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入院・外来医療等の調査・評価分科会におけるこれまでの検討状況について検討結果(中間とりまとめ)(案) 入-1 (8 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00209.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織 入院・外来医療等の調査・評価分科会(令和5年度第7回 9/14)《厚生労働省》 |
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アの導入に反対ではないが、こうした取り組みも考慮して慎重な検討が必要、との指
摘があった。
2-2.ハイケアユニット入院医療管理料の重症度、医療・看護必要度について
(別添資料① P79~P93)
ICUを併設しないHCUは、ICUを併設するHCUよりも、「点滴ライン同時3本
以上の管理」及び「人工呼吸器の管理」の該当割合が高く、「動脈圧測定」の該当割合
が低く、必要度基準の該当患者割合は高かった。
HCUの入室経路の内訳は施設によってばらつきが大きいが、ハイケアユニット入院
医療管理料1においては、いずれの入室経路でも、ICUを併設しないHCUにおい
て必要度基準の該当患者割合が高かった。
入室したときの状態や、手術実施の有無によらず、「心電図モニターの管理」及び「輸
液ポンプの管理」の項目はほぼ全ての患者で該当していた。
ICUを併設するHCUのうち入室後の重症化率が高い群と低い群の比較では、「心電
図モニターの管理」及び「輸液ポンプの管理」はいずれも該当割合が高く差が見られ
なかったが、重症化率の高い群では「創傷処置」、「人工呼吸器の管理」及び「特殊な
治療法等」の該当割合が高く、重症化率の低い群では「呼吸ケア」、「点滴ライン同時
3本以上の管理」及び「動脈圧測定」の該当割合が高かった。
人工呼吸器やECMOの使用、血管作動薬の使用等、常時監視の必要性が高い治療を
行っている割合の高いHCUと低いHCUの比較では、「心電図モニターの管理」及び
「輸液ポンプの管理」は該当割合が高く、これらの項目と「呼吸ケア」は2群間で差
が見られなかった。
ICU併設の有無や病床規模、入室経路によらず、A得点3点以上の患者は、ほぼ全
てB得点4点以上となっていた。
「心電図モニターの管理」や「輸液ポンプの管理」は患者の状態や入室経路によらず
ほぼ全ての患者に該当しており、重症度等を評価する観点からは項目として不要では
ないかとの指摘があった。
重症度の高い患者への対応や常時監視の必要な治療の実施を評価する観点から、一部
の項目について、特定集中治療室用と同様に、点数に差をつけることが考えられるの
ではないかとの指摘があった。
一般病棟ではなく治療室に入室が必要な重症度の高い患者に対する医療・看護を評価
する観点からは、特定集中治療室用と同様に、B項目は不要ではないかとの指摘があ
った。一方、B項目の測定結果はADL等の改善状況を統一的な指標で把握するため
に有用であり、B項目を必要度の基準から外す場合においても、特定集中治療室と同
様に、測定自体は継続すべきではないかとの指摘があった。
ハイケアユニット用の重症度、医療・看護必要度についてもレセプト電算コードに基
づく評価を導入する際には、現行の評価との比較分析を行ってはどうかとの指摘があ
った。
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摘があった。
2-2.ハイケアユニット入院医療管理料の重症度、医療・看護必要度について
(別添資料① P79~P93)
ICUを併設しないHCUは、ICUを併設するHCUよりも、「点滴ライン同時3本
以上の管理」及び「人工呼吸器の管理」の該当割合が高く、「動脈圧測定」の該当割合
が低く、必要度基準の該当患者割合は高かった。
HCUの入室経路の内訳は施設によってばらつきが大きいが、ハイケアユニット入院
医療管理料1においては、いずれの入室経路でも、ICUを併設しないHCUにおい
て必要度基準の該当患者割合が高かった。
入室したときの状態や、手術実施の有無によらず、「心電図モニターの管理」及び「輸
液ポンプの管理」の項目はほぼ全ての患者で該当していた。
ICUを併設するHCUのうち入室後の重症化率が高い群と低い群の比較では、「心電
図モニターの管理」及び「輸液ポンプの管理」はいずれも該当割合が高く差が見られ
なかったが、重症化率の高い群では「創傷処置」、「人工呼吸器の管理」及び「特殊な
治療法等」の該当割合が高く、重症化率の低い群では「呼吸ケア」、「点滴ライン同時
3本以上の管理」及び「動脈圧測定」の該当割合が高かった。
人工呼吸器やECMOの使用、血管作動薬の使用等、常時監視の必要性が高い治療を
行っている割合の高いHCUと低いHCUの比較では、「心電図モニターの管理」及び
「輸液ポンプの管理」は該当割合が高く、これらの項目と「呼吸ケア」は2群間で差
が見られなかった。
ICU併設の有無や病床規模、入室経路によらず、A得点3点以上の患者は、ほぼ全
てB得点4点以上となっていた。
「心電図モニターの管理」や「輸液ポンプの管理」は患者の状態や入室経路によらず
ほぼ全ての患者に該当しており、重症度等を評価する観点からは項目として不要では
ないかとの指摘があった。
重症度の高い患者への対応や常時監視の必要な治療の実施を評価する観点から、一部
の項目について、特定集中治療室用と同様に、点数に差をつけることが考えられるの
ではないかとの指摘があった。
一般病棟ではなく治療室に入室が必要な重症度の高い患者に対する医療・看護を評価
する観点からは、特定集中治療室用と同様に、B項目は不要ではないかとの指摘があ
った。一方、B項目の測定結果はADL等の改善状況を統一的な指標で把握するため
に有用であり、B項目を必要度の基準から外す場合においても、特定集中治療室と同
様に、測定自体は継続すべきではないかとの指摘があった。
ハイケアユニット用の重症度、医療・看護必要度についてもレセプト電算コードに基
づく評価を導入する際には、現行の評価との比較分析を行ってはどうかとの指摘があ
った。
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