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資料1 美容医療の適切な実施に関する検討会の議論の状況について (3 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_44808.html
出典情報 社会保障審議会 医療部会(第111回 10/30)《厚生労働省》
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第1回

本検討会の設立の趣旨

美容医療の適切な実施に関する検討会

資料1

令和6年6月27日

美容医療の現状と課題


美容医療については、近年、施術の幅が広がると共に心理的ハードルも低くなり、比較的侵
襲性の低い施術を中心に、広く国民の需要が高まってきていると考えられる。これに伴って
美容医療を提供する医師・医療機関も増加している一方で、美容医療の利用件数の増加に伴
い、利用者による相談件数や、危害事例も増加している。



他方、美容医療については、保険適用されない自由診療として提供されることから、指導・
監査等の範囲が保険診療と比較して限定的である。



また、標準化されていない多様な診療行為に対して医事関係法令の適用関係が明確でないこ
とや、違法行為を確認する手段が少なくその効果的な指導が行いにくいという指摘があった
り、消費者トラブルに発展した場合に医療機関が消費者保護法制を正しく理解できていない
ことから、不適切な広告表示や消費者被害が発生してしまう事例が見受けられる。

本検討会の目的


こうした状況を踏まえ、美容医療に関する被害を防止し、質の高い医療の提供を行うために、
どのようなことが考えられるか、検討を実施する。
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