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管理薬剤師アンケート報告書その2ー地域の医薬品供給拠点としての体制に係る実態、かかりつけ職能発揮の実態ー (39 ページ)

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出典情報 管理薬剤師アンケート報告書その2(10/25)《日本保険薬局協会》
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かかりつけになることでのポジティブな変化 ーフリーコメントー
問.患者のかかりつけ薬剤師となることでの薬剤師業務のポジティブな変化について、「その他」を選択した場合はその具
体的な内容を教えてください。(任意回答、フリーコメント)
(N=25回答)
1.薬学的管理の質向上(14件)
- 経時的な薬学管理が容易。
- 治療の流れを把握しやすく、今回こうだったから次回こうする。と理解した状態で、医師へ疑義照会することができ、双方ストレスなく処方内
容の確認を行いスムーズな薬剤治療が可能となっている。
- 患者の希望を把握しやすく、Fax準備の際に電話で確認する必要がないケース、夏場はGEのローション、冬場は先発のローションなど個々
の薬剤選択を行うことができる。
- 自宅まで伺う機会が増えて、その患者の生活背景を含めた薬学管理や生活指導が可能となります。
- 通常の患者より深い薬学管理を行うことができ、またそれを行うことが出来るよう対象患者の薬物療法の自己研修に励み、それがまた深い
薬学管理に繋がり、正のスパイラルを生む。

2.患者との関係性の深化(7件)
- 末期がん患者やターミナルケアの患者、そのご家族の心身的な支えとなれた。
- 小児科の場合は、お母さんのセルフメディケーションも含め相談に乗ることができ良好な関係を築きやすい。
- 当該患者の家族の相談も増える。
- 患者からの信頼度がアップする
- ずっと同じ薬剤師が担当することで責任感と、患者からの信頼感が増す。

3.業務効率・責任感の向上(4件)
- かかりつけ薬剤師が決まっていることで、誰が主に対応するかが明確になり、部分的に効率的に業務が進められる。
- 薬局薬剤師として積極的に患者にかかわることで、薬物治療に対する責任が強くなる。
- 単純に責任感がいっそう増す。
- 薬剤師としての職能認知の拡大。

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