よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【参考資料5】第5回食物アレルギー表示に関するアドバイザー会議(資料1・資料2・資料3)[消費者庁] (23 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34044.html
出典情報 アレルギー疾患対策推進協議会(第17回 7/12)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

カシューナッツの特定原材料への追加に係る発言等
河野大臣記者会見(令和5年3月14日)
○(問) 「カシューナッツ」は2017年の調査で7位。2020年の調査では6位で、発症件数に加えてショック症状の症例数
も「えび」「そば」「かに」の今義務表示があるものよりも多くなっています。これについてはアナフィラキシーの発生頻
度が「くるみ」よりも多いということもあり、早急な義務化の必要があるのではないかと考えているのですが、今すぐに
でも公定法の開発に着手していただけないでしょうか。
○河野大臣 「カシューナッツ」について対応が必要だというのは全くそのとおりだと思います。公定検査法の確立をす
ることが義務表示には必要になってまいりますので、2023年度の予算にはそれを盛り込んでおります。予算成立後、
直ちに着手できるように色々な準備は進めておりますが、3月末には来年度予算が成立する見込みですので、新年
度から直ちに着手したいと思います。ただ、「くるみ」の場合は、公定検査法の確立に3年以上かかりましたので、そ
れをもっと短縮するためにどうしたらいいのかということは色々やっていかなければいけないと思っております。「カ
シューナッツ」の次にも色々やらなければいけないものがありますが、この公定検査法に取り組むことができる専門
人材というのが我が国は非常に限られておりますので、ぜひこの分野に若い有能な方が参入してきてくれるような
広報もぜひお願いしたいと思います。
消費者委員会食品表示部会(令和4年6月6日)
○今村委員 まず、義務表示の件ですけれども、カシューナッツ も順調に順位を上げてきて上位を占めているので 、
私はカシューナッツも もう対象圏内に入っているかなと思います。なので、ぜひ前向きに検討してもらいたいのと、そ
れと検知法ですね。カシューナッツを 今から考えておかないと、もう間に合わないと思います。
消費者委員会食品表示部会(令和4年12月7日)
○渡邊委員 今後、こういうふうに追加する基準とかですね、どういう状況になったら追加していくかとかいうような基準
みたいなものがあるのかどうか、もしそういうことが検討されているのであれば教えて頂きたいなというふうに思いま
す。原材料が、非常に加工度がすごく高くなった形で入るようなものについて、判断基準を分けるべきじゃないかなと
思っております。
○菅委員 6月にも議論がありましたように、くるみ以外の木の実類についても、今後、義務表示に移行させる必要性
が高まることが予測されるのではないかと。我が国ではひとくくりにしないで、個別に義務化するかを考えていくやり
方を今後も採ることにするのだとしましても、カシューナッツは早晩義務化を要するという議論が必要になるのではな
いかとか、あるいはマカダミアナッツなどは推奨表示に含めなくていいのだろうかと。
25