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資料1 美容医療の適切な実施に関する検討会の議論の状況について (15 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44808.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第111回 10/30)《厚生労働省》
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第3回

第2回検討会におけるご意見②


美容医療の適切な実施に関する検討会

資料1

令和6年10月18日

第2回検討会では、違法・違法疑い事例について、以下の意見が出された。

診療録の記載について
• カルテを見ても最低限の記載しかされておらず、中身を把握することが出来ないという問題が発生している。
• 一般の病院のようにカルテにカウンセラーの名前、医師の名前や担当、可能であれば時間についての記載をするということを徹底出来

れば、ある程度抑止になると思う。
• 学会や業界団体といった組織で、診療録に関する記載事項についても議論をしていただいて、ガイドライン等を示していただくことが、
問題解決の一助となると思う。

業界ガイドラインについて
• 業界によるガイドラインを遵守している医療機関の公表や、標準的な治療ないし医療上一般的に承認された医療準則に従っているかど
うかのすみ分けを示すことは、保健所にとっても一般の消費者にとっても貴重な情報となると思うので、検討課題としていただきたい
と思っている。
• 美容に関する医行為をするといった場合に、どのような記録をすることが適切なのかということも、学会等がしっかりとしたガイドラ
イン等を示すことが当然であると考える。

• 美容医療運営ガイドラインに関しては、遵守している旨を広告可能であるということにしていただきたい。学会認定施設の標榜可能に
関しても、併せて認めていただきたい。
• 日本レーザー医学会や脱毛医学会など専門的な分野について掘り下げている学会を一堂に束ねてディスカッションして決めてくのがよ
いのではないかと思っており、主導する役割は、公益社団法人の美容医療協会が担っていくべきと考えている。
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