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○入院(その7)について 総ー2 (64 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00232.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第573回 12/15)《厚生労働省》 |
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栄養管理体制に係る中医協総会等における主な意見
<令和5年12月1日
中医協総会 個別事項(その10)リハビリテーション・栄養・口腔>
○ 入院患者の栄養管理は基本中の基本。特に、入院時のスクリーニングにより、特別な栄養管理が必要と医学的に判
断された患者等に対しては、非常に重要。
○
リハビリテーション・栄養・口腔の一体的な取組は非常に重要。特に、急性期で早期にリハビリテーションや栄養
管理を開始し、患者の状態を悪化させない取組が必要。
○
医療機関における栄養管理体制は、入院料基本料等の通則に位置づけられており、基本診療料として既に評価され
ている。栄養管理が不十分な病院が存在するのであれば、厳しい対応が必要。
○ 病棟に管理栄養士が配置されているにもかかわらず、「栄養情報提供書の作成」や「ミールラウンド」などは、取
組が十分とは言えない状況もある。まずは病棟での役割をしっかり果たすべき。
○
医療機関と介護保険施設の栄養情報連携も重要。必要とされる患者の場合に、医療機関の管理栄養士と介護保険施
設の管理栄養士の連携が進むような取組を検討してはどうか。
<入院・外来医療等の調査・評価分科会(検討結果とりまとめ)>
○
栄養・摂食嚥下状態に関する状況を把握していくことは重要であり、低栄養の世界的診断基準や通常の評価項目等
を参考にして、DPCデータ(様式1)の項目を検討してはどうかとの指摘があった。
○ 病棟における管理栄養士の業務について、
- 入院早期から速やかに評価や栄養管理を行うことは重要であり、入院栄養管理体制加算の対象拡大も考慮してはど
うか
- 栄養情報提供書の作成やミールラウンドは十分に行われているとはいえず、管理栄養士が果たすべき役割を改めて
明確にして、しっかりと対応を進めるべき
との指摘があった。
○ 他の医療機関や介護保険施設に退院する患者は、入院栄養食事指導の対象ではないが栄養情報連携が必要な場合も
あり、入院栄養食事指導の対象や栄養情報連携の仕組みについて、医療と介護の連携が更に進むよう検討してはどう
かとの指摘があった。
○ 栄養状態の評価や提供栄養量に応じてリハビリテーションが実施されることで生活機能の改善や維持が図られるも
のであり、リハビリテーションと栄養の取組は組み合わせて推進されるよう検討すべきとの指摘があった。
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<令和5年12月1日
中医協総会 個別事項(その10)リハビリテーション・栄養・口腔>
○ 入院患者の栄養管理は基本中の基本。特に、入院時のスクリーニングにより、特別な栄養管理が必要と医学的に判
断された患者等に対しては、非常に重要。
○
リハビリテーション・栄養・口腔の一体的な取組は非常に重要。特に、急性期で早期にリハビリテーションや栄養
管理を開始し、患者の状態を悪化させない取組が必要。
○
医療機関における栄養管理体制は、入院料基本料等の通則に位置づけられており、基本診療料として既に評価され
ている。栄養管理が不十分な病院が存在するのであれば、厳しい対応が必要。
○ 病棟に管理栄養士が配置されているにもかかわらず、「栄養情報提供書の作成」や「ミールラウンド」などは、取
組が十分とは言えない状況もある。まずは病棟での役割をしっかり果たすべき。
○
医療機関と介護保険施設の栄養情報連携も重要。必要とされる患者の場合に、医療機関の管理栄養士と介護保険施
設の管理栄養士の連携が進むような取組を検討してはどうか。
<入院・外来医療等の調査・評価分科会(検討結果とりまとめ)>
○
栄養・摂食嚥下状態に関する状況を把握していくことは重要であり、低栄養の世界的診断基準や通常の評価項目等
を参考にして、DPCデータ(様式1)の項目を検討してはどうかとの指摘があった。
○ 病棟における管理栄養士の業務について、
- 入院早期から速やかに評価や栄養管理を行うことは重要であり、入院栄養管理体制加算の対象拡大も考慮してはど
うか
- 栄養情報提供書の作成やミールラウンドは十分に行われているとはいえず、管理栄養士が果たすべき役割を改めて
明確にして、しっかりと対応を進めるべき
との指摘があった。
○ 他の医療機関や介護保険施設に退院する患者は、入院栄養食事指導の対象ではないが栄養情報連携が必要な場合も
あり、入院栄養食事指導の対象や栄養情報連携の仕組みについて、医療と介護の連携が更に進むよう検討してはどう
かとの指摘があった。
○ 栄養状態の評価や提供栄養量に応じてリハビリテーションが実施されることで生活機能の改善や維持が図られるも
のであり、リハビリテーションと栄養の取組は組み合わせて推進されるよう検討すべきとの指摘があった。
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