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資料2-1 令和4年度業務実績評価説明資料 (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_34366.html
出典情報 独立行政法人評価に関する有識者会議 国立病院WG(第10回 8/1)《厚生労働省》
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教育研修事業

評価項目1-3

自己評価

○チーム医療研修「強度行動障害医療研修」の実施(P132)
強度行動障害医療に対し、多職種チーム医療を更に推進していくため、先駆的な医
療の導入や療育、医療安全、制度上の課題に対して解決策を検討し、多職種専門医療
としての底上げを目的とした研修を実施し83名が受講し、強度行動障害医療の専門
性をさらに高め、NHOでの治療内容(技法・プログラム)の均てん化、専門とする
若手精神科医の育成やチーム医療の推進に繋がっている。

2 質の高い医療従事者の育成・確保
○国が進めている特定行為研修修了者の育成(P124)
令和4年度においては、これまで特定行為研修制度における指定研修機関を設置す
ることができていなかった宮崎県からの強い要請に応え、宮崎東病院において地域の
ニーズに応じた呼吸器(長期呼吸療法に係るもの)関連の指定研修機関となるなど、
機構全体で35病院(令和3年度28病院)が指定研修機関となった。また、指定研修
機関との連携により自施設での実地研修が可能となる協力施設の拡大に取り組む等、
法人としてより積極的かつ主体的に特定行為を実施できる看護師育成のための体制を
整備したことにより、令和4年度特定行為研修修了者は目標を45名回る135名(達成
度:150.0%)となった。
また、令和2年度から厚生労働省委託事業の「看護師の特定行為に係る指導者育成
事業実施団体」に指定されている。令和4年度においても、新型コロナ禍の影響を受
けずに開催できるよう、eラーニングによる事前学習とWebによる双方向性の特定行
為研修指導者講習会を5回開催し、研修修了者は203名(応募倍率1.8倍)となり、安
全に特定行為を実施するために必要な指導者育成に貢献した。
150

【特定行為研修修了者数の推移(人)】
100

135
90

59
50

20

31

0
平成30年度

令和元年度

令和2年度

令和3年度

令和4年度

A

○看護師のキャリアパス制度の充実(P122)
看護職員の能力の開発として、各グループが個々に実施していた3つの
研修「医療安全対策研修Ⅰ」「入退院支援に関する実践力向上研修」「認
知症ケア研修」を集約、カリキュラムを共通化し、研修の質向上・均質化、
グループ職員の負担軽減及び経費削減を行った。特に医療安全対策研修Ⅰ
についてはeラーニングの活用により多職種が参加できる体制を構築、受
講者や受講機会を拡大したことにより、令和3年度の235人から令和4年
度は352人(+149%)と受講者を増加させた。また、看護職員能力開発
プログラム(ACTy)に基づき獲得した能力を土台として、看護管理者に求
められる能力と目標及び学習実践内容を示した看護管理者能力開発プログ
ラム(CREATE)を整備し、学習資源として活用できる研修の体系化に取
り組み、看護職員一人ひとりが自己のキャリアデザインに基づいたキャリ
アを発展させるための支援体制を構築した。
【医療安全対策研修Ⅰ職種別受講者数比較(看護師以外)】
40

33
24

26 27

R3年度

23

R4年度

20
10

9

6
1

6

2 3

2

1



















0


















さらに、看護学生の実習受入れに当たり、より質の高い教育や学生を尊
重した指導が行える者の養成を目的として開催している実習指導者講習会
についても、カリキュラムの共通化及びeラーニングの活用により、より
多くの者が受講できる環境を整える準備を進めた。

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