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資料1 美容医療の適切な実施に関する検討会の議論の状況について (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44808.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第111回 10/30)《厚生労働省》
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第3回

第2回検討会におけるご意見③


美容医療の適切な実施に関する検討会

資料1

令和6年10月18日

第2回検討会では、違法・違法疑い事例について、以下の意見が出された。

医療機関、患者、マスコミにおける医事法制等への理解について
• 医事法制などに関する研修の実施という記載が資料にあるが、これは有効ではないと考える。例えば医師法に抵触するような問題
は、知識不足が原因だとはとても考えられないので、この研修でお茶を濁すことがないようにお願いしたい。
• 学会から、メディアや一般の方に対する情報提供をしていただきたい。それぞれの学会において出てきた問題点や注意すべき事象
について簡潔に分かりやすく伝えることによって、メディアにも一般の人にも情報が届くと思う。テレビ局が正しい情報を伝える
ための材料がないのが現状なので、国民に注意喚起すべき情報は学会内だけでなく、情報提供いただきたい。

• (美容医療の留意事項として、)カウンセリング当日に契約を結ばず、まずはカウンセリングのみ予約し、それでも強引に契約締
結を勧めるようであれば一度帰宅することや、ホームページ上で医師の経歴や専門医資格の記載が不十分であるような病院は怪し
いと判断すべきということを情報として伝えることが抑止となるのではないか。

その他
• 定例報告のような制度に関して、自由診療に関しては、保険診療のような形で行われていないという現状が適切なのかと疑問。
• 保健所のヒアリング結果に示されているオンライン診療についての記載を見るに、明らかに医師法違反ではあるが、オンライン診
療の適切な実施に関する指針を徹底していれば、防げていたような事例が多い。オンライン診療指針の遵守についても、さらに徹
底するようなことが必要だと考える。

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