糖尿病・認知症のフォローアップ事例
◼ 糖尿病の事例
患者

介入による変化

服薬状況
70代 体調
女性

変化なし
改善

副作用

改善

服薬状況

改善

60代
体調
男性
副作用

変化なし
変化なし

フォローアップの概要

糖尿病治療中の患者に新たにSU薬が追加となりフォローアップを実施したところ、低血糖
と思われる症状の訴えがあった。昼食の時間が早く夕食までの間に血糖値が下がること
が要因と考えられ、昼食の時間を遅くするよう指導するとともにトレーシングレポートを提出
した。次回受診までの間に低血糖は発生せず処方継続となった。
「受診後１か月辺りから徐々に飲み忘れが増える」との相談を受け、毎週土曜日にフォ
ローアップを実施した。服薬状況や副作用の有無を確認するとともに食後の薬は食直前の
服用でかまわないこと等を指導した。飲み忘れはなくなり低血糖等の発現もみられなかった。
患者の治療への意欲も向上した。

◼ 認知症の事例
患者

介入による変化
服薬状況

70代 体調
男性

改善
変化なし

副作用

変化なし

服薬状況

改善

70代
体調
女性
副作用

変化なし
改善

フォローアップの概要

短期間に連続して紛失の訴えがあったため、毎日電話にて服薬状況等を確認することと
した。さらに、一包化を提案し持参されたカレンダーに薬剤師が１週間分の薬をセットする
とともに、受診日が近くなったら受診勧奨を行った。飲み忘れや紛失を防ぐことができてい
る。
認知症薬の新規処方に伴いフォローアップを実施し服薬状況と体調変化を確認したところ、
水下痢となり、自己判断で服用を中止していたことが判明した。受診勧奨を行い受診
後に認知症薬が変更となった。以降も受診日に近づいたら受診勧奨を継続している。

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