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【資料2】救命救急センターの充実段階評価について (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_42157.html
出典情報 救急・災害医療提供体制等に関するワーキンググループ(第8回 8/8)《厚生労働省》
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救命救急センター充実段階評価
○ 平成9年「救急医療体制基本問題検討会」にて、「既存の救命救急センターを再評価し、その機能を強化する」との提言を受
け、平成11年より救命救急センターの質の向上を図ることを目的として救命救急センターの充実段階評価が開始された。
○ 平成20年「救急医療の今後のあり方に関する検討会」を経て、平成22年に充実段階評価を改正した。


是正を要する項目の合計点で評価を行い、是正を要する項目の合計点が2年間継続して22点以上の場合はB評価、3年以上22点以上の場合はC評価とした。



メディカルコントロール体制への関与の状況等について、都道府県及び消防機関による評価項目を設けた。

○ 平成30年「医療計画の見直し等に関する検討会」、「社会保障審議会医療部会」等において議論が重ねられ、「救命救急セ
ンターの新しい充実段階評価について」(平成30年2月16日付け医政地発0216第1号厚生労働省医政局地域医療計画課
長通知)により充実段階評価を改正した。


ストラクチャーを中心とした評価体系から、プロセスも含めた評価体系へ見直しを行い、地域の関係機関との連携の観点からの評価を追加した。



新たにS評価を追加した。

○ 令和2年において、予定していた評価基準の段階的な引き上げが完了した。
○ 新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、令和2年と令和3年の充実段階評価において、一部の項目を評価の対象外と
し、また令和3年においては、令和元年よりも評価区分が下がったセンターに対してヒアリングを実施した。
○ 令和4年と令和5年の調査では全ての項目を評価の対象とした上で、希望する施設に対してはヒアリングを実施した。
○ 充実段階評価については、令和4~6年度の地域医療基盤開発推進研究事業「持続可能な救急医療提供体制の構築に
関わる研究」において、評価項目の内容について検討することとしている。

診療報酬点数

医療提供体制推進事業費補助金

充実段階評価の結果に基づき、救命救急入院料に以下が加算される。

「救命救急センター運営事業」の交付算定基準額の算出に当たり、
充実段階評価の結果に応じた係数を乗じる。具体的には以下の通り。

<救命救急入院料に係る加算>
○ 救急体制充実加算1 (S評価) 1,500点
○ 救急体制充実加算2 (A評価) 1,000点
○ 救急体制充実加算3 (B評価) 500点

<基準額に乗じる係数>
○ S ・ A評価 100%

B評価
90%

C評価
80%
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