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2009年04月07日(火)
医科歯科併設の病院の歯科レセプトは電子化加算の算定可 事務連絡
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厚生労働省が4月7日付けで地方厚生(支)局医療指導課等に宛てて出した、電子化加算の取扱いに関する事務連絡。これは、4月1日からの400床未満の病院のレセプトオンライン化に伴うもの。
通知では、平成21年4月1日からレセプトオンライン請求が義務化されている400床未満の病院のうち、医科歯科併設の保険医療機関の歯科の電子化加算については、歯科レセプトはオンライン請求が義務化されていないことから、要件を満たしてい・・・
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2009年04月02日(木)
平成23年から原則完全レセプトオンライン化、方針に変更なし 規制改革会議
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政府は4月2日に、一般用医薬品の販売体制やレセプトのオンライン請求にかかる規制改革会議の見解を示した。
レセプトのオンライン請求の完全義務化は、医療のIT化等を推進するために不可欠な今後の医療政策の根幹をなす施策である、としている。その上で、平成23年度当初から原則完全オンライン化に向けてこれを進めていくという方針に変更はない、と明記している(p2参照)。
また、一般用医薬品の販売体制にかかる見解・・・
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2009年04月01日(水)
レセプトオンライン請求義務化の撤回を改めて表明 保団連
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- 「規制改革推進のための3か年計画」閣議決定に対する声明(4/1)《保団連》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 医療制度改革
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2009年03月31日(火)
レセプトオンライン請求義務化、「原則」の文言追加で、例外措置も可能か
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政府が3月31日に閣議決定した「規制改革推進のための3か年計画(再改定)」の医療・福祉・介護などに関する部分の抜粋。今回の再改定は、規制改革推進のための第3次答申の指摘事項を踏まえたものとなっている。
医療関係では、電子レセプトによるオンライン請求化の確実な推進として、「義務化において原則現行以上の例外規定を設けないこと」といった措置内容が示された。また、地域医療の崩壊を招くことのないよう、自らオン・・・
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2009年03月16日(月)
平成21年度政策評価、「勤務医の過重な労働環境問題への対応」等が重点評価に
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厚生労働省が3月16日に開催した、政策評価に関する有識者会議で配布された資料。この日は、平成21年度に実施する政策評価などについて議論された。
資料には、平成21年度に実施する政策評価における見直しのポイント(p2~p21参照)が掲載されている。厚労省における事後評価の実施に関する計画(平成21年度)案では、重点評価課題として、(1)救急医療体制の整備(2)勤務医の過重な労働環境問題への対応(3)レセプトの電・・・
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2009年03月13日(金)
オンライン請求完全義務化、抜本的な見直しは不可欠ではない 厚労省答弁書
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- 診療報酬のオンライン請求の完全義務化の抜本的見直しに関する質問に対する答弁書(3/13)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 保険システム高度化推進室 カテゴリ: 診療報酬
参議院議員からは、「オンライン請求の完全義務化を推し進めることにより、閉院せざるを得ない医療機関が生じ、医師不足にあえぐ医療現場に一層の混乱を与え、医療の提供体制に悪影響をもたらすことが強く懸念される」とし、完全義務化を定めた厚生労働省令や閣議決定の抜本的見直・・・
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2009年03月06日(金)
社会保障カード(仮称)の医療現場での活用、作業班の検討内容を示す
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- 社会保障カード(仮称)の在り方に関する検討会(第12回 3/6)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 政策統括官 社会保障担当参事官室 カテゴリ: 医療制度改革
資料には、検討メモ(p4~p8参照)が提示されており、医療等の現場での活用については、(1)紙処理が混在することになるため、医療の現場のみで活用する可視的な番号等の利用(2)移行期、異常時等、オンライン運用での対応(3)介護の現場での活用―を検討中であ・・・
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2009年02月27日(金)
レセプトオンライン請求の普及に向け、厚労省が説明
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自由民主党が2月27日に開催した、社会保障制度調査会医療委員会で配布された資料。この日は、レセプトのオンライン化について厚生労働省から説明が行われた。
厚労省は、レセプト請求の現状を示し、オンライン請求をおこなっているのは、病院29.0%、診療所3.2%、薬局30.4%、歯科0%と報告している(p3参照)。
その上で、オンライン化による効果(p7~p9参照)や、必要な費用(p10参照)、診療所に講じられてい・・・
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2009年02月17日(火)
医療のIT化が医療者、患者、行政に見える形に IT戦略専門調査会委員提案
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- IT戦略の今後の在り方に関する専門調査会(第2回 2/17)《内閣府》
- 発信元:内閣官房 情報通信技術(IT)担当室 カテゴリ: 医療制度改革
資料では、新IT改革戦略の方向性を継続して進めるとともに、(1)小規模病院と診療所へのIT導入の急進化戦略をすすめる(2)公立医療機関のオンライン医療情報連携を制約している地方自治体条例などの見直しを含め、既存の法制度等の環境の・・・
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2009年02月06日(金)
レセプトオンライン化の導入医療機関、全医療機関の僅か4.8%(平成20年12月)
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- IT戦略の今後の在り方に関する専門調査会(第1回 2/6)《内閣府》
- 発信元:内閣官房 情報通信技術(IT)担当室 カテゴリ: 医療制度改革
資料では、レセプトオンライン化の導入済み医療機関数は、345医療機関(平成19年4月)から4671医療機関(平成20年12月)に増加しているが、全医療機関の4.8%・・・
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2009年02月06日(金)
社会保障カード(仮称)を巡る最近の状況などを報告 厚労省
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- 社会保障カード(仮称)の在り方に関する検討会(第11回 2/6)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 政策統括官 社会保障担当参事官室 カテゴリ: 医療制度改革
資料には、内閣官房IT担当室より、次世代電子行政サービス基盤等検討プロジェクトチームにおける検討状況(p3~p7参照)や、「電子私書箱(仮称)構想の実現に向けた基盤整備に関する検討会」-電子私書箱(仮称)プラットホーム基本・・・
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2009年02月05日(木)
レセプトオンライン義務化、達成義務年限の例外的措置が不可欠 四病協声明
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日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会、日本精神科病院協会からなる四病院団体協議会は2月5日に、レセプトオンライン請求義務化に対する共同声明を発表した。
共同声明では、レセプトオンライン請求は保険者側にメリットがあるだけで、医療機関側にはメリットがないとして「請求から支払いまでの期間を現行の約2か月から約1か月に短縮するとともに、本来、保険者が負うべき負担としての事務手数料の減額分を医療機関・・・
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2009年02月04日(水)
レセプトオンライン請求義務化に強い憤り 日医IT委員会中間答申
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日本医師会医療IT委員会が2月4日に公表した日医に対する中間答申で、レセプトオンライン請求義務化に関するもの。平成20年7月の日本医師会長の諮問を受け、IT委員会が、同委員会での検討結果を中間答申として提出した(p2参照)。
中間答申では、まとめにおいて「真摯に国民医療、地域医療に取り組み続けている医療機関の中には、物理的にレセプトのオンライン提出に対応することができない施設も多数存在する」として、こ・・・
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2009年02月04日(水)
介護従事者の処遇改善と人材確保などの雇用創出案を提示 自民厚労部会
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自民党が2月4日開催した厚生労働部会で配布された資料。この日は、現下の雇用失業情勢及び、厚生労働分野における雇用創出(案)についての説明が行われた。
資料では、新たに雇用創出に繋がると考えられる事項として、医療関連では「救急医療体制の強化」「創薬のための基盤の整備」などのほか、「介護従事者の処遇改善と人材確保」を掲げている<page10.11>。また、地域における雇用創出策として検討した事項として、(・・・
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2009年01月27日(火)
オンライン請求、一態様に定めたもので請求権や財産権の侵害に当たらない
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- 診療報酬オンライン請求に関する質問に対する答弁書(1/27)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 保険システム高度化推進室 カテゴリ: 診療報酬
答弁書によると、「オンライン請求については、療養の給付に関する費用の請求に関する手続の一態様に導入したもの。請求権や財産権の侵害に当たるとは考えていない」としている(p1~p2参照)。また、オンライン請求の導入に当たっては、改正規定の施行後も十分な準備期間を設けている、小規模な保険医療機・・・
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2009年01月25日(日)
レセプトオンラインの義務化中止など、17項目の医療改善を緊急提言 保団連
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- 第2回代議員会決議(1/25)《保団連》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 医療制度改革
資料では、医療・介護崩壊の危機に対する国民の不安と批判が高まり、政府は社会保障の見直しをせざるを得ない状況に追い込まれている、と指摘している。また一方で、「社会保障の機能強化」と一体で打ち出されいるのが、消費税増税であり、医療・介護については、200・・・
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2009年01月15日(木)
オンライン請求で事務代行者を介した場合の届出様式を通知 厚労省通知
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厚生労働省が1月15日付けで都道府県の国民健康保険主管課長等に宛てて出した「保険医療機関又は保険薬局に係る電子情報処理組織等を用いた費用の請求等に関する取扱い」に関する通知。
今回の改正では、光ディスク等を用いた費用の請求に関する通知が改正されたことに伴い、歯科の光ディスク等を用いた費用の請求に関する取扱いを定めている。同時に、保険医療機関又は保険薬局等が、療養の給付費等の請求にあたって、事務代行・・・
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2008年12月26日(金)
支払基金の機能を紛争解決に特化すると、サービス提供に支障を来たしかねない
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- 規制改革会議「第3次答申」に対する厚生労働省の考え方(12/26)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 政策統括官 社会保障担当参事官室 カテゴリ: 医療制度改革
支払基金が公表したレセプトオンライン化の「業務効率化計画」については、業務の見直しを図ろうとするものである、と一定の評価をしている。その上で、支払基金に対して、一層の効率化に向けた検討・・・
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2008年12月25日(木)
歯科について光ディスク等を用いた費用の請求に関する取扱いを通知 厚労省
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- 電子情報処理組織の使用による費用の請求に関して厚生労働大臣が定める事項及び方式並びに光ディスク等を用いた費用の請求に関して厚生労働大臣が定める事項、方式及び規格について(12/25付 通知)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 カテゴリ: 診療報酬
(ページ数が多量なため、別添資料は割愛しています。)
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2008年12月01日(月)
オンライン請求義務化なら「辞める」、医科12.2%、歯科7.2% 保団連調べ
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- レセプトオンライン請求義務化に関するアンケート結果(12/1)《保団連》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 医療制度改革
結果によると、医科ではオンライン請求に「対応できる」という回答は46.2%であり、「対応できない」20.3%、「分からない」32.6%が過半数を占めたとしている。歯科ではオンライン請求に「対応できる」という回答は33.1%であり、「対応で・・・
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2008年11月28日(金)
診療報酬オンライン請求義務化で60歳以上の開業医の約3割が廃院 保団連
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- オンライン請求義務化で60歳以上開業医の約3割が「辞める」(11/28)《保団連》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 診療報酬
その結果、60歳以上の開業医2699人中747人(27.2%)が、オンライン請求が義務化されたら開業医を「辞める」と回答している・・・
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2008年11月11日(火)
レセプトオンライン請求の完全義務化、個別の判断は適当でない 厚労省答弁
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厚生労働省は11月11日に、参議院議員から提出された診療報酬のオンライン請求の完全義務化に関する質問に対する答弁書を公表した。
答弁書によると、平成20年5月診療分について社会保険診療報酬支払基金が集計した結果によると、レセプトコンピュータを使用して診療報酬等の請求を行った保険医療機関等は、医科病院が8708施設、医科診療所が7万5902施設、薬局が4万7060施設などとなっている。一方で、レセプトコンピュータを使・・・
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2008年10月29日(水)
高度医療評価制度、導入後間もないため、当面の推移を見守る意向 日医
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日本医師会は10月29日に、政府が10月24日に明らかにした、第3次答申に向けた規制改革会議の重点分野と課題について、見解を示した。
第3次答申に向けた重点分野と課題のうち、レセプトオンライン請求の完全義務化については、日医が行ったアンケートで、「回答医療機関の8.6%が、レセプトオンライン化に対応できないため、廃院を考えている」といった結果を示し、完全義務化は地域医療の崩壊につながる重大な問題だとした。そ・・・
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2008年10月22日(水)
レセプトオンライン請求の完全義務化は、地域医療崩壊に拍車 日医ら3団体
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日本医師会、日本歯科医師会、日本薬剤師会は10月22日に、レセプトオンライン請求の完全義務化撤廃を求める、共同声明を発表した。
3団体は、地域医療が危機的状況になあるなか、国は効率化の名のもと、一方的に医療費の削減を押し付ける目的で、レセプトオンライン請求の完全義務化を強引に推進しようとしている、と指摘している。また、レセプトオンライン請求の完全義務化が進めば、地域医療崩壊に拍車をかけることは明らか・・・
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2008年10月15日(水)
年金受給者に係る記録について、本人宅に訪問し確認を要請 社会保険庁
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社会保険庁が10月15日に、地方社会保険事務局長宛てに出した通知で、厚生年金保険における不適正な遡及訂正処理の可能性のある記録のうち年金受給者に係るものへの対応に関するもの。
厚生年金保険の記録問題については、オンライン上の全ての記録から不適正な遡及訂正処理の可能性のある記録を抽出した上で、本人による当該記録の確認調査を行うことになっている。
通知では、年金記録の確認を行う対象者を示し・・・
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