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2010年04月09日(金)
[行政改革] 手数料是正に向け、支払基金を省内事業仕分け対象に 厚労相
- 長妻厚生労働大臣が4月9日に行った、閣議後記者会見の概要。省内事業仕分けの対象に社会保険診療報酬支払基金を入れた点について、「基金の問題で言えば手数料が高いと言われている」とし、「多角的に見て、役所も最終的には納得する形で削って行くこということを繰り返して行い、そういうマインドを厚生労働省の中に埋め込んで行きたい」と説明している(p1~p3参照)。
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2010年04月09日(金)
[福祉] 平成21年12月の障害福祉サービス等の利用者総数は52.8万人
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厚生労働省は4月9日に、障害福祉サービス等の利用状況について公表した。資料によれば、障害福祉サービス費等の報酬については市町村より委託を受け、平成19年10月から国民健康保険団体連合会(国保連)において事業者への支払い事務を開始している。今回のデータは、国保連より支払いが行われた実績に係るデータより、利用者数等基本情報を抽出・集計したもの。
(1)利用状況等の概況(平成19年11月~平成21年12月)(2)サ・・・
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2010年04月09日(金)
[医療施設] 一般病床は150床減、療養病床は83床減 医療施設動態調査
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厚生労働省は4月9日に、平成22年1月末の「医療施設動態調査(概数)」を公表した。
資料によると、病院の施設数は前月に比べて4施設減って8724施設、病床数は297床減って、160万90床となっている。このうち、一般病床は150床減の90万5951床だった。療養病床は83床減少し、33万5506床になっている。
一般診療所の施設数は51施設減って9万9592施設で、増減の内訳をみると、有床診療所が49施設減少、無床診療所も2施設減少して・・・
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2010年04月09日(金)
[診療報酬] 先進医療の施設基準にかかる解釈通知を改正 厚労省
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- 「厚生労働大臣の定める先進医療及び施設基準の制定等に伴う実施上の留意事項及び先進医療に係る届出等の取扱いについて」の一部改正について(4/9付 通知)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 保険局 医療課 カテゴリ: 診療報酬
主な改正点は、(1)第2項先進医療を実施する保険医療機関の施設基準について、医師の経験年数・経験症例の規定を追加(2)検体検査にかかる技・・・
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2010年04月09日(金)
[難病] 難治性疾患研究の採択課題を発表 厚労省
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厚生労働省は4月8日に、平成22年度難治性疾患克服研究事業の研究課題(第1次公募後)一覧表を公表した。本事業は、症例数が少なく、原因不明で治療方法も未確立で、かつ、生活面で長期にわたる支障がある疾患について、研究班を設置し、原因の究明、治療方法の確立に向けた研究を行うもの。
資料では、(1)臨床調査研究分野(2)重点研究分野(3)横断的基盤研究分野(4)研究奨励分野―の4分野について、採択課題、研究者、所・・・
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2010年04月09日(金)
[経営] 医療貸付、長期運転資金は年1.2%に大幅引き下げ 福祉医療機構
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- 独立行政法人福祉医療機構(医療貸付)貸付利率表(4/1)《福祉医療機構》
- 発信元:独立行政法人福祉医療機構 カテゴリ: 医療提供体制
医療貸付利率表(固定金利)によると、病院、診療所とも新築資金・増改築資金(甲種)は年1.6%、増改築資金(乙種)は年2.1%で据え置き。また、介護老人保健施設、助産所等についても、それぞれ年1.7%、年2.1%で利率は据え置かれている(p1参照)。一方、長期運転資金については、いずれの施設についても、年1.2%と大幅に引き下げら・・・
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2010年04月08日(木)
[予防接種] 国内4メーカーに不活化ポリオワクチンの早期開発を依頼
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厚生労働省は4月8日に、混合不活化ポリオワクチン開発メーカー4社に対し、不活化ポリオ(急性灰白髄炎)ワクチンの速やかな薬事承認取得および供給のため、より一層の開発促進を依頼したと公表した。
平成12年にWHO西太平洋地域においてポリオ根絶宣言が出され、また日本国内でも昭和56年以降、野生株によるポリオ患者発生は確認されていない。しかしながら、我が国では、生ワクチンでの予防接種を続けており、極めて希ではあ・・・
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2010年04月08日(木)
[行政改革] 厚労省の行政事業レビュー計画、6月に中間まとめ
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内閣府が4月8日に開催した、行政刷新会議で配付された資料。この日は、各省庁における行政事業レビューの行動計画などについて議論を行った。
行政事業レビューとは、事業仕分けの内生化・定常化と言うべきもので、各省庁で予算の支出先や使途等を把握し、自ら事業点検をしながら、その結果を行政に反映させるというもの。
厚労省の行動計画は、省内事業仕分けとレビューを一体的に実施する基本方針のもと、長浜副大臣を責任・・・
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2010年04月08日(木)
[看護] 4割の患者が、インドネシア人看護師候補者との意思疎通に問題なし
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厚生労働省は4月8日に、インドネシア人看護師候補者受入実態調査の結果を公表した。
調査結果を見てみると、候補者の受入目的は、「将来の外国人看護師受入れのテストケース」が約85%。「国際貢献・国際交流」「職場の活性化」と回答した割合は約7割だった。一方で、「看護補助者の人員不足の解消」という回答も約6割あった(p5参照)。
コミュニケーション能力については、職員から見ると、「時々話が通じないときはあ・・・
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2010年04月08日(木)
[病院] 21年12月の1日平均外来患者数は減少傾向に
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厚生労働省は4月8日に、平成21年12月分の病院報告(概数)を発表した。
報告によると、一般病床を含む病院の1日平均患者数は対前月比で7084人減少し、129万5992人となっている。一般病床の1日平均患者数は7492人減の67万6092人、外来患者数は6473人減の141万4901人だった(p1参照)。
一方、病院全体の月末病床利用率は対前月比7.9ポイント減の73.1%で、うち一般病床は14.0ポイント減の61.0%、介護療養病床は0.3ポイン・・・
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2010年04月08日(木)
[審査支払] 生活保護等のレセプト電子データの提供開始 支払基金
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- 生活保護等のレセプトの電子データ提供を開始します(4/8)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
支払基金は、レセプト電子データ提供事業として、希望する保険者に対してレセプト電子データを提供している。そこで、平成22年7月請求(5月診療)分から、「生活保護法」および「中国残留邦人等」の公費負担医療に係るレセプトについて、希望する都道府県等に電子データ提供を開始する、としている(p1参照)。
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2010年04月08日(木)
[審査支払] 審査支払機関の在り方について検討開始 厚労省
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厚生労働省が4月8日に開催した、「審査支払機関の在り方に関する検討会」の初会合で配付された資料。
医療機関は、社会保険診療報酬支払基金(支払基金)と国民健康保険団体連合会(国保連)に対し、患者の診療報酬明細書を提出することで医療費を得ているが、行政刷新会議や累次の規制改革関係会議において、審査支払機関の在り方について様々な指摘がある。そのため、この検討会では、審査支払機関の組織の見直しや効率化の・・・
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2010年04月07日(水)
[社会保障] 社会保障の信頼取り戻すため、番号導入で所得の公平な把握を
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内閣府がこのほど開催した、社会保障・税に関わる番号制度に関する検討会で配付された資料。この日は、有識者からのヒアリングを行った。
資料には、国際公共政策研究センターの田中理事長による「共通番号制度導入の基本的な考え方」と、野村総合研究所の安田上級研究員による「社会保障からみた『番号』制度への期待」が提示されている。
田中理事長は、共通番号の導入により(1)社会保障の利用者負担上限制度(2)医療・・・・
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2010年04月07日(水)
[介護保険] 施設基準や報酬算定基準にかかるQ&A集を発表 厚労省
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厚生労働省は4月7日に、介護保険最新情報Vol.146を公表した。今回は介護サービス関係Q&A集の送付に関する事務連絡を掲載している。
介護サービスに係るQ&Aは、これまでも同最新情報等で示されてきており、相当の蓄積がある。しかし、体系だった整理がなされていなかったため、今般、Q&Aをサービス種類ごとにまとめたものだ。
本Q&A集に掲載されているのは、(1)人員・設備および運営基準(2)報酬算定基準―の解釈に関するも・・・
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2010年04月07日(水)
[審査支払] レセプト電算化にあわせた事業指針を発表 支払基金
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- 社会保険診療報酬支払基金事業指針(平成22年度~24年度)(4/7)《社会保険診療報酬支払基金》
- 発信元:社会保険診療報酬支払基金 カテゴリ: 診療報酬
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2010年04月07日(水)
[健保組合] 平成22年度予算、過去最悪の6600億円の赤字か
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健康保険組合連合会は4月7日に、「平成22年度健保組合予算早期集計結果の概要」を公表した。これは、平成22年度の健保組合の財政状況等を早期に把握するため、現段階において22年度予算データの報告があった1313組合の数値を基に、全組合ベースの平成22年度予算状況を推計し、前年度との対比を行ったもの。全組合数は平成22年度4月1日現在、1462組合。
概要によると、平成22年度の経常収支状況は、過去最大の6605億円の大幅な・・・
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2010年04月06日(火)
[周産期] 安全な周産期管理のため、院内マニュアルの整備を 麻酔科学会
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日本麻酔科学会はこのほど、日本産科婦人科学会など関連学会と合同で作成した、「産科危機的出血への対応ガイドライン」を公表した。周産期管理の進歩により母体死亡率は著明に低下したものの、出血が依然、母体死亡の主要な原因である。現在、産科危機的出血に対する輸血療法の明確な指針がないため、より安全な周産期管理の実現を目的に本ガイドラインが作成された。
ガイドラインでは、(1)産科危機的出血への対応フローチ・・・
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2010年04月06日(火)
[障害者] 自立支援医療の利用者負担限度額を整理 厚労省
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厚生労働省は4月6日に、自立支援医療における利用者負担の基本的な枠組みについての資料を公表した。
障害者に関する公費負担医療制度である育成医療、更生医療及び精神障害者通院医療費公費負担制度については、平成18年4月から自立支援医療として再編されている。利用者は1割の定率負担をするが、負担が過大にならないよう、所得に応じて1ヵ月あたりの負担限度額が設けられている。
資料では、所得別の負担限度額が整理さ・・・
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2010年04月06日(火)
[人事] 日医、役員別の職務分担を決定
- 日本医師会は4月6日に、日本医師会執行部職務分担表を公表した。資料では、会長はじめ副会長、常任理事の職務内容が示されている。副会長について見てみると、地域医療は横倉義武氏が、医療政策や医療保険、介護・福祉は中川俊男氏が担当する。また常任理事では、医業経営は三上裕司氏が、救急医療は石井正三氏が、医賠責は葉梨之紀氏が、それぞれ担当する。
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2010年04月06日(火)
[医薬品] 医師による医薬品等の個人輸入、啓発パンフで注意呼びかけ
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- 医師・歯科医師による医薬品等の個人輸入について(4/6)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 医薬食品局 監視指導・麻薬対策課 カテゴリ: 医薬品・医療機器
パンフレットでは、個人輸入する医薬品等には、(1)不衛生な場所や方法で製造された(2)正規のメーカー品を偽った偽造製品(3)含有量が基準を満たしていない―などの可能性があり、危険性を伴うとして、注意を呼びかけている。そのうえで、これまでに健康被害が報告された健康食品・サプリメント等を紹・・・
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2010年04月06日(火)
[子ども手当] 子ども手当制度を設けた趣旨など解説 厚労省
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- 子ども手当について 一問一答(4/6)《厚労省》
- 発信元:厚生労働省 雇用均等・児童家庭局 総務課 カテゴリ: 社会福祉
パンフレットでは、(1)子ども手当制度を設けた趣旨(p1参照)(2)所得制限を設けない理由と、高所得者優遇の有無(p2参照)(3)支給対象や支給額等の仕組み(p3参照)(4)児童養護施設に入所している子どもへの支給(p6参照)―などについて、一問一答形式で説明している(p1~p9参照)。
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2010年04月05日(月)
[医薬品] 平成20年における医薬品、輸出額も輸入額も前年に比べ増加
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厚生労働省はこのほど、平成20年薬事工業生産動態統計年報を公表した。概要版については、すでに3月11日に発表されており、詳細な本報告をまとめたものである。
本報告は、(1)医薬品の薬効分類別生産状況(p13~p20参照)(2)医薬品の地域別生産金額(p25~p27参照)(3)医薬品の輸出入状況(p27~p34参照)(4)衛生材料(p35~p36参照)(5)医療機器(p37~p36参照)―などがまとめられている。資料には、詳細・・・
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2010年04月05日(月)
[医療改革] 世界一を目指し、医療・介護の規制撤廃等を横断的にすべき
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経済産業省が4月5日に開催した、産業構造審議会の産業競争力部会で配付された資料。この日は、「医療・介護・健康・子育てのニーズをビジネスに活かせるか」というテーマについて、発表や討議が行われた。
発表に立った南東北病院グループの渡邉理事長は「日本が世界でナンバーワンになれる分野は医療・介護・健康・子育てなどの社会保障分野であり、そのためには必要なシステム開発や規制の撤廃・緩和に産学官連携で横断的に・・・
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2010年04月05日(月)
[臓器移植] 小児臓器移植に向け、被虐待児を除外するマニュアルの作成へ
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厚生労働省が4月5日に開催した、厚生科学審議会疾病対策部会の臓器移植委員会で配付された資料。この日は、改正臓器移植法の7月施行にあたり、制度面からの検討や小児からの臓器提供について議論した。
小児からの臓器提供については、同委員会の下部組織である「臓器提供に係る意思表示・小児からの臓器提供等に関する作業班」から、「改正臓器移植法の施行に係る論点」が提示された(p4~p9参照)。作業班では、虐待を受け・・・
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2010年04月05日(月)
[規制改革] 混合診療解禁などを専門的に調査するWG設置 内閣府
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政府が4月5日に開催した、行政刷新会議の規制・制度改革に関する分科会に設置されたライフイノベーションWGの初会合で配付された資料。規制・制度改革分科会では、分野ごとに調査を行うため、(1)グリーンイノベーション(2)ライフイノベーション(3)農業―の3つのワーキンググループを設置した。ライフイノベーションWGでは、医療・介護分野の規制等について調査を行う。
この日は、検討テーマや今後の進め方について議論を・・・
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