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【参考資料1】H27-29研究計画書(祖父江班) (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_35321.html
出典情報 医薬品等行政評価・監視委員会(第13回 9/20)《厚生労働省》
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HPVワクチンについては、平成22年から予算事業及び予防接種法に基づく接種がなされていたが、
ワクチン接種後の広範な疼痛や運動障害等といった多様な症状を呈する患者が相次いで発生したこと
から、平成25年6月以降、国は積極的な勧奨を差し控え、ワクチン接種後の症状の治療法の開発やワク
チンとの因果関係の解明に関する調査研究が行われている。
本研究では、複数の自治体(市町村)の協力を得て、当該自治体におけるがん検診データを用いたH
PVワクチン接種者と非接種者間での有効性や安全性の疫学的な比較分析、子宮頸がんの前がん病変の
発症率についてHPVワクチン導入前後での比較分析や、HPVワクチン接種後に生じた症状の診療に係
る協力医療機関を通じた接種後の症状等に関する調査分析等を行い、HPVワクチンを巡る様々な課題
を解決するために必要な科学的エビデンスを提供することを目的とする。

(流れ図)

科学的エビデンス
の提供

有効性についての研究

安全性についての研究
接種後の症状に
ついての情報収集
接種後に見られる症状に
ついての疫学調査

-4-