上した(p2参照)。 データ利活用基盤高度化に関しては、ICT(情報通信技術)を活用した医療・介護・健康分野のネットワーク化を推進する狙いがある。5Gや4K・8Kなどの新たな通信・放・・・
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2019年08月29日(木)
[医療提供体制] タスク・シフティングに取り組む医療機関に補助金 厚労省
- 厚生労働省医政局は、「タスク・シフティング等勤務環境改善推進事業」の間接補助事業者の公募を始めた。医師の実施する業務のほかの職種への移管や、ICT(情報通信技術)などを導入して勤務環境の改善への取り組みを始める医療機関や医療関係団体に対して、新たにかかる費用の2分の1を補助する(p1参照)。 補助の対象となるのは、「個別医療機関における勤務環境改善に係る先進的取組」と「医療関係団体(学会や市民団体・・・
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2019年08月29日(木)
[医療提供体制] iPS細胞など世界最先端医療研究に1,034億円 文科省
- 文部科学省はこのほど、2020年度予算の概算要求の概要を公表した。一般会計の要求額は総額で5兆9,688億6,900万円(前年度比6,485億4,900万円増)。iPS細胞を含む世界最先端医療の実現を目指す「健康・医療分野の研究開発の推進」については、前年度比180億5,800万円増の1,034億3,000万円を計上した(p55参照)(p104参照)(p4参照)(p46参照)。 健康・医療分野の研究開発に関しては、iPS細胞などによる世界・・・
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2019年08月29日(木)
[がん対策] 予算概算要求でがん対策に400億円 厚労省・健康局
- 厚生労働省・健康局は2020年度予算の概算要求で、前年度の当初予算額よりも72億円(1.9%)増の3,897億円を求めた(p3参照)。このうち、がん対策に30億円増の400億円を計上し、医療体制の充実やがんの予防などを推進する(p11参照)。 健康局の概算要求額のうち、各対策で前年度からの伸び率が最も大きいのが、「がん対策」(8.1%増)。このうち、医療体制の充実に210億円を計上し、がんゲノム医療の情報を集約・管理・・・
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2019年08月29日(木)
[医療提供体制] 医療の勤務環境改善推進事業に41.8億円 医政局
- 厚生労働省の医政局は2020年度予算の概算要求で、前年度当初予算額よりも229億8,700万円(10.8%)増の2,351億2,000万円を求めた(p1参照)。このうち、タスク・シフティング(業務の移管)などの医療勤務環境改善推進事業に41億8,000万円を計上し、医療従事者の働き方改革を進める(p6参照)。 厚労省はこの事業で、タスク・シフティングなどの勤務環境の改善や医師の労働時間の短縮に取り組む医療機関に対して必要な・・・
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2019年08月28日(水)
[医療提供体制] 公認心理師法施行規則を一部改正へ 厚労省・文科省
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- 公認心理師法施行規則の一部を改正する省令(案)に関する御意見募集(パブリックコメント)について(8/28)《厚生労働省・文部科学省》
- 発信元:厚生労働省 社会・援護局 障害保健福祉部精神・障害保健課 文部科学省 高等教育局 専門教育課 カテゴリ: 医療提供体制
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2019年08月27日(火)
[医療提供体制] 健康長寿医療センターの業務実績評価書を公表 東京都
- 東京都はこのほど、地方独立行政法人東京都健康長寿医療センターの業務実績評価書を公表した。第3期中期目標期間(2018-22年度)の初年度となった18年度の計画については、「おおむね着実な業務の進捗状況にある」と評価した(p9参照)。ただ、転倒・転落事故発生率などが目標値に達していない(p30参照)。 業務実績評価書では、18年度の計画の各項目を5段階で評価しており、全20項目のうち、「医療の質の確保・向上・・・
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2019年08月27日(火)
[病院] 医療施設動態調査 19年度6月末概数 厚労省
- 厚生労働省は27日、「医療施設動態調査(2019年6月末概数)」を公表した。詳細は以下の通り。●施設数【病院】▽全体/8,318施設(前月比6施設減)▽精神科病院/1,054施設(増減なし)▽一般病院/7,264施設(6施設減)▽療養病床を有する病院(再掲)/3,679施設(7施設減)▽地域医療支援病院(再掲)/608施設(増減なし)【一般診療所】▽全体/10万2,448施設(52施設増)▽有床診療所/6,697施設(9施設減)▽療養病床を有する一般・・・
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2019年08月27日(火)
[救急医療] 19日-25日の熱中症による救急搬送者数は3,227人 消防庁
- 消防庁が27日に公表した、19日-25日の「熱中症による救急搬送人員数(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員数は3,227人で、前年に比べて1,676人少なかった。4月29日からの累計は、5万9,988人となったが、前年に比べると2万8,537人少ない(p1~p2参照)。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、乳幼児(生後28日以上7歳未満)19人(0.6%)、少年(7歳以上18歳未満)266人(8.2%)、成人(18歳以上65歳未満)1,290人(4・・・
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2019年08月26日(月)
[看護] 特定行為研修機関などを指定、パッケージ研修の認定も 厚労省
- 厚生労働省は8月26日、保健師助産師看護師法に基づく特定行為研修の指定研修機関などの指定を行ったと発表した。具体的内容は、指定研修機関の指定21件、特定行為区分の変更承認12件。このほか2020年度から開始される領域別パッケージ研修が4件認定された。うち3件は「在宅・慢性期領域」、1件は「在宅・慢性期領域」と「術中麻酔管理領域」の認定(p1~p8参照)。・・・
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2019年08月23日(金)
[医療提供体制] 第三者評価受審を特定機能病院の承認要件に追加へ 厚労省
- 厚生労働省は8月23日の「特定機能病院及び地域医療支援病院のあり方に関する検討会」に、特定機能病院の承認要件に、第三者評価の受審などを追加する見直し案を提示した。審査状況や指摘を受けた事項の改善策を公表することも、要件として求める考え。 特定機能病院の承認要件については、2017年の医療法改正や18年の医療法施行規則の改正でも、ガバナンス体制の強化(医療安全管理責任者、医療安全に関する監査委員会の設置な・・・
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2019年08月23日(金)
[救急医療] 19年7月の熱中症による救急搬送、前年比3.7万人減の1万6,431人
- 2019年7月の熱中症による救急搬送人員数は1万6,431人で、前年よりも3万7,789人少なかったことが、消防庁が8月23日に公表した「熱中症による救急搬送状況」で明らかになった。 年齢区分別にみると、高齢者が最も多く8,772人(構成比53.4%)。次いで、成人5,544人(33.7%)、少年1,988人(12.1%)、乳幼児127人(0.8%)の順だった(p2参照)(p7参照)。 また、初診時の傷病程度は、軽傷1万315人(62.8%)、中等症5・・・
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