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費-1参考2○費用対効果評価専門組織からの意見について (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000182080_00013.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 費用対効果評価専門部会(第62回 7/12)《厚生労働省》
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8.3.3

対象者本人から QOL 値を得ることが困難な場合などには、一般の
人々を対象に健康状態を想起させることにより SG(Standard gamble:
基 準 的 賭 け ) 法 や TTO(Time trade-off: 時 間 得 失 ) 法、DCE(Discrete
choice experiment: 離散選択実験 ) 法などの手法を用いて測定しても
よい。ただし、これらの手法で測定された QOL 値は、提示するシナ
リオにより結果に大きな影響を与えるため、同一の健康状態におい
ては同一の QOL 値を用いるなどの留意が必要である。

8.4

QOL 値は、「8.2」および「8.3」を満たすものがある限り、国内での調査結果
を優先的に使用することを推奨する。

8.4.1

ただし、国内における研究がないあるいは不十分で、海外で質の高
い研究がなされている場合は、海外で測定されたものを使用しても
よい。

8.5

「公的医療 ・ 介護の立場」 からの分析の場合、実際のデータがあれば家族等の
介護者や看護者に与える QOL 値への影響について考慮に入れてもよい。

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