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管理薬剤師アンケート報告書その2ー地域の医薬品供給拠点としての体制に係る実態、かかりつけ職能発揮の実態ー (27 ページ)

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出典情報 管理薬剤師アンケート報告書その2(10/25)《日本保険薬局協会》
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有効活用された好事例
問.「大いに活用されている」「活用されている」と回答された場合に、有効活用された好事例を教えてください。
(N=156回答)

1.輪番制・体制整備(59件)
- 当番制の開局状況公開にて地域の中で周知され持続的な体制整備となっている。
- 休日当番薬局の情報を医師会、薬剤師会、行政が共有し、地域住民への周知を行っている。
- 夜間・休日の対応は、地域の薬局が協力して輪番制で対応しており、効率的な運用ができている。

2. 情報提供・周知 (37件)
- 町報に休日の開局が載っており、受診時の参考となっている。
- 薬剤師会のホームページから、地域の薬局情報を一覧できるため、検討しやすい。
- 市と連携し、市のホームページの夜間対応薬局のリストに薬剤師会の該当ページのリンクが貼られている。
- 地域の医療機関や介護施設に夜間・休日対応可能な薬局リストを配布し、情報共有を行っている。
- SNSを活用して、当日の休日当番薬局情報を発信している。

3. 患者の利便性向上(31件)
- 休日に期限が切れる処方箋を受け付ける薬局を探している患者が来局された。
- 日曜日の午後も常に営業しているので平日来れない方が多く利用されている。
- 24時間対応の薬局として認知され、深夜の急患対応にも柔軟に対応できている。
- 在宅患者の緊急時対応において、夜間・休日でも迅速に対応できる体制が整っている。

4. 薬局間連携 (18件)
- 在庫のない薬で緊急性のものであった時、他に営業している薬局を調べることで、案内することができた。
- 休日に開局していて在庫していない薬があったとき、他に開局している薬局に紹介できた。
- 地域の薬局間で緊急時の薬の融通システムを構築している。

5. 医療機関との連携 (11件)
- 医療機関からの在宅依頼申請に利用されている。
- 休日に空いている病院が門前がない場合、または救急対応の際に当日の開局をそちらから確認し処方箋を送って頂くことがある。それにより
患者様の対応がスムーズとなる。
- 小児科医が減少傾向で休日対応できない場合、医療機関がオンライン診療で対応する場合があり、その場合の調剤の受け入れ。
- 夜間・休日の医療機関からの問い合わせに対応することで、医師の負担軽減につながっている。
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