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資 料 3-1 令和5年度第2回安全技術調査会の概要について (18 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38341.html |
出典情報 | 薬事・食品衛生審議会 薬事分科会血液事業部会運営委員会(令和5年度第4回 3/13)《厚生労働省》 |
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(参考)
新型コロナ献血後情報に基づく各国の調査結果
報告国
文献情報
文献内容
日本
Shinohara N.
Risk of Transfusion-Transmitted Infection with Severe Acute Respiratory Syndrome Coronavirus 2 from Blood Donors in
Japan.
Transfusion. 2023 Accepted.
フランス
Cappy P.
SARS-CoV-2 and post-donation
information: a one-year
experience of the French
haemovigilance network.
Blood Transfus. 2022.
米国
・献血後情報に基き、ドナーの情報を収集し、保管検体のSARS-CoV-2 PCR検査を実施。
・1,092件のSARS-CoV-2関連PDIを調査(68%が鼻咽頭検体でPCRまたは抗原検査陽性)
・37例(3.4%)の保管検体がSARS-CoV-2 RNA陽性。ウイルスレベルは低い。
・RNAemiaの血漿26本とVero細胞を用いたウイルス培養試験では、いずれもSARS-CoV-2の増
殖なし。
・PCR陽性の赤血球製剤2本が患者に輸血された。1名は輸血前にCOVID-19陽性。もう1名は
輸血2か月後まで発症なし(COVID検査は実施せず)。
・不活化処理済みプール血小板が18名の患者に輸血されたが、いずれもCOVID-19関連の症状を
示さなかった。
Saá P.
Frequent detection but lack of
infectivity of SARS-CoV-2 RNA
in pre-symptomatic, infected
blood donor plasma.
J Clin Invest. 2022 Jul.
・直近のSARS-CoV-2の大流行時に、PDIの増加は、COVID-19関連死の増加または先行した。
・COVID-19症例(疑い含む)に関する献血後情報2,250例を特定。このうち血漿中のSARSCoV-2 RNA陽性率は2020年終わりから2021年初頭にかけてピークとなり9%~15%に達したが、
その後ワクチン接種率の増加とともに減少し、4%程度になった。
・感受性細胞株およびマウスへの感染性試験においてRNA陽性血漿の感染性は認めなかった。
・SARS-CoV-2 の輸血感染の可能性は非常に低い。
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新型コロナ献血後情報に基づく各国の調査結果
報告国
文献情報
文献内容
日本
Shinohara N.
Risk of Transfusion-Transmitted Infection with Severe Acute Respiratory Syndrome Coronavirus 2 from Blood Donors in
Japan.
Transfusion. 2023 Accepted.
フランス
Cappy P.
SARS-CoV-2 and post-donation
information: a one-year
experience of the French
haemovigilance network.
Blood Transfus. 2022.
米国
・献血後情報に基き、ドナーの情報を収集し、保管検体のSARS-CoV-2 PCR検査を実施。
・1,092件のSARS-CoV-2関連PDIを調査(68%が鼻咽頭検体でPCRまたは抗原検査陽性)
・37例(3.4%)の保管検体がSARS-CoV-2 RNA陽性。ウイルスレベルは低い。
・RNAemiaの血漿26本とVero細胞を用いたウイルス培養試験では、いずれもSARS-CoV-2の増
殖なし。
・PCR陽性の赤血球製剤2本が患者に輸血された。1名は輸血前にCOVID-19陽性。もう1名は
輸血2か月後まで発症なし(COVID検査は実施せず)。
・不活化処理済みプール血小板が18名の患者に輸血されたが、いずれもCOVID-19関連の症状を
示さなかった。
Saá P.
Frequent detection but lack of
infectivity of SARS-CoV-2 RNA
in pre-symptomatic, infected
blood donor plasma.
J Clin Invest. 2022 Jul.
・直近のSARS-CoV-2の大流行時に、PDIの増加は、COVID-19関連死の増加または先行した。
・COVID-19症例(疑い含む)に関する献血後情報2,250例を特定。このうち血漿中のSARSCoV-2 RNA陽性率は2020年終わりから2021年初頭にかけてピークとなり9%~15%に達したが、
その後ワクチン接種率の増加とともに減少し、4%程度になった。
・感受性細胞株およびマウスへの感染性試験においてRNA陽性血漿の感染性は認めなかった。
・SARS-CoV-2 の輸血感染の可能性は非常に低い。
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