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参考資料3 「匿名指定難病関連情報及び匿名小児慢性特定疾病関連情報の提供に関する有識者会議」に関する参考資料 (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36396.html
出典情報 厚生科学審議会・社会保障審議会(合同開催) 厚生科学審議会疾病対策部会難病対策委員会(第71回 11/22)社会保障審議会小児慢性特定疾病対策部会小児慢性特定疾病対策委員会(第2回 11/22)(合同開催)《厚生労働省》
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論点4:連結解析可能なデータベースの範囲
現在の難病DB・小慢DBの状況等


現行の難病DB・小慢DBに関するデータ提供においては、指定難病患者データと小児慢性特定疾病児童等データをそれぞれ提供する
ほか、申請があれば両者を連結して提供することも可能としている。



現行の難病DB・小慢DBには、個人の氏名や生年月日等の情報は格納されているが、被保険者番号の情報は格納されていなかったた
め、小慢DBについては令和5年10月から、難病DBについては令和6年4月から、被保険者番号の情報を格納することとしている。
そして、令和6年4月以降、他のDBと被保険者番号の履歴を活用した連結に向けて、社会保険診療報酬支払基金・国民健康保険団体
連合会の被保険者番号の履歴を活用した名寄せ(被保険者番号の履歴照会・回答システム)を活用することを検討している。

履歴照会・回答システムの概要
① 具体的スキーム(被保番の履歴を活用した名寄せシステム)
活用主体(例ːNDB)

厚生花子

医療レセプト①
被保番:AAA ~~
NDB

医療レセプト②
被保番:BBB ~~

匿名化
して格納

NDB

新古

被保番を照会

③ 名寄せシステムを管理・運営する者



厚生花子

被保番を照会
同一人物性の回答
(54fa9abd…)



匿名化
して格納

管理・運営主体
オンライン資格確認基盤

② 対象となるDB(名寄せシステムを利用できるDB)
● 医療・介護等の分野の公的データベースで、法律等で、
① 利用目的や収集根拠
② 安全確保措置
③ 第三者提供のスキーム(照合禁止規定等)
が明記・確保されていること

※個人単位化される被保番の
履歴を管理

同一人物性の回答
● 社会保険診療報酬支払基金・国民健康保険団体連
( 54fa9abd …)
合会(オンライン資格確認を運営する者)
※照会された被保番に関して、履歴を確認し、正
確な名寄せ・連結のために必要な情報を回答 (出典)令和3年6月24日 第4回匿名医療・介護情報等の提供に関する専門委員会 資料5

「履歴照会・回答システムの活用に伴うNDBの第三者提供に係る手数料の改定について(報告)」を一部改変

対応の方向性(案)


難病DBや小慢DBの連結解析の対象となる情報については、現時点では被保険者番号情報の格納ができていないことから、現行の難
病DB・小慢DBにおける運用や難病・小慢対策の見直しに関する意見書を踏まえ、令和6年4月からは、難病DBの連結解析の対象とな
る情報は小慢DB、小慢DBの連結解析の対象となる情報は難病DBとしてはどうか。そして、他の公的DBとの連結解析については、
被保険者番号の履歴を活用した連結をするため、被保険者番号情報の格納などの準備状況を踏まえ、検討することとしてはどうか。

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