よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1 美容医療の適切な実施に関する検討会の議論の状況について (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44808.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第111回 10/30)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

第3回検討会におけるご意見


第3回検討会では、違法・違法疑い事例に対する対応策について、以下の意見が出された。

医師法の解釈、保健所等の立入検査等のプロセス等の明確化
• 通知を出していただくということは保健所にとっても非常に役に立つ。他方、保健所にある程度裁量がある内容にしていただきたい。
• 通知の内容については、行政側が幅広く関与・対応できるようにするべき。
• 不利益処分を行う場合には要件を明確にしておくことが予見可能性の観点から大事。
• 診断、すなわち治療内容の決定が医師に限られることをしっかり指導してほしい

診療録について
• 法的な解釈は難しいが、医師と患者がどのような話をして、どのような要望があって、どのように説明され(金額設定含む)、どのよ
うに同意を得て、何が行われたのかの記録がきちんと診療録を見れば分かるようにしておくことが大切である。
• 記録が残っていれば、それを拠り所にして利用者の救済も可能になる。
• カルテの保存が出来ていない医療機関があるように思われるため、厚労省からしっかり提言していただきたい。

ガイドラインの策定について
• 診療録にどのような内容を記録として残すべきかについて、ガイドラインに記載することを議論する必要がある。

16