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資料2-1 令和4年度業務実績評価説明資料 (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34366.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第10回 8/1)《厚生労働省》
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評価項目1-3

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教育研修事業

地域医療に貢献する研修事業の実施

○COVID-19研修のNHOの枠を越えた実施(P130)
新型コロナの感染拡大防止や対応能力の向上を図るため、地域の医療
機関・介護施設等を対象として、NHOの知見を活用した感染症対応にか
かる研修(COVID-19研修)を実施した。NHO全体として、目標を大き
く超える496件(外部受講者10,879人)の研修を実施した。
COVID-19研修事業の遂行にあたっては、当該事業が国の危機管理の
一環として位置づけられ、事業実施により感染拡大防止対策の強化に貢
献すること、その重要な役割をNHOに求められており、中期目標にも追
記されたことから、しっかりと役割を果たしていくべきことを各病院向
けに説明し各病院に地域に向けた積極的な研修の実施を求めた。
本部では、数多くの病院が新型コロナ対応を行っているというNHOの
特性を生かし、臨床検査、放射線、栄養、臨床工学技士などの職種ごと
に、その蓄積された知見を活用した研修を開催し、地域の医療機関にお
ける対応能力向上に努めた。
(外部受講者数)
臨床検査:330名 放射線:188名 栄養:596名
臨床工学技士:3名
病院では、各病院の得られた経験等を、可能な限り外部へ情報発信す
るため、地域の医療従事者向けの研修会や近隣の障害者施設や高齢者施
設への出張講座を開催するなど、令和4年度においても引き続き新型コ
ロナ禍にあったが地域との関わりを維持し、地域全体での感染拡大防止
に貢献する取り組みを実施した。

自己評価

A

○外部との連携による新型コロナ対応研修の実施(P131)
幅広い対象に向けた新型コロナ対応の研修を実施する
ために、各関係機関と連携し、研修を実施した。
・医療・介護施設の将来計画に関与する職員等向け研修
医療・介護施設の将来計画に関与する職員及びパンデミッ
ク・災害に関与する行政担当者を対象として、福岡市等の
協力を得て、感染症対応の総括及び次のパンデミックへの
備え等を目的とした研修を実施し、499名が受講した。
(NHOからは九州医療センター院長、本部審議役が参加)

・臨床検査に関与する職員向け研修
医療機関において臨床検査に携わる職員を対象として、臨
床検査受託会社の協力を得て、SARS-CoV-2核酸増幅検査
および生理機能検査感染対策等を目的とした研修を実施し、
431名が受講した。

○eラーニングシステムの積極的な活用(P132)
新型コロナ禍においても職員の研修機会の確保や様々な感染対策に係る研修や
講座等を聴講可能とするため、令和3年度末にeラーニングシステムを導入した。
令和4年度以降、NHOにおける新たな研修形態の1つとして、eラーニングシス
テムを積極的に活用し、研修の効率化を図るとともに、より多くの方に向けた研
修等を開催しており、26件の研修を行った。

○テレビ会議システムを活用したオンライン形式での研修(P133)
令和4年度においても、新型コロナの流行により、従来の集合研修を実施すること
が困難であったが、そのような中においてもテレビ会議システムを活用したオンライ
ン研修を実施し、新型コロナ流行前に近い水準の研修を実施することができた。
(研修実施件数)
令和元年度:357コース 13,047名(テレビ会議システム導入前)
令和2年度: 59コース
2,718名(うちオンライン受講者 2,564名)
令和3年度:223コース 12,212名(うちオンライン受講者 12,135名)
令和4年度:333コース 12,901名(うちオンライン受講者 10,673名)

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