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【資料1-2-12】事業者・職場における新型インフルエンザ等対策ガイドライン[518KB] (9 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41225.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第87回 7/17)《厚生労働省》
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を行うこと。
③ 外出する場合は公共交通機関のラッシュの時間帯を避けるなど、可能
な限り人混みを避けて行動すること。
イ)職場における感染対策の実行(職場の清掃・消毒・換気)
① 職場における接触感染の防止のため、必要に応じ、次の方法等により、
職場の清掃・消毒・換気を行う。
a 通常の清掃に加えて、特に机、ドアノブ、スイッチ、階段の手すり、
テーブル、椅子、エレベーターの押しボタン、トイレの流水レバー、便
座等人がよく触れるところを拭き取り清掃する。
b 従業員の感染が判明し、その直前に職場で勤務していた場合には、当
該従業員の机の周辺や触れた場所などの消毒剤による拭き取り清掃を行
う。
② 新型インフルエンザ等の特性によっては、飛沫感染及び接触感染に加
え、エアロゾル感染に対応する必要がある場合が考えられる。エアロゾル
感染への対策として、建物の構造や室内温度、外気温に応じ可能な範囲で
換気を行うことが望ましい(必要な換気量が確保されているかを確認する
方法としては、二酸化炭素濃度測定器(CO2 センサー)の活用等がある。)。
効果的な換気のため、必要に応じ次の方法に留意して行う。
a 定期的な機械換気装置の確認やフィルタ清掃等が重要であることか
ら、機械換気が設置されていない場合には窓開け換気を行う。窓開け換気
を行う際には、2方向の窓を開けると換気効果が大きい。換気方法につい
ては、夏の暑さ等外気条件を考慮し室内環境に配慮して換気方法を選択す
る。
b 感染を防ぐためには空気の流れについて配慮が必要である。十分な外
気の取り入れ・排気とあわせ、空気の流れにより局所的に生じる空気のよ
どみを解消する。エアロゾルの発生が多いエリアから排気して、反対側か
ら外気を取り入れると、浮遊するエアロゾルを効果的に削減することが可
能である。
c 高いパーティションや天井からのカーテンなどは、空気の流れを阻害
しないよう、空気の流れに対して平行に配置するように注意する。
※上記①および②の感染対策について、特に発生初期のような病原体の性状
が判明していない間は、いずれの対策も行うことが望ましい。
ウ)従業員の健康状態の確認等
事業者は、欠勤した従業員本人や家族の健康状態の確認(発熱の有無や
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