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○入院(その7)について 総ー2 (58 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00232.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第573回 12/15)《厚生労働省》 |
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慢性心不全患者に対する退院直後の療養支援の効果
○ 慢性心不全患者に対し、ガイドラインに基づき退院直後に集中的な対面及び電話による療養支援を行う
と、セルフケア行動が有意に改善することが示されている。
○ 心不全患者において、セルフケア行動が維持されていると、再入院率が低くなることが示されている。
■慢性心不全患者の重症化予防に向けた、退院後の集中
的な支援の効果
<退院後3か月におけるセルフケア行動の変化>
27±9
27±10
<セルフケア行動別、心血管疾患による累積入院率>
セルフケア行動が維持されることにより、心血管疾患
による累積入院率は有意に低い(p=0.004)
退院後3か月におけるEHFScBS*の総得点は、
有意に介入群で低値であった(p<0.001)
30±10
■セルフケア行動と入院率
*EHFScBS(ヨーロッパ心不全セ
ルフケア行動尺度)日本語版:
日常生活での心不全に対するセ
ルフケアの程度を5段階で評価
点数が低いほどセルフケアがで
きていることを表す
21±8
退院時
退院後3ヶ月
Intervention群
Control群
【研究方法】介入研究
Interverntion群:「2021年JCS/JHFSガイドラインフォーカスアップデート版 急性・慢性心不全診療」で
示された、疾病管理プログラムに基づき提案する、療養支援フローに則り、対面及び電話による療
養支援プログラムを実施
出典:Liljeroos M, et al.(2020)「Trajectory of self-care behaviour in patients with
heart failure: the impact on clinical outcomes and influencing factors」
European Journal of Cardiovascular Nursing,Vol19,5,421-432
【対象患者】
慢性心不全と診断された成人患者(18歳以上)で、ACCF/AHAの心不全ステージ分類Stage Cにあり、
包含基準に該当する者
(包含基準)過去1年間に1回以上の入院を経験し、アドヒアランスに関わる問題を1つ以上有して
いる
出典:日本看護協会「慢性心不全患者に対する外来看護師による対面及び電話によ
る療養支援の効果に関する研究」(2022~2023年度)
58
○ 慢性心不全患者に対し、ガイドラインに基づき退院直後に集中的な対面及び電話による療養支援を行う
と、セルフケア行動が有意に改善することが示されている。
○ 心不全患者において、セルフケア行動が維持されていると、再入院率が低くなることが示されている。
■慢性心不全患者の重症化予防に向けた、退院後の集中
的な支援の効果
<退院後3か月におけるセルフケア行動の変化>
27±9
27±10
<セルフケア行動別、心血管疾患による累積入院率>
セルフケア行動が維持されることにより、心血管疾患
による累積入院率は有意に低い(p=0.004)
退院後3か月におけるEHFScBS*の総得点は、
有意に介入群で低値であった(p<0.001)
30±10
■セルフケア行動と入院率
*EHFScBS(ヨーロッパ心不全セ
ルフケア行動尺度)日本語版:
日常生活での心不全に対するセ
ルフケアの程度を5段階で評価
点数が低いほどセルフケアがで
きていることを表す
21±8
退院時
退院後3ヶ月
Intervention群
Control群
【研究方法】介入研究
Interverntion群:「2021年JCS/JHFSガイドラインフォーカスアップデート版 急性・慢性心不全診療」で
示された、疾病管理プログラムに基づき提案する、療養支援フローに則り、対面及び電話による療
養支援プログラムを実施
出典:Liljeroos M, et al.(2020)「Trajectory of self-care behaviour in patients with
heart failure: the impact on clinical outcomes and influencing factors」
European Journal of Cardiovascular Nursing,Vol19,5,421-432
【対象患者】
慢性心不全と診断された成人患者(18歳以上)で、ACCF/AHAの心不全ステージ分類Stage Cにあり、
包含基準に該当する者
(包含基準)過去1年間に1回以上の入院を経験し、アドヒアランスに関わる問題を1つ以上有して
いる
出典:日本看護協会「慢性心不全患者に対する外来看護師による対面及び電話によ
る療養支援の効果に関する研究」(2022~2023年度)
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