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2016年05月12日(木)
[先進医療] 粒子線治療の今後の取り扱い案を提示 先進医療会議
- 厚生労働省は5月12日、「先進医療会議」を開催し(p5~p187参照)、 (1)3月受理分新規技術の先進医療AまたはBへの振り分け(p5~p9参照)、(2)4月受理分新規技術の先進医療AまたはBへの振り分け案(p10~p16参照)、(3)先進医療Bに係る新規技術の科学的評価(p17~p141参照)、(4)先進医療の保険導入等の検討(p142~p180参照)、(5)粒子線治療の取り扱い(p182~p185参照)、(6)審議参加の運用の見直し・・・
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2016年05月10日(火)
[国家戦略特区] 東京圏3医療機関で特区医療機器薬事戦略相談 合同会議
- 政府は5月10日、「国家戦略特別区域会議」の合同会議を開き、東京圏(p2参照)、関西圏(p3~p4参照)、秋田県仙北市(p5参照)がそれぞれ、区域計画案を示した。 医療・介護関連では、東京圏特別区域の計画案で、「特区医療機器薬事戦略相談」を活用して、「慶應義塾大学病院(東京都新宿区)」、「国立研究開発法人国立がん研究センター(東京都中央区)」、「東京大学医学部附属病院(東京都文京区)」が、革新的・・・
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2016年04月25日(月)
[医学研究] 2015年度の医療技術創出、再生医療実現の成果報告 政府調査会
- 政府は4月25日、「健康・医療戦略推進専門調査会」を開催し、厚生労働省・文部科学省・経済産業省の連携プロジェクト「医療分野研究開発推進計画」の実行状況の報告を実施した。 連携プロジェクトの報告では、(1)オールジャパンでの医薬品創出、(2)オールジャパンでの医療機器開発、(3)革新的医療技術創出拠点プロジェクト、(4)再生医療の実現化ハイウェイ構想―などの9項目に関して、2015年度の主な成果を示している。・・・
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2016年04月14日(木)
[先進医療] 肺野型I期肺がんの重粒子線治療を「適」と判断 技術審査部会
- 厚生労働省は4月14日、「先進医療技術審査部会」を開催し、「継続審査の評価を受けた技術の再評価」(p10~p17参照)、「新規申請技術の評価」(p18~p30参照)、「試験実施計画の変更」(p31~p38参照)、「協力医療機関の追加」(p39~p41参照)、「先進医療の取り下げ」(p42~p43参照)などを議題とした。 申請技術の評価で、継続審議の評価を受けていた、「肺野型I期肺がんに対する重粒子線治療」を「適」と判断・・・
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2016年04月13日(水)
[医療改革] 選定療養の告示・通知改正を了承、範囲明確化 中医協・総会3
- 4月13日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、このほか、「選定療養の関係告示・通知の改正案」を議論し、了承した。 選定療養は現在、「特別の療養環境(差額ベッド)」、「時間外診療」、「予約診療」など10類型が定められている。保険外併用療養費として支給され、上乗せ部分の費用は患者から自由に徴収できる(自由料金)。 選定療養の追加・類型の見直しに関しては、「日本再興戦略」改訂2014(成長戦略)に基づいて・・・
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2016年04月08日(金)
[がん対策] 次期基本計画策定に向け報告書を公表 緩和ケア検討会
- 厚生労働省は4月8日、「緩和ケア推進検討会報告書」(p2~p14参照)を公表した。がん対策は、2017年6月の次期基本計画の閣議決定に向け、重点課題の「健診」、「医療提供体制」、「緩和ケア」を検討会で議論している。報告書は、「実施すべき取り組み」として、(1)新指標に基づく拠点病院における緩和ケアの提供、(2)緩和ケア研修会、(3)普及啓発・教育、(4)がん疼痛評価の指標、(5)地域における緩和ケア提供体制―の・・・
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2016年04月07日(木)
[医療改革] 疾患登録システムの構築・登録状況を報告 臨床開発推進会議
- 厚生労働省は4月7日、「臨床開発環境整備推進会議」を開催し、疾患登録システム(CIN:クリニカル・イノベーション・ネットワーク)の構築・登録状況の検討や、業界からの意見聴取を行った(p1~p76参照)。 新しい医薬品、医療機器の開発にあたっては、世界的にコストが高騰しており、近年、疾患登録システムを活用した新たな臨床開発の手法が開発されている。スウェーデンでは国の疾患登録情報等を用いて効率的な治療が実施・・・
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2016年03月30日(水)
[地域保健] 肺がん、大腸がん、子宮頸がん、乳がんの受診率が向上 厚労省
- 厚生労働省は3月30日、平成26年度「地域保健・健康増進事業報告」の結果を公表した。 これは、全国の保健所・市区町村が行う地域保健事業(p3~p10参照)と健康増進事業(p11~p17参照)の実施状況を整理し、基礎資料を得ることを目的としたもの。 まず、地域保健事業を見ると、市区町村の妊産婦の一般健診受診者は妊婦127万9,468人、産婦6万2,220人(p3参照)。 市区町村の乳幼児健診の受診率は、1~2ヵ月児が84.6%・・・
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2016年03月28日(月)
[通知] セリチニブ製剤、非小細胞肺がん治療時の留意点 厚労省
- 厚生労働省は3月28日付で、「セリチニブ製剤の使用に当たっての留意事項」に関する通知を発出した。 「セリチニブ製剤(販売名:ジカディアカプセル150mg)は同日付で、「クリゾチニブに抵抗性又は不耐容のALK融合遺伝子陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」を効能・効果として承認された。しかし、致死的な間質性肺疾患や肝機能障害などの重篤な副作用があらわれるリスクがあることなどから、「適正使用」や「医療機・・・
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2016年03月28日(月)
[通知] 「リポソーム製剤の開発に関するガイドライン」とQ&Aを公表 厚労省
- 厚生労働省は3月28日付で、「リポソーム製剤の開発に関するガイドライン」に関する通知を発出した。厚労省は、このガイドラインにより、リポソーム製剤のより適切な開発を推進し、患者への迅速な提供を図る観点から、(1)品質および非臨床評価について配慮すべき事項、(2)初めてヒトに投与する試験に先立ち確認しておくべき事項─などについて、まとめている(p1~p55参照)。 また、別添として「リポソーム製剤の開発に関・・・
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2016年03月28日(月)
[通知]オシメルチニブメシル酸塩製剤、使用の留意事項を周知 厚労省
- 厚生労働省は3月28日付で、「オシメルチニブメシル酸塩製剤の使用に当たっての留意事項」に関する通知を発出した。 「オシメルチニブメシル酸塩製剤(販売名:タグリッソ錠40mg、同80mg)は同日付で、「EGFR チロシンキナーゼ阻害薬に抵抗性のEGFR T790M 変異陽性の手術不能または再発非小細胞肺がん」を効能・効果として承認された。しかし、致死的な間質性肺疾患やQT間隔延長などの重篤な副作用があらわれるリスクがあること・・・
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2016年03月23日(水)
[医療改革] 地域医療連携推進法人の設立検討事例を紹介 競争力点検会合
- 政府は3月23日、産業競争力会議の「実行実現点検会合(医療・介護分野)」を開催し、厚生労働省が「地域医療連携推進法人」などの施策を説明し、有識者からのヒアリングを実施した。 地域医療連携推進法人とは、改正医療法(2017年4月2日施行)で創設される複数の医療法人・社会福祉法人を束ねて一体的に経営する非営利ホールディングカンパニー型法人。機能分担・業務連携を推進して、地域医療構想を達成するための1つの選択肢・・・
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2016年03月22日(火)
[行政改革] 医学・薬学研究機関を含む地方移転案を提示 政府会合
- 政府は3月22日、「まち・ひと・しごと創生本部会合」を開催し、「政府関係移転基本方針」案(p2~p27参照)(概要(p28~p30参照)も添付されている)を示した。 この創生本部では、東京一極集中を是正する観点から、政府関係機関の地方移転について検討してきた。これは、「まち・ひと・しごと創生総合戦略(2015改訂版)」など(p2参照)にもとづいている。その基本的な視点には、地域の「しごと」と「ひと」の好循環・・・
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2016年03月22日(火)
[人事] 独立行政法人国立病院機構理事長に楠岡英雄氏など 厚労省
- 厚生労働省は3月22日、2016年4月1日付の「厚生労働省関係独立行政法人の長の任命」について発表した。詳細は次の通り(新任者のみ)(p1参照)。(1)独立行政法人国立病院機構理事長:楠岡 英雄氏(2)国立研究開発法人国立がん研究センター理事長:中釜 斉氏(3)国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター理事長:水澤 英洋氏(4)独立行政法人労働者健康安全機構理事長:有賀 徹氏(5)年金積立金管理運用独立行政・・・
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2016年03月17日(木)
[肝炎対策] 基本指針改正案として9つの事項を提示 肝炎対策推進協議会
- 厚生労働省は3月17日、肝炎対策推進協議会を開き、「肝炎対策の推進に関する基本的な指針の改正」案(p5~p6参照)および、現行指針と改正案の「新旧対照表」(p7~p32参照)を示した。 肝炎対策に関する施策は、肝炎対策基本法(p34参照)(p64~p82参照)にもとづいて2011年5月16日に策定された、「肝炎対策の推進に関する基本的な指針」(概要(p35参照)が添付されている)によって進められる。同指針は、策・・・
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2016年03月17日(木)
[先進医療] 肝細胞がんに対する重粒子線治療を「適」と判断 技術審査部会
- 厚生労働省は3月17日、「先進医療技術審査部会」を開催し、先進医療Bに振り分けられていた2つの技術のうち、1つを「適」、もう1つを「継続審議」と、総評で判断した(p9参照)。 「適」と判断された技術は、切除不能、局所療法不適の肝細胞がんに対する「重粒子線治療」(p10~p11参照)(p12~p24参照)(p25~p26参照)。 群馬大学が申請した技術で、重粒子(炭素イオン)を、シンクロトロン加速器により光速の約7・・・
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2016年03月16日(水)
[がん対策] 検討会報告書と検討会の運営見直しを提案 緩和ケア検討会
- 厚生労働省は3月16日、「緩和ケア推進検討会」を開催し、(1)緩和ケア推進検討会報告書案(p32~p51参照)、(2)今後の緩和ケアのあり方案(p52~p67参照)―について議論した。緩和ケアについては、「【緩和ケア診療加算】を算定する拠点病院が半数に満たない」、「身体的・精神的・心理的苦痛の緩和が十分に行われていないがん患者が3~4割いる」などの課題があり、特に外来患者に対する緩和ケアの充実が求められている&l・・・
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2016年03月11日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール(3月13日~3月19日)
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- 来週注目の審議会スケジュール(3月13日~3月19日)(3/11)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2016年03月10日(木)
[医学研究] 国立研究開発法人協議会を設立、科学技術水準の向上へ 内閣府
- 内閣府は3月10日、「科学技術政策担当大臣等政務三役と総合科学技術・イノベーション会議有識者議員との会合」を開催(p1~p8参照)。1月21日に、任意団体の「国立研究開発法人協議会」を設立したと報告した。国立研究開発法人間で、研究開発や人材交流・育成、法人運営面で密接に連携協力することで、個々の研究開発・推進能力のさらなる向上を図る。略称は「国研協」となる(p5参照)。 参加法人は、「日本医療研究開発・・・
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2016年03月10日(木)
[がん対策] 次期基本計画策定に向けた「議論の進め方」案 がん対策協議会
- 厚生労働省は3月10日、「がん対策推進協議会」を開き、今後の議論の進め方案(p46参照)として、「がん対策推進基本計画」(2012年6月)(p52~p90参照)、「がん対策推進基本計画中間評価報告書」(2015年6月)(p91~p181参照)、「今後のがん対策の方向性について」(2015年6月)(p182~p188参照)、「がん対策加速化プランへの提言」(2015年12月)(p189~p216参照)をふまえ、「次期基本計画」策定に向けて議・・・
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2016年03月10日(木)
[先進医療] 先進医療Bの3技術を「適」と判断 先進医療会議
- 厚生労働省は3月10日、「先進医療会議」を開催し、先進医療Bに振り分けられた3つの技術を、いずれも総評で「適」(p22参照)(p77参照)(p109参照)と判断した。3技術は次の通り。 (1)子宮頸がん(ただし、FIGOによる臨床進行期IB以上、IIB以下の扁平上皮がん、あるいは臨床進行期IA2以上、IIB以下の腺がんに限る、転移は認めない)患者を対象とした、「da Vinciサージカルシステム(DVSS)によるロボット支援広・・・
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2016年03月07日(月)
[がん対策] 乳がん啓発「ピンクリボンウオーク」を3月27日開催 NPO法人
- 認定NPO法人乳房健康研究会は3月27日に、「ミニウオーク&ラン フォーブレストケア ピンクリボンウオーク2016」を開催する。 日本での乳がん啓発「ピンクリボンウオーク」は今年で15回目を迎える。今大会のテーマは「乳がん罹患者10万人時代のピンクリボンアクション」。乳がん体験者のタレント・生稲晃子さんをスペシャルゲストに迎え、「乳がん検診の大切さ」を訴えるほか、2km・5km・10kmウオークに加え、5kmファンラン(タ・・・
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2016年03月03日(木)
[がん対策] 2015年度の各がん検診受診率はいずれも向上 東京都
- 東京都は3月3日、2015年10月に実施された2015年度の「健康増進法に基づくがん検診の対象人口率等調査」の調査結果を公表した(p1~p10参照)。この調査は、区市町村が実施するがん検診について、受診率の算定方法を都内で統一することなどを目的に、5年に1回実施されているもの。 調査は、2015年3月31日現在、都全域に住む満20歳以上の女性と満40歳以上の男性計5,000人を対象に行われた。有効回収数は3,058人、同回収率は61.2・・・
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2016年02月26日(金)
[通知] コルヒチンなど3品目が公知申請へ 厚労省
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- 新たに薬事・食品衛生審議会において公知申請に関する事前評価を受けた医薬品の適応外使用について(2/26付 通知)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医薬・生活衛生局 審査管理課 安全対策課 カテゴリ: 医薬品・医療機器
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2016年02月23日(火)
[労働衛生] がんなど疾病治療と職業生活の両立支援へガイドライン 厚労省
- 厚生労働省は2月23日、「事業場における治療と職業生活の両立支援のためのガイドライン」を公表した。がん・脳卒中・心疾患・糖尿病・肝炎などの疾病を抱える労働者に対して、職場で適切な就業上の措置や治療への配慮がされるよう、取り組み方法をまとめたもの(p1参照)。 これらの疾病は治療技術の進歩などのため、「不治の病」から「長く付き合う病気」に変わり、治療しながら仕事を継続できるようになった一方、仕事で・・・
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