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管理薬剤師アンケート報告書その2ー地域の医薬品供給拠点としての体制に係る実態、かかりつけ職能発揮の実態ー (36 ページ)

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出典情報 管理薬剤師アンケート報告書その2(10/25)《日本保険薬局協会》
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かかりつけ指導料を算定できない理由 ーフリーコメントー
問.かかりつけ算定ができない理由として、「その他」を選択した場合はその具体的な内容を教えてください。(任意回答、
フリーコメント)
(N=121回答)
1.薬局・薬剤師の体制(38件)
- 応援の薬剤師を含め店舗に勤務している薬剤師の数が少ないため、声をかけたい患者がいても混雑によりかかりつけの同意書を取りに行
けない場面が数多くあります。
- 一人薬剤師店舗のためいつもいる薬剤師が同じで不要と言われてしまうことが多々ある。
- 薬剤師2名しかいないためほぼ同じ薬剤師が投薬することになり実質的なかかりつけ状態となっており、必要と感じてくださる患者が少ない。
- シフト出勤の為、開局していてもかかりつけ薬剤師が不在の日がある。

2.患者の理解・同意(28件)
- かかりつけの意義、意味を患者本人が理解できないケースもある。- 金額の負担があると説明すると、同意しない患者がいる。
- かかりつけが必要と考える患者が自分で管理できていると認識している方が多い。- 患者から拒否される、同意書の取得自体の困難。
- 電話での問い合わせが多かったり、自己判断で薬を調整している様子がある方へお声がけするが、金額の面や同意書に記入すること(契
約書のような形式への拒否)で断られるケースが多い。

3.かかりつけ薬剤師制度の意義・必要性(25件)
- かかりつけ薬剤師である必要はなく、かかりつけ薬局でよいと思う。
- かかりつけ薬剤師をとっていない方でも、同等程度の対応を行っておりメリットを患者に提示できていない。

4. 算定要件・制度 (17件)
- 唯一かかりつけ薬剤師を算定していた薬剤師の認定薬剤師期間が切れてしまったこと。
- かかりつけ薬剤師の要件を満たしていないため。

5. 他薬局との関係 (13件)
‐ 他局やグループ内店舗がすでにかかりつけ薬局となっており、かかりつけ薬剤師の同意書も取得済である。
- 複数医療機関を受診し薬局も全て異なるためどの薬局でかかりつけ薬剤師となるかわからない。

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