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2009年12月15日(火)
[新型インフル] 健康な成人も海外ワクチンの輸入確保で、接種可能に
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- 新型インフルエンザ(A/H1N1)ワクチン接種の基本方針(12/15)《内閣官房》
- 発信元:内閣官房 新型インフルエンザ対策本部 カテゴリ: 新型インフル
基本方針では、(1)各事業実施主体の役割(2)優先的に接種する対象者(3)ワクチンの確保(4)接種の実施(5)費用負担(6)ワクチンの安全性及び有効性の確保と健康被害の救済―などが整理されている(p1~p4参照)。ワクチンの確保では、接種対象者に順次必要なワクチンを供給で・・・
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2009年12月15日(火)
[予算] 平成22年度予算基本方針、医療・介護には高い投資効果
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政府は12月15日に、平成22年度予算編成の基本方針を決定した。医療・介護については、「社会保障分野への投資は、幅広い雇用の受け皿を国民に提供するだけでなく、中期的には高い投資効果が期待できる」としているものの、具体的な予算配分については触れられていない(p2参照)。
また、診療報酬引上げをうたったマニフェストについては、「総理の統括のもと、国家戦略室及び『予算編成に関する閣僚委員会』において検討・・・
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2009年12月11日(金)
[病院] 委員からガバナンス強化への提案が行われる
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内閣府が12月11日に開催した、独立行政法人ガバナンス検討チーム会議で配付された資料。この日は、志賀委員らが作成した取りまとめ案に基づき、国立高度専門医療センターの財務および組織ガバナンス(法令遵守)について議論を行った。
取りまとめ案では、(1)理事長、理事、監事に対するチェック&バランスの仕組みの導入(2)行政刷新会議内に独立行政法人ガバナンス委員会の設置(3)理事会の直轄機関として、執行役員から・・・
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2009年12月10日(木)
[規制改革] 株式会社による病院経営の効果は「不明」 規制改革会議
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- 構造改革特別区域推進本部 評価・調査委員会 医療・福祉・労働部会(第26回 12/10)《内閣官房》
- 発信元:内閣官房 地域活性化統合事務局 カテゴリ: 医療制度改革
資料には、株式会社による病院経営についての平成21年度調査結果が示されている。評価・調査委員会による調査結果では、特例措置の効果発現については、「地域医療機関等との連携はある」としているものの、限定的であり現状では特区の効果といえるかどうか「・・・
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2009年12月08日(火)
[病院] 国立高度専門医療センターの財務状況等を厚労省よりヒアリング
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政府が12月8日に開催した、独立行政法人ガバナンス検討チーム会議で配付された資料。この日は、財務関係について、厚生労働省からヒアリングを行った。
資料には、独法化後の国立高度専門医療センターの財務状況(p3~p48参照)が提示されている。また、聖路加国際病院の歴史や経営戦略、事業・資金・採算計画などを紹介している(p75~p94参照)。
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2009年12月04日(金)
[規制改革] 医師不足問題、診療看護師資格の創設を提案
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- 規制改革会議(第5回 12/4)《内閣府》
- 発信元:内閣府 規制改革・民間開放推進会議 カテゴリ: 医療制度改革
資料には、今後、更なる規制改革の推進に向けて、取り組むべく20分野の重要課題をまとめている(p2~p61参照)。医療分野については、(1)保険外併用療養(いわゆる「混合診療」)の在り方の見直し(2)医療情報に係る改革(レセプト等の電子情報の利活用の促進と直接審査など保険者機能の強化)(3)診療看護師資・・・
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2009年12月03日(木)
[病院] 国立高度専門医療センター長からヒアリングを実施
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政府が12月3日に開催した、独立行政法人ガバナンス検討チーム会議で配付された資料。この日は、国立高度専門医療センターの各総長からヒアリングを行った。
資料には、各センターからの提出資料(p3~p293参照)が提示されているほか、国立高度専門医療センターの今後のあり方についての有識者会議への対応状況(p294~p299参照)などが整理されている。
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2009年12月01日(火)
[税制] 診療報酬に係る非課税措置は一時凍結か 政府税調
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政府が12月1日に開催した、税制調査会で配付された資料。この日は、一次査定案に基づいた議論が行われた。
厚労省関係では、(1)肝機能障害を身体障害に含めることに伴う税制優遇措置の拡充(2)地域医療機能支援機構の設立に伴う社会保険病院等に必要な非課税措置の創設等(3)国保制度見直しに伴う課税限度額の引き上げと、減額基準割合の緩和(4)高齢者向け優良賃貸住宅建設促進税制の延長―などが認められる・・・
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2009年11月30日(月)
[22年度予算] 今後も事務事業の横断的見直しを行っていく 行政刷新会議
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内閣府が11月30日に開催した、行政刷新会議で配付された資料。この日は、ワーキンググループにおける「事業仕分け」の評価結果について報告が行われた。
行政刷新会議ワーキンググループは、11月24日に「事業仕分け」の後半を開始し、平成22年度予算の概算要求の無駄を削る9日間の事業仕分けを終了した。資料では、事業仕分け(11日~13日、16日、17日、24日~27日実施)の評価結果を掲載している(p3~p70参照)。
「事業・・・
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2009年11月27日(金)
[病院] 国立高度医療センターの法令遵守等を議論 内閣府
- 政府がこのほど開催した、独立行政法人ガバナンス検討チーム会議の初会合で配付された資料。この会議は、独立行政法人のガバナンスのあり方(法令遵守など)を検討するために設置されたもので、まず(1)国立がんセンター(2)国立循環器病センター(3)国立精神・神経センター(4)国立国際医療センター(5)国立成育医療センター(6)国立長寿医療センター―の6つの国立高度医療センターについて集中的に検討を加えるとしている・・・
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2009年11月26日(木)
[税制] 診療報酬に係る消費税などの特例措置、認められず
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政府が11月26日に開催した、税制調査会で配付された資料。この日は、税制改正要望の集中審議が行われた。
厚生労働省からは、26項目にわたる税制改正の要望が提出された(p3~p22参照)。中でも医業継続に係る相続税・贈与税の納税猶予等の特別措置の創設については、持分あり医療法人が出資持分に係る相続税により医業の継続が困難になることから、相続税納税の3年間の猶予および一定の条件を満たした場合の猶予税額の免除・・・
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2009年11月19日(木)
[22年度予算] 「事業仕分け」前半における議論を報告 行政刷新会議
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内閣府が11月19日に開催した、行政刷新会議で配付された資料。この日は、ワーキンググループにおける「事業仕分け」の評価結果について報告が行われた。
行政刷新会議ワーキンググループは、11月11日に「事業仕分け」の初日を向かえ、これまで5回にわたり、公開の場において、外部の視点も入れながら、それぞれの事業ごとに要否等を議論し予算の見直しを行ってきた。資料では、事業仕分け(前半:11日、12日、13日、16日、17日・・・
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2009年11月17日(火)
[経営] 福祉医療機構基金、全額を国庫に返納 行政刷新会議
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内閣府が11月17日に開催した、行政刷新会議ワーキングチーム「事業仕分け」で配付された資料。
この日は、独立行政法人福祉医療機構などが仕分け対象として議論が行われた。福祉医療機構基金の運用益で行っている仕組みは、近年、金利が低水準で推移している中、事業の運営として非効率な面があることから、基金相当額の全部を国に返納し、必要額を毎年度の予算措置に切り替えるべきではないかなどとされ(p6~p10参照)、見・・・
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2009年11月16日(月)
[介護] 介護支援専門員資格向上事業、予算要求縮減 行政刷新会議
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内閣府が11月16日に開催した、行政刷新会議ワーキングチーム「事業仕分け」で配付された資料。
この日は、労災レセプト電算処理システム(p12~p15参照)や介護サービス適正実施指導事業(p16~p20参照)、介護支援専門員資格向上事業(p21~p25参照)などが仕分け対象として議論が行われた。介護サービス適正実施指導事業は自治体実施と結論。介護支援専門員資格向上事業は、国の予算補助事業としては、何に対する補助・・・
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2009年11月13日(金)
[医療IT] 総務省の遠隔医療推進事業などの来年度予算計上見送り
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内閣府が11月13日に開催した、行政刷新会議ワーキングチーム「事業仕分け」で配付された資料。
この日は、総務省の安全・安心i-city推進事業などが仕分け対象として議論が行われた。安全・安心i-city推進事業では、遠隔医療や災害対策などを中心に、地域の安全・安心の早期実現、全国各地域へのICTの普及拡大を目的とする事業である(p13~p16参照)。議論の結果、本事業については来年度の予算計上は見送りとされている・・・
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2009年11月12日(木)
[医薬品] 新薬のGMP調査実施主体の拡大を前向きに検討
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政府は11月12日に、構造改革特別区の第15次提案等に対する対応方針を発表した。
医療・介護関係を見てみると、「新医薬品の製造販売承認後に係るGMP調査(医薬品等の製造所における製造管理及び品質管理の方法に関する基準適合調査)の実施主体の拡大」について、今後前向きに検討を進める事項とされている(p9参照)。
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2009年11月12日(木)
[医師確保] 医師確保等の補助金、予算要求縮減 行政刷新会議
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内閣府が11月12日に開催した、行政刷新会議ワーキングチーム「事業仕分け」で配付された資料。
この日は、厚生労働省所管事項のうち、医師確保、救急・周産期対策の補助金等(一部モデル事業)(p10~p17参照)や、健康増進対策費(女性の健康支援対策事業委託費)(p19~p22参照)、社会保障カード(p30~p40参照)などが仕分け対象として議論が行われた。その結果、医師確保、救急・周産期対策の補助金等(一部モデル・・・
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2009年11月11日(水)
[新型インフル] 英国等からの輸入ワクチンを特例承認する政令を施行
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内閣は11月11日に、薬事法第14条の3第1項の政令で定める医薬品等を定める政令を公布した。この政令は、薬事法第14条の3第1項に定める「特例承認」の対象医薬品として、英国、カナダ、ドイツ、フランスから輸入した新型インフルエンザワクチンを指定するもの(p1参照)。
特例承認とは、医薬品の審査・承認において治験等を省き、薬事・食品衛生審議会の意見に基づいて承認するというものである(p6~p7参照)。
なお、・・・
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2009年11月11日(水)
[診療報酬] 開業医と勤務医の平準化を提言 行政刷新会議
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内閣府が11月11日に開催した、行政刷新会議ワーキングチーム「事業仕分け」で配付された資料。ワーキングチームでは、各省庁の事業を「社会から本当に求められているか?」「国が担わないといけないか?」といった観点から仕分けし、来年度予算から無駄を排除する方針である(p4参照)。
この日は、厚生労働省所管事項のうち、診療報酬の配分(p20~p25参照)や、後発品のある先発品などの薬価の見直し・・・
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2009年11月09日(月)
[22年度予算] 診療報酬や入院時の食費が仕分け対象に 行政刷新会議
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内閣府が11月9日に開催した、行政刷新会議で配付された資料。この日は、来年度予算編成に向けた事業仕分けの対象案が示された。
厚生労働省関係では、(1)診療報酬の配分(勤務医対策等)(2)入院時の食費・居住費のあり方(3)レセプトオンライン導入のための機器の整備等の補助―などがあげられている(p7~p19参照)。
会議では、11月中旬から具体的な仕分けを行い、11月下旬には仕分け結果をまとめ、12月末の予算編成・・・
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2009年11月06日(金)
[税制] 平成22年度税制改正要望について各省よりヒアリング
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政府が11月6日に開催した、税制調査会で配付された資料。この日は、平成22年度税制改正要望について、各省からヒアリングを行った。
資料には、(1)財務省(2)総務省(3)農林水産省(4)厚生労働省(5)内閣府(6)外務省(7)防衛省―から提示された平成22年度税制改正要望が提示されている。
厚労省からは、子ども手当の創設や、求職者支援など雇用のセーフティネットの拡大といった新規要望事項や、地域医療の再生、高・・・
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2009年11月05日(木)
[税制改正] 平成22年度税制改正要望を取りまとめ 内閣府
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内閣府は11月5日に、各省庁の平成22年度税制改正要望を取りまとめて発表した。
厚生労働省関係では、国税については(1)医業継続にかかる相続税・贈与税の納税猶予等の特例措置の創設(p17~p19参照)(2)病院等の耐震改修促進税制の適用期限の延長(p28~p31参照)(3)診療報酬にかかる消費税のあり方(p34参照)―などを要望。資料2には、地方税に関して、(1)診療報酬にかかる事業税非課税措置の存続・・・
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2009年11月05日(木)
[がん対策] 「がん登録」認知度の低さが露呈、85.6%が「知らない」と回答
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内閣府は11月5日に、がん対策に関する世論調査(平成21年9月調査)の結果を公表した。
調査は、がん対策に関する国民の意識を把握し、今後の施策の参考にするために行われたもの。調査項目は、(1)がんに対する意識(2)がん検診に関する意識(3)がんに関する情報(4)がん診療(5)がん登録(6)がん対策に関する政府への要望―の6つ。全国20歳以上の者3000人を対象に行い、有効回答は1935人(64.5%)だった(p7参照)・・・
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2009年10月26日(月)
[労働] 医療・福祉分野では最大13万人の求職不足 内閣府
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内閣府は10月26日に、医療・福祉の労働需給状況についての分析結果を公表した。
厚生労働省発行の「一般職業紹介状況」によれば、8月の有効求人倍率は0.42倍と依然として過去最低である(p1参照)。新規求人数について産業別に見ると、軒並み求人数が下がるなか、医療・福祉の新規求人は増加基調で推移しており、専門性の高い職種において1倍を上回り、恒常的に人手不足であるとしている(p1~p2参照)。有効求人数と有・・・
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2009年10月26日(月)
[医療改革] 医療費抑制方針を転換し、地域医療の再建目指す 首相演説
- 鳩山内閣総理大臣が10月26日に行った、第173回国会における所信表明演説の全文。医療・介護制度については、「医療費や介護費をひたすら抑制してきたこれまでの方針を転換」するとし、「質の高い医療・介護サービスを効率的かつ安定的に供給できる体制づくりに着手」することを強調している。具体的には、(1)地域医療や、救急、産科、小児科などの医療提供体制の再建(2)後期高齢者医療制度について、廃止に向けた新たな制度・・・
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