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費-1参考2○費用対効果評価専門組織からの意見について (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000182080_00013.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 費用対効果評価専門部会(第62回 7/12)《厚生労働省》
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費用の算出
10.1 「公的医療の立場」においては公的医療費のみを費用に含める。

10.2

各健康状態の費用は、評価対象技術によって直接影響を受ける関連医療費の
みを含め、非関連医療費は含めないことを原則とする。

10.3

各健康状態の費用の推計においては、日本における平均的な使用量や標準的
な診療過程等が反映されている必要がある。

10.4

各健康状態の費用の推計において、適切な場合には、「10.3」の観点から実臨
床を反映した国内におけるレセプトのデータベースを用いることを推奨する。
ただし、レセプト上で健康状態の定義が困難である、評価時点においてデー
タの十分な蓄積がないなど、推計の実施が困難な場合はその限りではない。

10.4.1

レセプトデータを用いて推計する場合、各健康状態の定義とその根
拠を示さなければならない。

10.4.2

費用を推計するために用いた手法 ( 外れ値処理や非関連医療費の除外
などを含む ) については、用いたものとその根拠を示さなければなら
ない。

10.5

各健康状態の費用の推計において、レセプトデータベースを用いることが困
難と判断される場合、あるいはより適切であると判断される場合は、標準的
な診療プロセス等に基づき積み上げで算定してもよい。

10.5.1

積み上げで算定する場合は、「10.3」の観点から、その算定根拠につ
いて示すこと。関連する資源消費項目と消費量について、レセプト
等のデータベースを用いて同定するなどしてもよい。

10.5.2

費用を積み上げで推計する場合は、医療資源消費量と単価を区分し
て集計、報告することを原則とする。

国立保健医療科学院 保健医療経済評価研究センター(C2H)

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