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【資料2】令和6年度介護報酬改定に関する審議報告(案) (61 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_36886.html
出典情報 社会保障審議会 介護給付費分科会(第236回 12/18)《厚生労働省》
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研修の質を担保しつつ、研修時間数も含めた研修のスリム化やオンライン化の積
極的な検討を進めるべきである。
【認知症リハビリテーションの推進】


今回の介護報酬改定で、訪問による認知症リハビリテーションや、介護老人保
健施設における認知症リハビリテーション実施時の居宅訪問による生活環境の把
握を推進することとしたが、その取組の実施状況、効果及び適切なリハビリテー
ション介入について検証し、今後の認知症リハビリテーションの在り方について
検討していくべきである。

【福祉用具貸与・特定福祉用具販売】


福祉用具の安全利用の促進、サービスの質の向上及び給付の適正化の観点か
ら、貸与と販売の選択制の導入やその他の見直しに係る効果・課題等について引
き続き調査・検証を行い、その結果を踏まえ、必要な対応を検討していくべきで
ある。



必要な福祉用具の安定的な供給の確保を図る観点から、福祉用具貸与に係る上
限価格の改定方法について、物価上昇に対応した特例的な仕組みを設ける等の見
直しの必要性を含め検討を行うため、貸与価格の上昇等に関する実態を引き続き
半年に1度程度把握するべきである。

【情報連携の更なる推進】


今回の介護報酬改定において、医療・介護連携や他事業所等との連携の推進に
向けて様々な評価を行うこととした。介護サービスの質の向上を推進する観点か
ら、更なる情報連携を効果的に進めていくため、介護報酬による評価だけでなく、
活用する項目の整理や様式の標準化等の対応を行っていくことが必要である。ま
た、利用者の介護情報等を介護事業所等の関係者間で電子的に共有できる介護情
報基盤が、自治体システムの標準化の取組の状況を踏まえ、令和8年度からの全
国実施に向けて整備されていくことによる情報連携の効率化も見据え、情報連携
に係る評価の在り方については、引き続き検討していくべきである。

【複合型サービス(訪問介護と通所介護の組合せ等)】


訪問介護と通所介護を組み合わせた複合型サービスの創設については、より効
果的かつ効率的なサービスの在り方について実証的な事業やその影響の分析など
を実施し、規制緩和や職員養成の観点、事務の効率化や組み合わせるサービスの
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