よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料2 第3回電子処方箋等検討ワーキンググループ資料 (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37274.html
出典情報 電子処方箋等検討ワーキンググループ(第3回 1/11)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

薬局起点の医療情報等の共有について
現状・背景



令和5年1月26日から電子処方箋の運用が開始。現在、電子処方箋の導入率は5.18%(※)と、
引き続き普及拡大のための取組みが必要だが、先行して電子処方箋を導入している施設からは、
徐々に『過去情報の閲覧(や重複投薬等チェック)を活用できている』といった声を聞いている。

(※)オンライン資格確認等システムを導入した施設における電子処方箋導入施設の割合(2023年12月3日時点)



電子処方箋においては、処方箋の備考欄にコメントを記載するのと同様に、処方箋発行時に医
師・歯科医師が薬剤師に伝達する事項をコメントとして記載することが可能。また、調剤結果登録
後に医師・歯科医師に参照してもらうためのコメントを記載することが可能。



運用開始施設からは、コメント機能を用いて医師が処方意図を記載して薬剤師がその内容を確認
することで、不要な疑義照会が減り、本質的な処方監査や対人業務の時間確保に繋がっているとの
声を聞いている。
ただし、電子処方箋のコメント機能はあくまでコメント機能であり、詳細な患者像等を記述する
ことを想定しているわけではない。
18