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2021年12月17日(金)
[診療報酬] 看護必要度、心電図モニター削除なら基準未達は10%超 厚労省
- 厚生労働省は17日の中央社会保険医療協議会・総会に、急性期一般入院基本料の施設基準で設定している「重症度、医療・看護必要度」(以下、看護必要度)の見直しに向け、心電図モニターの管理を項目から削除すると基準未達となる患者割合が、急性期一般入院料1では看護必要度Iで18.0%、IIでは11.7%になることを示した。また、他の項目を含めたシミュレーションを行い、その結果に基づき、具体的に施設基準見直しの議論を進める・・・
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2021年12月17日(金)
[診療報酬] 機能強化加算、要件に地域包括診療料などの実績を 支払側
- 中央社会保険医療協議会の支払側委員は17日の総会で、機能強化加算の算定要件にベースとなる地域包括診療料・加算の一定程度の算定実績を加えることなどを要望した。また、「かかりつけ医」機能に関する診療報酬上の評価を再構築すべきだとも述べ、その具体案を提示した。 厚生労働省によると、機能強化加算の届出医療機関の数は近年増加しており、2020年では約2万施設。このうち、在宅時医学総合管理料を算定している施設が最・・・
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2021年12月10日(金)
[インフル] 全国報告数30人、前年比16人減 インフルエンザ・第48週
- 厚生労働省は10日、2021年第48週(11月29日-12月5日)の「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は30人、前年同期と比べ16人減少となった。都道府県別では、13府県より報告があった。なお、全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告(第13報)によると、今週の患者数、休校・学年閉鎖・学級閉鎖施設数は「0」となった(p4参照)。定点報告の詳細は以下の通り。●第48週発生状況<・・・
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2021年12月10日(金)
[診療報酬] ECMO、二次性骨折予防、小児運動器疾患などの評価拡充へ
- 厚生労働省は10日の中央社会保険医療協議会・総会に、人工呼吸器やECMOを使用した重症患者に対する治療管理の評価、二次性骨折予防のための骨粗鬆症の一連の治療の評価、小児運動器疾患に対する評価、高度難聴指導管理料の在り方、知的障害を有するてんかん疑い患者への遠隔連携診療の評価、遺伝学的検査の拡大と遺伝カウンセリング時の医療機関連携の評価、術後疼痛管理チームによる疼痛管理の評価を論点として提示し、各側が評・・・
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2021年12月09日(木)
[診療報酬] 22年度改定の基本方針案を大筋で了承 社保審・医療保険部会
- 社会保障審議会・医療保険部会は9日、2022年度診療報酬改定の基本方針案を大筋で了承した。医療の現状を踏まえた重点課題に「新型コロナウイルス感染症等にも対応できる効率的・効果的で質の高い医療提供体制の構築」など2つを掲げた(p3参照)。重点課題が複数設定されるのは12年度の改定以来。 22年度の診療報酬改定は、新型コロナウイルスの感染拡大に医療現場がさらされる中で行われる。それだけに厚生労働省の基本方針・・・
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2021年12月08日(水)
[医療機器] 医療機器3品目、臨床検査2件の保険適用を承認 中医協・総会
- 中央社会保険医療協議会・総会は8日、医療機器3品目と臨床検査2件の保険適用を承認した。また、先進医療合同会議で「適」と判断された先進医療B1件も了承された。詳細は以下の通り。【医療機器】区分C1(新機能)(2022年4月収載予定)●「Harmony 経カテーテル肺動脈弁システム」(日本メドトロニック)(p3参照)▽使用目的:右室流出路への外科的修復または経カテーテル的インターベンション(バルーン弁形成術)の既往があ・・・
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2021年12月07日(火)
[人口] 人口動態統計月報 21年7月分 厚労省
- 厚生労働省は7日、2021年7月分の「人口動態統計月報(概数)」を公表した。詳細は以下の通り。●人口動態(p5参照)▽出生数/7万1,727人(前年同月比3.4%減・2,491人減)▽死亡数/11万1,291人(7.0%増・7,245人増)▽自然増減数/3万9,564人の減少(9,736人減)●死因別死亡数の上位3位(p12~p15参照)▽悪性新生物(がんや肉腫などの悪性腫瘍)/3万1,938人▽心疾患(高血圧性を除く)/1万5,736人▽老衰/1万1,643人・・・
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2021年12月06日(月)
[医療提供体制] コロナ罹患後症状、まずはかかりつけ医に 厚労省事務連絡
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- 新型コロナウイルス感染症の罹患後症状を呈する者への自治体における取組について(周知)(12/6付 事務連絡)《厚生労働省》
- 発信元:厚生労働省 新型コロナウイルス感染症対策推進本部 カテゴリ: 医療提供体制 新型コロナウイルス
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2021年12月03日(金)
[インフル] 全国報告数27人、前年比19人減 インフルエンザ・第47週
- 厚生労働省は3日、2021年第47週(11月22日-11月28日)の「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は27人、前年同期と比べ19人減少となった。都道府県別では、17道府県より報告があった。なお、全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告(第12報)によると、今週の患者数、休校・学年閉鎖・学級閉鎖施設数は「0」となった(p4参照)。定点報告の詳細は以下の通り。●第47週発生状況&・・・
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2021年11月29日(月)
[医療提供体制] オンライン診療の指針、改訂案を議長一任 厚労省・検討会
- 厚生労働省は29日、「オンライン診療の適切な実施に関する指針」の改訂案を有識者会議に示した(p11参照)。コロナ禍の経験が指針に踏まえられていないとして、指針冒頭の「オンライン診療を取り巻く環境」に追記を求める声が構成員からあったほか、情報セキュリティなどについて議論が十分できていない点を厚労省が整理し、次回以降の改訂の課題とする(p13参照)。改訂案の修正は、議長一任とすることで了承された。 ・・・
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2021年11月26日(金)
[インフル] 全国報告数19人、前年比4人減 インフルエンザ・第46週
- 厚生労働省は26日、2021年第46週(11月15日-11月21日)の「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は19人、前年同期と比べ4人減少となった。都道府県別では、11都道府県より報告があった。定点報告と全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告の詳細は以下の通り。●第46週発生状況(p1参照)(p6参照)▽全国の定点当たり報告数:0.00(前年同期0.00)▽全国の報告患者数:19人(・・・
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2021年11月19日(金)
[インフル] 全国報告数28人、前年比4人増 インフルエンザ・第45週
- 厚生労働省は19日、2021年第45週(11月8日-11月14日)の「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は28人で前年同期と比べ4人増となった(p2参照)。なお、全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告(第10報)によると、今週の患者数、休校・学年閉鎖・学級閉鎖施設数は「0」となった(p4参照)。●第45週発生状況(p2参照)(p6参照)▽全国の定点当たり報告数:0.01(・・・
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2021年11月19日(金)
[診療報酬] 2022年度診療報酬改定(5)・「入院医療」コロナ禍と地域医療構想の実現、現場負担のバランス調整が焦点に
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- 中央社会保険医療協議会 診療報酬基本問題小委員会(第205回 9/22)、中央社会保険医療協議会診療報酬調査専門組織(入院医療等の調査・評価分科会)(令和3年度第6回 8/27)《厚生労働省》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: 2022年度改定 特集 Scope
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2021年11月17日(水)
[診療報酬] 疾患別リハ、実施計画書への署名の見直しテーマに 中医協総会
- 中央社会保険医療協議会は17日の総会で、2022年度の診療報酬改定に向けてリハビリテーションへの評価を議論した。疾患別リハビリテーション料では、リハビリの実施計画書を発行する際、患者や家族に署名を求めるルールの見直しがテーマになった(p259参照)。この計画書は原則として3カ月に1回以上発行することになっているが、頻繁な発行が必要となる場合に患者自身が署名できない状態にあり、家族も遠方にいるケースがある・・・
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2021年11月17日(水)
[診療報酬] 着床前診断の保険適用、議論は時期尚早 中医協・総会
- 中央社会保険医療協議会・総会は17日、2022年度の診療報酬改定に向け、不妊治療に関する医療技術の保険適用の対象範囲などを議論した。現時点で適用外の治療法などについて、支払側・診療側が、関係学会のガイドライン(指針)を参考にして有効性や安全性が高いと確認されれば対象に含めるべきだと主張した。ただ、流産を防ぐために受精卵の染色体異常を調べる着床前診断(PGT)や、第三者の卵子・精子を用いた生殖補助医療の保・・・
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2021年11月12日(金)
[診療報酬] 回復期リハの対象に心疾患の追加を提案 中医協・総会で厚労省
- 厚生労働省は12日、回復期リハビリテーション病棟入院料の対象に2022年度の診療報酬改定で心疾患を追加することを中央社会保険医療協議会の総会で提案した(p203参照)。心臓リハビリテーションが必要な心不全や急性心筋梗塞の入院患者が増えているのに、この入院料の対象とされておらず、リハを行うのが難しいため。ただ、心臓リハを行う循環器の医師を回復期リハ病棟に配置することの難しさを指摘する声もある。 「回復期・・・
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2021年11月12日(金)
[インフル] 全国報告数23人、前年比9人減 インフルエンザ・第44週
- 厚生労働省は12日、2021年第44週(11月1日-11月7日)の「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は23人で前年同期と比べ9人減となった(p2参照)。なお、全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告(第9報)によると、今週の患者数、休校・学年閉鎖・学級閉鎖施設数は「0」となった(p4参照)。●第44週発生状況(p2参照)(p6参照)▽全国の定点当たり報告数:0.00(前・・・
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2021年11月09日(火)
[人口] 人口動態統計月報 21年6月分 厚労省
- 厚生労働省は9日、2021年6月分の「人口動態統計月報(概数)」を公表した。詳細は以下の通り。●人口動態(p5参照)▽出生数/6万8,549人(前年同月比2.7%減・1,902人減)▽死亡数/10万7,722人(8.2%増・8,171人増)▽自然増減数/3万9,173人の減少(1万73人減)●死因別死亡数の上位3位(p12~p15参照)▽悪性新生物(がんや肉腫などの悪性腫瘍)/3万419人▽心疾患(高血圧性を除く)/1万4,939人▽老衰/1万1,276人・・・
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2021年11月08日(月)
[医療改革] かかりつけ医の制度化、診療報酬の包括払いを提言 財務省
- 財務省は、8日の財政制度等審議会の分科会で、「かかりつけ医」の制度化の必要性を改めて主張するとともに、それを制度化した際の診療報酬の評価として包括払いを提言した(p47参照)。また、「かかりつけ医」が行う初診への評価の機能強化加算について、ゼロベースでの見直しが必須だとも指摘した(p47参照)。財政審はこうした考え方について、月内に固める2022年度予算編成に向けた提言(秋の建議)に反映させたい考・・・
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2021年11月05日(金)
[インフル] 全国報告数20人、前年比10人減 インフルエンザ・第43週
- 厚生労働省は5日、2021年第43週(10月25日-10月31日)の「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は20人で前年同期と比べ10人減となった(p2参照)。なお、全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告(第8報)によると、今週の患者数、休校・学年閉鎖・学級閉鎖施設数は「0」となった(p4参照)。●第43週発生状況(p2参照)(p6参照)▽全国の定点当たり報告数:0.00(・・・
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2021年11月05日(金)
[診療報酬] 療養・就労両立支援、衛生推進者への情報提供も評価を 中医協
- 中央社会保険医療協議会・総会は5日、2022年度の診療報酬改定に向け、治療と仕事の両立支援に関する診療報酬上の評価の在り方などを議論した。診療側の委員は「療養・就労両立支援指導料」(初回800点、2回目以降400点)の評価の対象となる企業への情報提供先に衛生推進者を加えることや、「相談支援加算」(50点)の算定対象となる職種に精神保健福祉士なども含めることを主張した。これらの意見に、支払側の委員はおおむね理解・・・
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2021年11月05日(金)
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 11月8日-11月13日
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- 来週注目の審議会スケジュール(11月8日-11月13日)(11/5)《厚生政策情報センター》
- 発信元:厚生政策情報センター カテゴリ: その他
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2021年11月04日(木)
[診療報酬] 22年度改定、技術評価の対象は754件 中医協・分科会で厚労省
- 2022年度の診療報酬改定に向けて、中央社会保険医療協議会の医療技術評価分科会は4日、新たな技術の保険収載や収載済みの技術の点数の増減などに関する審議を始めた。22年1月の上中旬にその結果をまとめ、中医協・総会で最終的に検討する。 厚生労働省はこの日の会合で、分科会における評価の対象となる技術を提案した。具体的には、各学会から計908件の提案があり、学会へのヒアリングなどを踏まえ、このうち754件(新規281件・・・
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2021年11月04日(木)
[医療改革] ポリファーマシーを地域連携で解消、モデル事業実施へ 厚労省
- 高齢者のポリファーマシー対策を地域全体で進める際の課題の解決につなげるため、厚生労働省は2022年度に新たなモデル事業を行う。高齢者への医薬品の適正使用を促す指針などを活用しながら病院や診療所、薬局などによる連携の取り組みを「モデル地域」で実際に進め、課題を洗い出す(p111参照)。 省内の「高齢者医薬品適正使用検討会」に4日、事業の実施案を示し、了承された。これを受けて厚労省は、モデル地域の公募要・・・
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2021年10月29日(金)
[インフル] 全国報告数13人、前年比7人減 インフルエンザ・第42週
- 厚生労働省は10月29日、2021年第42週(10月18日-10月24日)の「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は13人で前年同期と比べ7人減となった(p1~p2参照)。なお、全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告(第7報)によると、今週の患者数、休校・学年閉鎖・学級閉鎖施設数は「0」となった(p4参照)。●第42週発生状況(p2参照)(p6参照)▽全国の定点当たり報告数:0・・・
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