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2011年02月18日(金)
[医療計画] 平成23年内を目処に、医療計画の新指針を策定 厚労省
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厚生労働省が2月18日に開催した、医療計画の見直し等に関する検討会で配付された資料。この日は、医療計画の新たな評価手法の導入等について議論した。
会合では、東京医科歯科大学の河原教授より、現行医療計画の問題点について意見陳述が行われた。現在、4疾病5事業を中心に精神医療を加え、各都道府県において、医療計画の見直しが行われている。河原教授は、現行医療計画は、実効性があるのか、新しい医療計画の理念や考え・・・
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2011年02月16日(水)
[診療報酬] 再生医療の推進に、高度医療の柔軟運用を検討 中医協総会
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厚生労働省が2月16日に開催した、中医協総会で配付された資料。この日は、医療と介護との連携のうち在宅歯科医療・在宅における薬剤師業務、再生・細胞医療推進に向けた医療保険サイドからのアプローチなどについて議論を行った。
在宅における歯科医療や薬剤師業務が、治療成績の向上や、医療費の無駄削減に対して大きな効果を与えることが知られている。たとえば、要介護者に対する口腔ケアを行うことで、誤嚥性肺炎の発症・・・
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2011年02月16日(水)
[診療報酬] 次期実調では、診療所の調査項目を簡素化 中医協・調査小委
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厚生労働省が2月16日に開催した、中医協・調査実施小委員会で配付された資料。この日は、次期改定の基礎資料となる第18回医療経済実態調査について厚労省案が出され、小委として了承した。
小委ではこれまで、医療機関の経営実態を正確に把握するために回答率をどう向上させるかが大きな議論となっていた。前回会合では、診療側委員から「診療所では、改定前後の決算状況が分かれば十分なのではないか」との提案が出され、青色・・・
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2011年02月15日(火)
[医療費] 2010年度診療報酬改定後の医療費動向を分析 日医
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日本医師会はこのほど、日医総研ワーキングペーパーとして「2010年度上期の医療保険医療費の分析-2010年度診療報酬改定後の動向-」を公表した。
2010年度の診療報酬改定率は、医科入院+3.03%、医科入院外+0.31%であり、医科入院:医科入院外=1:0.1であった。厚生労働省から2011年2月1日に、2010年度上期の医療費が公表されたことをうけ、同ワーキングペーパーでは、診療報酬改定の影響をスピーディーに把握する目的で・・・
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2011年02月15日(火)
[規制改革] 遠隔医療の実施可能範囲やインセンティブ、規制改革を議論
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内閣官房が2月15日に開催した、情報通信技術利活用のための規制・制度改革に関する専門調査会で配付された資料。この日は、個人情報保護(各府省のガイドラインの共通化等)や遠隔医療関連について、関係者からのヒアリングや議論を行った。
個人情報保護法については、事業者がより個人情報保護法を運用しやすい体制整備として「ガイドライン共通化」という方針が出されているが、現時点での進捗は十分といえない。そのため、・・・
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2011年02月15日(火)
[意見募集] 出産育児一時金を39万円とする措置の継続など
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厚生労働省は2月15日に、健康保険法施行令等の一部を改正する政令案に対する意見募集を開始した。今回の改正は、高額な医療費や出産・育児などに係る経済的負担の軽減を図るために行われるもの。
改正内容は、(1)70歳から74歳までの高額療養費等の算定基準額引上げ凍結措置の延長(2)出産育児一時金などを39万円とする措置の継続(3)国家公務員の育児休業などに関する法律等の一部改正に伴う措置(4)社会保険診療報酬支払・・・
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2011年02月14日(月)
[高齢者医療] 全国の高齢者医療担当者などを集め、医療施策等を説明
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厚生労働省は2月14日に、全国の高齢者医療・国民健康保険の担当者と後期高齢者医療広域連合事務局長を集めて、保険局各課より説明を行った。
資料は、保険局の(1)高齢者医療課(2)国民健康保険課(3)総務課医療費適正化対策推進室―からそれぞれ提示されている。
(1)の高齢者医療課は、高齢者医療制度の見直しや、後期高齢者の健康診査および長寿・健康増進事業、後期高齢者に係る保険者機能強化事業について詳述してい・・・
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2011年02月10日(木)
[審査支払] 平成22年11月診療分は総計7534万件、8508億円 支払基金
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- 平成22年11月診療分の件数と金額が確定(2/10)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
平成22年11月診療分の確定件数は総計7534万件で、対前年同月比では、総計2.8%増、医療保険1.0%増、各法(生活保護法等)16.5%増となっている。また、確定金額は総計8508億円で、対前年同月比は総計6.1%増、医療保険4.9%増、各法(生活保護法等)11.0%増となっている。
資料では、診療報酬等確定件数・金額の月別推移・・・
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2011年02月09日(水)
[DPC] 機能評価係数II、病院が有すべき機能の褒章へ方向転換 DPC分科会
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厚生労働省が2月9日に開催した、診療報酬調査専門組織・DPC評価分科会で配付された資料。この日は、医療機関別係数のうち、機能評価係数IおよびIIの見直しの方向性を固めたほか、DPCの包括範囲について議論を行った。
医療機関別係数は、現在、「(暫定)調整係数」「機能評価係数I」「機能評価係数II」で構成されている。このうち、調整係数については、個別評価・継続評価をやめ、病院群単位の評価・直近の出来高実績評価と・・・
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2011年02月04日(金)
[診療報酬] 次期改定に向け、複数科受診での再診料算定など要望 日病協
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日本病院団体協議会はこのほど、厚生労働省保険局長に宛てて、診療報酬に関する要望書を提出した。これは、平成24年度の診療報酬改定に向けて、22年6月に要望した「根拠に基づく入院基本料等の算定方式の創設」に続き要望するもの。
日病協では、(1)標準化に適合した医療情報システムの整備と活用における診療報酬上の評価(2)同一日の同一医療機関複数科受診(3)入院患者の他医療機関への受診の取り扱い(4)「外来リハビ・・・
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2011年02月03日(木)
[医療制度] 厚労省が、日本の医療制度を分かりやすく説明した資料を公表
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厚生労働省は2月3日に、我が国の医療制度の概要をまとめた資料を公表した。
資料では、(1)医療保険制度全体(p2~p4参照)(2)高齢者の医療制度(p5~p6参照)(3)高額療養費(p8~p9参照)(4)診療報酬(p10~p14参照)―などの各制度の概要を示している。また、医療費の動向や医療保険財源についても整理。この資料は、日本における医療制度の概要を分かりやすくとりまとめている。
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2011年02月02日(水)
[医療提供体制] 医療療養病床の25対1看護、平成24年以降も認めよ 保団連
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- 地域の医療を守るため、介護療養病床廃止を撤回するとともに、現行の医療療養病床の人員配置を認め、正当に評価してください(2/2)《保団連》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 医療提供体制
保団連の要望は、(1)介護療養病床廃止そのものを撤回すること(2)医療療養病床について、平成24年以降も現行の看護・看護補助の配置を認め、診療報酬を正当に評価すること―の2点(p1参照)。
医・・・
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2011年02月02日(水)
[診療報酬] 訪問看護師との退院時共同指導でも指導料算定可へ 中医協
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厚生労働省が2月2日に開催した、中医協総会で配付された資料。この日は、医療と介護の連携のうち、リハビリテーションや退院調整について議論したほか、有識者からのヒアリングを行った。
リハビリテーションについては、大きく(1)医療保険と介護保険の連携(2)外来リハビリにおける再診料併算定の是非―などが厚労省保険局の鈴木医療課長より論点として示された(p75~p141参照)。
リハビリテーションについては、平・・・
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2011年02月01日(火)
[地域医療] 次期改定においても、チーム医療のさらなる評価を 東京都
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東京都が2月1日に開催した、東京都地域医療対策協議会で配付された資料。この日も、医師および医療関係職等の役割分担と、チーム医療の推進について議論した。
資料には、現時点の整理(案)が提示されている(p641~p648参照)。整理案では、大きく(1)「役割分担とチーム医療」推進の基本的な考え方(2)チーム医療の困難性(3)医療スタッフの役割の拡大(期待される役割)(4)医療サービスを受ける立場(患者)(5)今・・・
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2011年02月01日(火)
[診療報酬] 細菌性髄膜炎等の内科治療につき診療報酬評価を提案 内保連
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- 特定内科診療(仮)の新設について(2/1)《内保連》
- 発信元:内科系学会社会保険連合 カテゴリ: 診療報酬
診療報酬改定においては、学会からの要望も反映される。具体的には、新規医療技術の保険収載について、診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会に要望を提出する場面などがあげられる。中医協に直接要望を伝えられる学会としては、外科系学会社会保険委員会連合(外保連)、内保連、看護系学会等社会保険連合(看保連)などがあり、内・・・
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2011年01月31日(月)
[材料価格] 23年2月1日から保険適用される医療機器の区分と償還価格を通知
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厚生労働省はこのほど、医療機器の保険適用に関する通知を発出した。平成23年2月1日から新たに保険適用された機器について、機能区分や保険償還価格などが整理されている。
医療機器については、銘柄別ではなく、機能区分別に保険償還価格が設定されている。既存の機能区分では評価しきれない新規の医療機器は、別途、中医協で個別品目ごとに承認手続きを経るが、既存区分に該当するものは、報告のみが行われる(ルールに沿っ・・・
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2011年01月31日(月)
[健康保険] 出産育児一時金、受取代理制度の事務手続き等を整理
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厚生労働省は1月31日に、出産育児一時金等の支給申請及び支払方法に関する通知を発出した。出産育児一時金については、緊急の少子化対策の一環として平成21年10月~平成23年3月までの間、医療機関等への直接支払いを実施している。しかし、被保険者の負担軽減、医療機関の未収金減少といった効果がある反面、医療機関への支払までに時間がかかるなどの問題点が指摘されている。
このため、新たに支給申請・支払方法を定めた「・・・
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2011年01月28日(金)
[診療報酬] アムロジピンOD錠2.5mgなど4品目を薬価収載 厚労省
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厚生労働省は1月28日に、使用薬剤の薬価(薬価基準)等の一部改正に関して事務連絡を行った。製薬企業による医薬品の製造販売承認の承継に伴い、販売名の変更があったアムロジピンOD錠2.5mg「興和テバ」などの医薬品4品目が薬価基準の別表に収載された。これにより、薬価基準の別表に収載されている全医薬品の品目数は、内用薬9150品目、注射薬4179品目、外用薬2843品目、歯科用薬剤36品目の計1万6208品目となった。
また、掲・・・
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2011年01月28日(金)
[診療報酬] 薬価基準に収載されている医薬品リストを公表
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厚生労働省は1月28日に、使用薬剤の薬価(薬価基準)に収載されている医薬品について(平成23年1月28日現在)公表した。これは、同日現在、薬価基準に収載されている医薬品(約1万6000品目)の内容などを示したリスト。
本リストでは、先発医薬品のほか、医療機関等における円滑な事務の推進を図る観点から「診療報酬において加算等の算定対象となる後発医薬品(いわゆるジェネリック医薬品)」に該当する品目も併せて掲載して・・・
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2011年01月28日(金)
[診療報酬] レセプト電子請求の義務化、全面的に容認できない 保団連
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- レセプト電子請求に関する見解(1/28)《保団連》
- 発信元:全国保険医団体連合会 カテゴリ: 診療報酬
保団連はこれまで、診療報酬のオンライン請求について、一貫して手上げ方式を主張してきたという。保団連のいう手上げ方式とは、紙レセプト、電子媒体、オンライン請求のいずれでも医療機関の希望により選択できるというもの。そのため、厚生労働省がすすめている、請求方法を電子媒体かオンライン請求の二者択一とした方針については、全面的・・・
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2011年01月27日(木)
[診療報酬] アズレンうがい液4%「TSU」を薬価収載 厚労省
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厚生労働省は1月27日に、使用薬剤の薬価(薬価基準)等の一部改正に関する通知を発出した。製薬企業による医薬品の製造販売承認の承継に伴い、販売名の変更があった医薬品、アズレンうがい液4%「TSU」(外用薬1品目)が薬価基準の別表に収載された。これにより、薬価基準の別表に収載されている全医薬品の品目数は、内用薬9146品目、注射薬4179品目、外用薬2843品目、歯科用薬剤36品目の計1万6204品目となった。
また、掲示事・・・
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2011年01月27日(木)
[診療報酬] 22年度改定またぐ2年度分の決算書もとに、療養病棟のコスト調査
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厚生労働省が1月27日に開催した、診療報酬調査専門組織・慢性期入院医療の包括評価調査分科会で配付された資料。この日は、主に調査分析の手法について議論を行った。
慢性期入院医療分科会には、中医協総会から、平成22年度改定の影響や慢性期入院医療の在り方などについて調査・分析するよう付託がなされていた。前回、平成22年12月21日の会合では、調査・分析の大枠について了承。ただし、調査の詳細等について委員から注・・・
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2011年01月21日(金)
[特定健診] 平成21年度における特定健康診査の実施率(速報値)は、40.5%
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厚生労働省は1月21日に、平成21年度における特定健康診査・特定保健指導の実施状況(速報値)を公表した。特定健康診査・特定保健指導制度は平成20年度から開始されたもので、実施主体である保険者は、年度毎の実施状況を、当該年度の翌年度の11月1日までに社会保険診療報酬支払基金に報告することとなっている。
速報値は、平成22年12月末時点で報告のあった、3449保険者のデータより集計。資料によると、平成21年度における・・・
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2011年01月21日(金)
[診療報酬] 基本診療料のコスト分析、WGで具体案検討 コスト調査分科会
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厚生労働省が1月21日に開催した、診療報酬調査専門組織の「医療機関のコスト調査分科会」で配付された資料。この日は、中医協総会より付託された基本診療料のコスト分析の可能性について議論するとともに、コスト分析の具体的手法等について探るためのワーキンググループを設置することを決定している。
中医協総会では、診療側委員から、(1)基本診療料の中で、技術料やキャピタルコスト、オペレーティングコストが、どのよ・・・
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2011年01月21日(金)
[診療報酬] 看取りまでする在宅医療評価が次期改定の論点に浮上 中医協
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厚生労働省が1月21日に開催した、中医協総会で配付された資料。この日は、医療と介護の連携について厚労省から説明を受けたほか、デバイス・ラグ解消に向けた医療保険サイドからのアプローチや、DPCの見直し方向について議論を行った。
また、行政刷新会議が診療報酬と重複する補助金の廃止方針を打ち出していた点について、中医協として「望ましくない」旨の意見を細川厚労相・蓮舫行政刷新相に提出することが了承された。
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