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○入院(その7)について 総ー2 (56 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00232.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第573回 12/15)《厚生労働省》 |
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慢性心不全患者に求められる疾病管理
○ 「急性 ・ 慢性心不全診療ガイドライン」では、疾病管理として、退院後特に早期の症状モニタリング、アド
ヒアランスの評価および教育の強化は、再入院の回避やQOLの改善に有効であるとしている。
急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改訂版)
XII. 疾患管理
1.プログラム(教育など)とチーム医療
1.2 疾病管理プログラムの具体的な内容
1.2.1 アドヒアランススとセルフケアを重視した患者教育
患者の適切なセルフケアは心不全増悪の予防に重要な役割を果たし,セルフケア能力を向上させることにより生命予
後やQOLの改善が期待できる.医療従事者は患者のセルフケアが適切に行われているかを評価し,患者および家族に
対する教育,相談支援により患者のセルフケアの向上に努める.患者教育では,疾患に関する情報にアクセスし,理解
し,活用する能力であるヘルスリテラシーを考慮しつつ,患者の理解度に応じた教材を有効に活用することも重要である.
2021年「急性 ・ 慢性心不全診療ガイドライン(2017 年改訂版)」フォーカスアップデート版
第7章 疾病管理
2.疾病管理プログラムの具体的な内容
2.8 退院調整・退院支援および移行期支援と継続的フォローアップ
入院後早期からの退院調整および退院支援は,心不全患者の退院後早期の再入院の回避に効果的である.入院中
の退院調整では,退院支援の必要性の評価,具体的な支援内容の検討を行うとともに,セルフケア能力を強化するた
めの患者教育も同時に実施する.退院後の受診頻度は退院後の再入院のリスクと関連しており,退院後,特に早期の
症状モニタリング,アドヒアランスの評価および教育の強化は,再入院の回避や QOLの改善に有効である.
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○ 「急性 ・ 慢性心不全診療ガイドライン」では、疾病管理として、退院後特に早期の症状モニタリング、アド
ヒアランスの評価および教育の強化は、再入院の回避やQOLの改善に有効であるとしている。
急性・慢性心不全診療ガイドライン(2017年改訂版)
XII. 疾患管理
1.プログラム(教育など)とチーム医療
1.2 疾病管理プログラムの具体的な内容
1.2.1 アドヒアランススとセルフケアを重視した患者教育
患者の適切なセルフケアは心不全増悪の予防に重要な役割を果たし,セルフケア能力を向上させることにより生命予
後やQOLの改善が期待できる.医療従事者は患者のセルフケアが適切に行われているかを評価し,患者および家族に
対する教育,相談支援により患者のセルフケアの向上に努める.患者教育では,疾患に関する情報にアクセスし,理解
し,活用する能力であるヘルスリテラシーを考慮しつつ,患者の理解度に応じた教材を有効に活用することも重要である.
2021年「急性 ・ 慢性心不全診療ガイドライン(2017 年改訂版)」フォーカスアップデート版
第7章 疾病管理
2.疾病管理プログラムの具体的な内容
2.8 退院調整・退院支援および移行期支援と継続的フォローアップ
入院後早期からの退院調整および退院支援は,心不全患者の退院後早期の再入院の回避に効果的である.入院中
の退院調整では,退院支援の必要性の評価,具体的な支援内容の検討を行うとともに,セルフケア能力を強化するた
めの患者教育も同時に実施する.退院後の受診頻度は退院後の再入院のリスクと関連しており,退院後,特に早期の
症状モニタリング,アドヒアランスの評価および教育の強化は,再入院の回避や QOLの改善に有効である.
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