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2009年01月15日(木)
救急医療財団の内部留保適正化、救急救命士施行令を一部改正
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厚生労働省は1月15日に「救急救命士施行令の一部を改正する政令(案)」に対する意見の募集を開始した。
(財)日本救急医療財団は、救急救命士法に基づく指定を受けて(1)救急救命士の国家試験の実施に関する事務(2)救急救命士名簿の登録の実施に関する事務―を行っているが、当該事務に関する特別会計において、毎年2000万円程度の収益が生じており、内部留保額・率が年々高まっている。
そこで、政府・与党の各方面から・・・
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2009年01月08日(木)
消防防災ヘリの搭乗医師、帰院搬送は原則消防防災ヘリで
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厚生労働省はこのほど、都道府県衛生主管部(局)長宛てに「救急活動における医師の帰院搬送」について通知した。通知では、消防庁が都道府県消防防災主管部長などに宛てて通知した内容を、関係機関への周知するとともに、消防防災ヘリコプターへの医師の搭乗についても積極的に応じるよう、医療機関へ指導することを要望している。
具体的には、「消防防災ヘリコプターを保有する団体は、消防本部等からの搭乗依頼に応じて消・・・
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2009年01月08日(木)
平成20年4月から6月分における診療報酬改定影響率調査結果を公表 全自病協
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- 診療報酬改定影響率調査結果 平成20年4~6月分(1/8)《全自病協》
- 発信元:全国自治体病院協議会 カテゴリ: 診療報酬
この調査は、平成20年度診療報酬改定が会員病院の収入にどのような影響を与えたかを検証し、今後の政策提言のための資料とすることを目的として、全自病協が8月に実施したもの(p1参照)。980の自治体病院のうち475病院から回答を得ており、診療体制の変化によ・・・
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2008年12月26日(金)
構造改革特区におけるNPによる診療行為等、再検討要請への回答示されず
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- 構造改革特区に関する再検討要請に対する各府省庁からの回答について(12/26)《内閣官房》
- 発信元:内閣官房 地域活性化統合事務局 カテゴリ: 医療提供体制
厚生労働省に対しては、(1)ナースプラクティショナー養成コースを修了した者による初期診療等(2)救急救命士による医療・・・
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2008年12月26日(金)
公立病院に関する財政措置、700億円程度の増額 総務省
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総務省は12月26日に、公立病院に関する財政措置の改正要綱を公表した。この改正要綱は、「公立病院に関する財政措置のあり方等検討会」の報告を踏まえたもの(p1参照)。
平成21年度以降の地方財政措置については、(1)過疎地に関する財政措置の充実(2)産科、小児科、救急医療等に関する財政措置の充実(3)公立病院の経営形態多様化を踏まえた財政措置(4)公立病院改革推進に係る措置―を改正し、地方交付税による措置・・・
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2008年12月18日(木)
周産期・救急医療について財政支援とドクターフィーを検討 懇談会報告書案
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厚生労働省が12月18日に開催した、周産期医療と救急医療の確保と連携に関する懇談会で配布された資料。この日は、報告書(案)が提示された。
報告書案は、「周産期救急医療における『安心』と『安全』の確保に向けて」と副題が付けられ、(1)現状の問題点(2)基本的な方針(検討における大前提)(3)周産期医療体制(4)地域住民の理解と協力の確保(5)対策の効果の検証と改善サイクルの構築―について記載されている・・・
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2008年12月16日(火)
迅速な救急搬送を確保するため、消防と医療の連携を推進 消防白書
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消防庁は12月16日に平成20年度版の消防白書を公表した。トピックスとして、「消防と医療の連携の推進~迅速な救急搬送を確保するために~」がとりあげられている(p6参照)(p50~p53参照)。
平成19年中の救急出場件数は529万3403件で、搬送人員数は490万5749件であることが報告されている(p8参照)。
白書では救急体制や救助体制についても平成19年中の状況をまとめている(p54~p74参照)。(ページ数が多量・・・
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2008年12月13日(土)
東京都が子どもの病気について講演 救急医療講演会
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東京都が12月13日に開催した救急医療講演会で配布された資料。この日は、(1)子どもの病気、ポイントはココ!(東京都医師会理事)(2)先輩ママからアドバイス!(「知ろう!小児医療 守ろう!子ども達」の会代表)―について講演が行われた(p1参照)。
資料には、子どもがかかりやすい疾患の症状や救急時の対応についてまとめたものが掲載されている(p2~p30参照)。
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2008年12月12日(金)
救急医療情報システム等について検討開始 厚労省研究会
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厚生労働省が12月12日に開催した「救急患者の医療機関への受け入れを支援する情報活用等に関する研究会」の初会合で配布された資料。この研究会では、医療現場のニーズに基づいて、「救急医療情報システム」及び「周産期救急情報システム」の課題を抽出するとともに、全国展開を前提として、求められる情報システムの具体的機能やその運用体制等を検討する(p3参照)。
資料では、(1)東京都における妊婦死亡事案・・・
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2008年12月12日(金)
社会医療法人の不動産取得税、非課税へ 自民党税制改正大綱
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自由民主党が12月12日にまとめた平成21年度税制改正大綱。平成21年度税制改正においては、世界経済の混乱やそれに伴う国内経済の不振から国民生活を守り、今年度からの3年間のうちに景気回復を最優先で実現するとの断固たる決意に基づいて、わが国の内需を刺激するため、大胆かつ柔軟な減税措置を講じる、としている(p3参照)。
この中で、医療用機器等の特別償却制度について見直しを行い、その適用期限を2年延長すると・・・
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2008年12月08日(月)
救急救命士による医療処置、省令・告示上の手当てを必要 構造改革特区
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- 構造改革特区に関する検討要請に対する各府省庁からの回答について(12/8)《内閣官房》
- 発信元:内閣官房 地域活性化統合事務局 カテゴリ: 医療提供体制
資料には、再検討要請に対する各省庁からの回答が示されている。厚生労働省に対しては、(1)ナースプラクティショナー養成コ・・・
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2008年12月08日(月)
周産期医療と救急医療の確保と連携について、中長期的な対策を検討
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厚生労働省が12月8日に開催した、周産期医療と救急医療の確保と連携に関する懇談会で配布された資料。この日は、今後の対策のうち、中長期的対策について議論された。
資料には、(1)短期目標として実現可能な対策について(骨子案)(p8~p9参照)(2)母体搬送に係る事案において搬送を受け入れられなかった病院からの聞き取り調査結果について(p10~p17参照)(3)周産期医療ネットワークに関する実態調査結果・・・
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2008年12月03日(水)
病院医師、89.4%にあたる42都道府県医師会が「不足」と回答 日医調査
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日本医師会は12月3日の定例記者会見で、医師確保のための実態調査結果を公表した。日医は、現在、医師養成数の増加が求められているが、医師不足・偏在が顕著な地域及び診療分野を洗い出し、医師確保対策の優先度、重要度の決定に役立てるために、この調査を行ったとしている(p2参照)。
47都道府県医師会を対象に行った調査では、病院医師は89.4%にあたる42都道府県医師会が「不足」と考えていることが明らかになった。・・・
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2008年11月28日(金)
構造改革特区、NP養成コース修了者による初期診療等ができるよう検討要請
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- 構造改革特区に関する検討要請の実施について(お知らせ)(11/28)《内閣官房》
- 発信元:内閣官房 地域活性化統合事務局 カテゴリ: 医療制度改革
厚生労働省に対しては、(1)ナースプラクティショナー養成コースを修了した者による初期診療等(2)救急救命士による医療処置―などについて、・・・
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2008年11月28日(金)
総合周産期母子医療センターにおける合併症の妊婦への対応を示す 東京都
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東京都は11月28日に東京都周産期医療協議会を開催し、今後の周産期医療体制について議論した。
資料には、母体搬送の受入れや搬送コーディネーターについて、(1)母体搬送依頼についての受け入れの判断基準(案)(p5参照)(2)東京都の周産期の搬送体制(p6参照)(3)周産期搬送システム(搬送先選定の一元化)の取組例(p7参照)(4)神奈川県の周産期救急受入機関紹介業務(p8~p9参照)(5)大阪府の周産・・・
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2008年11月28日(金)
平成21年度予算編成の基本方針(案)を公表 経済財政諮問会議
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政府が11月28日に開催した経済財政諮問会議で配布された資料。この日は、平成21年度予算編成の基本方針(案)(p26~p36参照)と政策評価の重要対象分野(p47~p92参照)について議論された。
平成21年度予算編成の基本方針(案)によると、医療については、「産科・小児科をはじめとする医師不足への対応、救急医療や周産期医療体制の整備、地域の中核的医療機関としての大学病院の機能の充実等医療体制の確保に向けた取・・・
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2008年11月27日(木)
構造改革特区、ナースプラクティショナーによる医療行為規制緩和などを受付
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政府は11月27日に「特区、規制改革、公共サービス改革集中受付」に係る提案・要望・意見の受付状況を公表した。
生活福祉関連では、(1)ナースプラクティショナーによる医療行為の規制緩和(2)救急救命士による実施可能な救急行為の拡大―などがあげられている(p2~p3参照)。
資料では、構造改革特区(第14次)提案募集における提案の概要が一覧で示されている(p6~p17参照)。
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2008年11月26日(水)
周産期医療と救急医療の連携体制の構築を 日医提言
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日本医師会は11月26日に、周産期医療及び救急医療体制の構築と連携について提言を行った。提言は、繰り返し論議の対象となっている、救急医療機関での救急患者の受け入れが困難な事態を受け、改めて行われたもの。
提言では、日医の方針と取り組みを掲げ、地域連携コーディネーター機能を持った救急医療システムの充実や、各医療圏における日本型ERシステムの試行を国に対して働きかけているなどとしている(p2~p3参照)。
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2008年11月25日(火)
公立病院に関する財政措置のあり方等検討会、報告書案を提示 総務省
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総務省は11月25日に「公立病院に関する財政措置のあり方等検討会」を開催し、報告書(案)を提示した。
案では、(1)今後の財政措置のあり方〈総論〉(2)具体的財政措置に関する提言〈各論・平成21年度以降適用〉―に分けて具体的な報告内容が示されている(p2参照)。
産科、小児科、救急医療等に係る特別交付税措置については、地方団体の一般会計負担の実態を踏まえ、措置水準を充実すべき、としている。また、公立・・・
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2008年11月25日(火)
周産期医療と救急医療の確保、短期目標として実現可能な対策を提示
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厚生労働省が11月25日に開催した、周産期医療と救急医療の確保と連携に関する懇談会で配布された資料。この日は、今後の対策について議論された。
短期目標として実現可能な対策(骨子案)では、(1)患者の病態と受入施設のマッチング(2)情報の伝達及び効果的活用(3)施設の機能充実と人員不足への対応―などについて、検討内容を明らかにしている(p7~p8参照)。
資料には、参考人からの提出資料(p9~p56参照)や・・・
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2008年11月21日(金)
急性期病院の約86%が療養病床の維持・増加が必要と回答 保団連調査
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- 急性期医療機関における療養病床削減に関する影響調査の結果報告(11/21)《保団連》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 調査・統計
調査は、平成20年10月から11月に、急性期病院の療養病床削減に関する影響について、12都道府県247病院から回答を得た。
調査結果によると、急性期病院の受け皿としての後方病院の状況は、「現在でも不足している」と回答したのは47.1%と約半数にのぼることが明らかになった・・・
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2008年11月21日(金)
迅速・適切な救急医療の確保に向けて、最終報告を提示 救急医療対策協議会
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東京都は11月21日に、救急医療対策協議会の最終報告を明らかにした。この協議会は、8月に中間のまとめを行っており、その後、都民から寄せられた意見等を踏まえ検討を重ねてきた内容を、今回、最終報告としてまとめた。今後は、迅速・適切な救急医療の確保に向けた施策を検討し、実施していくとしている(p1参照)。
資料では、東京都の救急医療体制の現状と問題点(p8~p11参照)や特性(p12参照)を示し、(1)救・・・
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2008年11月20日(木)
精神保健福祉士養成、精神科病院における実習の必須化を
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- 今後の精神保健医療福祉のあり方等に関する検討会 中間まとめ(11/20)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 社会・援護局障害保健福祉部 カテゴリ: 医療提供体制
この検討会は、精神障害者の地域生活への移行及び地域生活の支援の一層の推進に向けて、議論を重ねてきた。中間まとめでは、(1)相談支援(2)地域生活を支える福祉サービス等の充実(3)精神科救急医療の充実・精神保健指定医の確保(4)入院中から退院までの支援等の充実―についてまとめられている(p4~p8参照)。・・・
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2008年11月20日(木)
母体搬送受入が出来なかった理由、92.4%が「NICU満床」と回答
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厚生労働省が11月20日に開催した、周産期医療と救急医療の確保と連携に関する懇談会で配布された資料。この日は、地域の事例についてヒアリングが行われた。
資料には、日本助産師会副会長や広島県健康福祉局長など参考人からの提出資料(p30~p48参照)や、委員からの提出資料(p49~p220参照)が掲載されている。
周産期医療ネットワークに関する実態調査結果の速報値(p16~p20参照)では、総合周産期母子医療セン・・・
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2008年11月20日(木)
医療等にかかる経費、安定財源が確保される税制上の整備を 厚生労働部会
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自由民主党の厚生労働部会は11月20日に、平成21年度税制改正要望事項(案)を公表した。
資料には、国税や地方税に関して、日本医師会や日本歯科医師会、日本薬剤師会、日本看護協会、四病院団体協議会、全日本病院協会などの団体からの要望事項がまとめられている(p3~p34参照)。
平成21年度厚生労働部会重点要望事項(案)には、(1)新型インフルエンザ対策に係る医療提供体制整備促進税制の創設(p35参照)(2)・・・
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