-
2015年11月18日(水)
[改定速報] 新たに19成分26品目の薬価収載を承認 中医協・総会4
- 11月18日の中央社会保険医療協議会の「総会」で、新たに薬価収載を承認された医薬品は、次の19成分26品目(2015年11月26日収載予定)(p3参照)。(1)うつ病・うつ状態用薬『イフェクサーSRカプセル37.5mg』ほか(ファイザー)(p4~p5参照)(2)肺動脈性肺高血圧症用薬『トラクリア小児用分散錠32mg』(アクテリオンファーマシューティカルズ ジャパン)(p6~p7参照)(3)透析中の慢性腎臓病患者における高リン血症・・・
-
2015年11月18日(水)
[改定速報] 500床以上地域医療支援病院の定額負担異論出ず 中医協・総会1
- 厚生労働省は11月18日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催。次期2016年度診療報酬改定に向けて、「外来医療」をテーマに、(1)紹介状なしの大病院受診時にかかる選定療養、(2)主治医機能の評価(地域包括評価診療料・地域包括診療加算、小児の主治医機能)―などを議論した(11月18日に続報をお伝えします)。 (1)に関して、厚労省は9月30日の前回の議論で、(i)定額負担を求める大病院の範囲、(ii)定額負担を求め・・・
-
2015年11月16日(月)
[医療改革] 財務省の居住費用・外来定額負担提案に厚労省回答 社会保障WG
- 政府は11月16日、経済・財政一体改革推進委員会の「社会保障ワーキング・グループ(WG)」を開催。社会保障分野の改革に関する「工程表策定作業に向けた関係省の意見」を議題とし、前回会合(10月29日)の財務省からの意見に対して、厚生労働省の見解が示された。 「医療を通じた居住に関する費用負担の公平化」に関して、前回、財務省は難病患者・小児慢性特定疾患患者らを除く全病床について、居住費(光熱水費相当)の患者負・・・
-
2015年11月11日(水)
[改定速報] 機能強化型の看取り数に在宅がん医療総合診療料 中医協・総会3
- 11月11日の中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、このほか、次期2016年度診療報酬改定に向けて、「機能強化型訪問看護ステーション」や「複数の訪問看護ステーションおよび病院・診療所が提供する訪問看護の整理」を議論した。 前回2014年度改定では、訪問看護に求められる機能(24時間対応、ターミナルケア、重症度の高い患者の受け入れなど)に対応する訪問看護ステーションの評価として、【機能強化型訪問看護管理療養・・・
-
2015年11月11日(水)
[改定速報] 退院直後の入院医療機関から行う訪問指導を評価 中医協・総会4
- 11月11日の中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、このほか、次期2016年度診療報酬改定に向けて、「退院直後の在宅療養支援の強化」を議論した。 厚労省は、医療ニーズが高い高齢者、小児、難病等の患者が、住み慣れた地域での在宅生活を継続するため、在宅療養生活を見据えた退院支援や在宅の継続的なケアが必要と説明。特に、ケアの技術や専門性が必要となる医療ニーズがある患者が療養の場を医療機関から在宅に安心・安・・・
-
2015年11月11日(水)
[改定速報] 在宅医療、長期の医学管理必要な患者の疾患評価 中医協・総会1
- 厚生労働省は11月11日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、次期2016年度診療報酬改定に向けて、「在宅医療の評価」をテーマに、(1)患者の状態に応じた評価(p29参照)、(2)患者の居住場所に応じた評価(p30~p57参照)、(3)小児在宅医療に対する評価(p58~p66参照)―などを議論した。 (1)では、厚労省はポイントとして、【在宅時医学総合管理料】は、(i)在宅医療では、比較的重症な患者から軽症な・・・
-
2015年11月11日(水)
[改定速報] 診療頻度で重症度相違なく1カ月1回の訪問評価 中医協・総会2
- 11月11日の中央社会保険医療協議会の「総会」では、引き続き、次期2016年度診療報酬改定に向けて、「在宅医療の評価」をテーマに、(1)患者の状態に応じた評価(p29参照)、(2)患者の居住場所に応じた評価(p30~p57参照)、(3)小児在宅医療に対する評価(p58~p66参照)―などを議論している。 (1)に関して、厚労省は、1カ月に1回訪問した場合と2回訪問した場合とで、調査項目のうち「健康相談」、「血圧・脈拍・・・
-
2015年11月04日(水)
[改定速報] 2次救急医療機関で夜間休日救急受け入れ評価 中医協・総会1
- 厚生労働省は11月4日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催し、次期2016年度診療報酬改定に向けて、「個別事項」をテーマに、(1)救急医療、(2)高度急性期医療、(3)小児・周産期医療、(4)栄養食事指導―などを議論した(11月4日に続報をお伝えします)。このうち、(1)の救急医療に関し、厚労省は論点として(i)2次救急医療機関などでの夜間休日の救急医療体制、(ii)救急医療管理加算―の2点をあげている。 (i)・・・
-
2015年11月04日(水)
[改定速報] ICU、重症患者の評価充実へシミュレーション 中医協・総会2
- 11月4日の中央社会保険医療協議会「総会」では、次期2016年度診療報酬改定に向けて、「個別事項」をテーマに、このほか、「高度急性期医療」での【特定集中治療室管理料】を議論した。 今回、厚労省は特定集中治療室(ICU)の「重症度、医療・看護必要度」A項目(処置・モニタリング)に関し、「心電図モニター」「輸液ポンプ」「シリンジポンプ」以外のA項目の評価に重み付けした場合の影響をシミュレーションして提示。A項目・・・
-
2015年11月04日(水)
[改定速報] ハイリスク妊娠管理加算の対象に精神疾患 中医協・総会3
- 11月4日の中央社会保険医療協議会「総会」では、次期2016年度診療報酬改定に向けて、「個別事項」をテーマに、このほか、「小児・周産期医療」を議論した。小児・周産期医療関して、厚労省は論点として、(1)小児の慢性期医療、(2)精神疾患合併妊娠―の2点をあげている。 (1)で、在宅で人工呼吸器管理を必要とする小児や小児慢性特定疾患の患者数は増加傾向にあり、在宅移行支援策の充実が求められていると指摘・・・
-
2015年11月02日(月)
[医療改革] 若手医師は高収入・多休日志向で3次救急は避ける傾向 日医総研
-
- 勤務先の病院選択において若手医師が考慮する要因の研究:医師不足・偏在問題解消の政策へ向けて(11/2)《日本医師会総合政策研究機構》
- 発信元:日本医師会総合政策研究機構 カテゴリ: 医療制度改革 医療提供体制 医療保険
-
2015年10月30日(金)
[小児医療] 医師数など小児医療の現状を意見聴取 子どもの医療制度検討会
- 厚生労働省は10月30日、「子どもの医療制度のあり方等に関する検討会」を開催した。少子高齢化が進む中、子育て支援や地域包括ケアなどの観点から、子どもの医療分野のあり方などが検討されるもので、今回は、「子どもの医療に関する現状」について関係者からのヒアリングが行われた。 江原朗氏(広島国際大学医療経営学部教授)は、「小児科の受診状況、小児科医の配置・勤務実態」をテーマに、「医師数が少ない病院小児科が多・・・
-
2015年10月21日(水)
[改定速報] かかりつけ機能発揮しない門前薬局は評価見直し 医療保険部会2
- 10月21日の社会保障審議会「医療保険部会」では、このほか、他の視点に関しても「考えられる具体的方向性の例」を提示している。 視点3の「重点的な対応が求められる医療分野を充実する視点」では、「緩和ケアを含む質の高いがん医療の評価」、「『認知症施策推進総合戦略:新オレンジプラン』を踏まえた認知症患者への適切な医療の評価」、「地域移行・地域生活支援の充実を含めた質の高い精神医療の評価」、「難病法の施行を・・・
-
2015年10月21日(水)
[改定速報] 地域がん診療病院・小児がん拠点病院の体制評価 中医協・総会1
- 厚生労働省は10月21日、中央社会保険医療協議会の「総会」を開催。2016年度診療報酬改定に向けて「個別事項」をテーマとし、がん対策などの論点を示して議論した(10月21日に既にお伝えします)。がんに関して、厚労省は、(i)がん診療提供体制、(ii)緩和ケアの充実、(iii)医師主導治験における保険外併用療養費―に分類し課題と論点を示している。 (i)に関し、厚労省は2001年頃、がん診療連携拠点病院がない2次医療圏は・・・
-
2015年10月16日(金)
[インフル] 抗インフル薬5,650万人分が新備蓄目標 医療・公衆衛生分科会
-
- 新型インフルエンザ等対策有識者会議 医療・公衆衛生に関する分科会(第7回 10/16)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 健康局 結核感染症課 新型インフルエンザ対策推進室 カテゴリ: 新型インフル 医薬品・医療機器 医療提供体制
-
2015年10月16日(金)
[障害年金] 糖尿病の認定基準見直しに向け検討課題を提示 専門家会合
- 厚生労働省は10月16日、「障害年金の認定(糖尿病等)に関する専門家会合」を開催した。この会合は病気やけがなどで障害が生じたときに支給される「障害年金」のなかでも、糖尿病などに特化して基準の見直しを検討している。今回の会合では、関係団体からのヒアリングを行い、「障害年金の認定(糖尿病等)に関する見直しの検討」などを議題とした。 ヒアリングでは、公益社団法人日本糖尿病協会が、「現在では多種多様な糖尿病・・・
-
2015年10月15日(木)
[周産期] 助産師の就業状況と活用に向けた方向性を提示 周産期医療検討会
- 厚生労働省は10月15日、「周産期医療体制のあり方に関する検討会」を開催し、「助産師の就業状況と活用」(p80~p99参照)について提示された。同検討会は今後、数回の議論を経て、2015年度内をめどに取りまとめが予定されている(p144参照)。 周産期とは、妊娠22週から生後満7日未満までの期間。母体・胎児や新生児の生命に関わる事態が発生する可能性があり、周産期を含む前後の期間の医療は、突発的な緊急事態に備え・・・
-
2015年10月14日(水)
[がん対策] 11月8日に市民公開講座「子どものがんを考える」を開催 東京都
-
- 東京都小児がん診療連携協議会 市民公開講座「子どものがんを考える」を開催 ~より良い教育支援を目指して~(10/14)《東京都》
- 発信元:東京都 福祉保健局 病院経営本部 カテゴリ: 医療提供体制 医学・薬学 社会福祉
-
2015年10月09日(金)
[医療改革] 居住費負担、かかりつけ医以外の定額負担2017年法制化 財務省
- 財務省は10月9日、財政制度等審議会の「財政制度分科会」を開催。社会保障を議題とし、社会保障総論や経済・財政一体改革の改革工程表などを議論した。 政府の骨太方針2015の「経済・財政再生計画」では、社会保障分野の検討事項に関し、2015年末の段階で2020年度までの改革工程表を策定するとしている。今回、財務省は検討・実施時期を後に明示するとしていたD事項を含む、改革工程表の整理案を示し、(i)医療・介護提供体制・・・
-
2015年09月16日(水)
[改定速報] 次期診療報酬改定の基本方針を医療部会でも検討 医療部会
- 厚生労働省は9月16日、社会保障審議会の「医療部会」を開催し、「次期(2016年度)診療報酬改定の基本方針」を検討した。9月11日の社会保障審議会「医療保険部会」に続き、厚労省は基本方針に関して委員から意見を募っている。 今回、基本方針に関して、新たに「医療提供体制改革の観点からの主な論点(たたき台)」が示され、(1)医療需要の変化への対応、(2)医療従事者の確保、(3)質の高い医療の効率的な提供、(4)医薬・・・
-
2015年09月15日(火)
[小児難病] 小児慢性特定疾病に対する施策の基本方針案 社保審児童部会
- 厚生労働省は9月15日、社会保障審議会の「児童部会」を開催し、小児慢性特定疾病などに対する施策の基本的な方針案(p4~p9参照)(正式名称「小児慢性特定疾病その他の疾病にかかっていることにより長期にわたり療養を必要とする児童等の健全な育成に係る施策の推進を図るための基本的な方針案」)を示した。 小児慢性特定疾病とは、児童または児童以外の満20歳に満たない患者(児童など)に関する疾病。長期にわたる療養や・・・
-
2015年09月15日(火)
[医療安全] 小児の薬剤の調製間違いに注意呼びかけ 評価機構
-
- 医療安全情報 No.106(9/15)《公益財団法人日本医療機能評価機構》
- 発信元:公益財団法人日本医療機能評価機構 カテゴリ: 医療提供体制 医薬品・医療機器
-
2015年09月11日(金)
[改定速報] かかりつけ薬局の評価に文言修正求める意見 医療保険部会
- 厚生労働省は9月11日、社会保障審議会の「医療保険部会」を開催し、「次期診療報酬改定の基本方針」を議論。2016年度改定にあたっての基本認識、基本的視点、具体的方向性をおおむね了承した。 「改定の基本的視点」に関しては、厚労省から、(1)医療機能の分化・強化、連携と地域包括ケアシステムを推進する視点、(2)患者にとって安心・安全で納得のできる効率的で質が高い医療分野を充実する視点、(3)重点的な対応が求め・・・
-
2015年09月10日(木)
[臨床研修] 医師臨床研修と到達目標に関する意見聴取 厚労省WG
-
- 医師臨床研修制度の到達目標・評価の在り方に関するワーキンググループ(第5回 9/10)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 医政局 医事課 医師臨床研修推進室 カテゴリ: 医療制度改革 医療提供体制 医学・薬学
-
2015年09月03日(木)
[診療報酬] 小児補助人工心臓などに関する診療報酬改定・疑義解釈 厚労省
- 厚生労働省は9月3日付で、2014年度診療報酬改定の点数表に関する「疑義解釈資料の送付(その15)」について事務連絡を行った。(1)【処置】(p2参照)、(2)【手術】(p2参照)、(3)【小児補助人工心臓】(p2~p3参照)―に関するQ&Aを掲載している。 (1)では、J003【局所陰圧閉鎖処置(入院)(1日につき)】は、「特定保険医療材料の局所陰圧閉鎖処置用材料を併せて使用した場合に限り算定できる」とされてい・・・
ダウンロードしたPDFファイルを閲覧・印刷するには、Adobe Reader(またはAdobe Acrobat Reader)がインストールされている必要があります。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。
まだインストールされていない場合は、こちらより、Adobe Readerを予め、ダウンロード、インストールしておいてください。