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総-1○個別事項(その5)について (32 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00225.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第566回 11/22)《厚生労働省》
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薬局における医薬品供給問題の影響
○ 昨年末の調査では約88%の薬局で医薬品の供給問題により負担感が悪化しているとの回答であり、医薬
品の供給停止・限定出荷が続く中、引き続き約86%の薬局で昨年末よりも負担感が悪化しているとの回答で
あった。
○ 入手困難な医薬品としては、鎮咳薬・去たん薬に限らず広い範囲の品目で、先発医薬品の約14%、後発医
薬品の約22%において、供給不安定の影響が及んでいる。
○令和5年10月現在の供給問題による負担感
●昨年末と比較して約86%の薬局において悪化と回答
(553薬局/643薬局)
(参考:前回調査)

令和5年10月
(n=643)

令和4年12月
(n=283)

かなり悪化している

28.3%

33.5%

悪化している

57.6%

改善されてきている

11.5%

特段問題なし
分からない

(182件)

(371件)

(95件)

55.1%
(156件)

8.8%

(74件)

(25件)

0.4%

0.3%

(3件)

(1件)

2.0%

2.1%

(13件)

(6件)

○供給停止等により入手しにくい医薬品の品目数(有効回答:638薬局)
・取り扱っている先発医薬品数:平均776品目
→そのうち、入手困難な医薬品数は、平均108品目 (14%)
・取り扱っている後発医薬品数:平均589品目
→そのうち、入手困難な医薬品数は、平均129品目 (22%)
入手困難な医薬品の例
L-カルボシステイン(去たん剤)
デキストロメトルファン(鎮咳剤)
チペピジンヒベンズ酸塩(鎮咳去たん剤)
ジメモルファンリン酸塩(鎮咳剤)
アセトアミノフェン(解熱消炎鎮痛剤)
アンブロキソール(去たん剤)
ニフェジピン徐放錠(血管拡張剤)
アミトリプチリン塩酸塩(精神神経用剤)
ジヒドロコデイン・dl-メチルエフェドリン等配合剤(鎮咳配合剤)
ピペリデン塩酸塩(抗パーキンソン剤)
トラネキサム酸(抗炎症剤)
アモキシシリン水和物・クラブラン酸カリウム配合錠(抗生物質)
クエン酸第一鉄(鉄化合物製剤)
テプレノン(消化性潰瘍用剤)
ツロブテロール貼付剤(気管支拡張剤)
アゼルニジピン(血圧降下剤)
プランルカスト(アレルギー用薬)
アモキシシリン水和物(抗生物質)
など

出典:日本薬剤師会 医薬品の供給状況に関する調査結果より(実施期間:令和5年10月16日~31日、回答数:646薬局)

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