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参考資料5  歯科医師臨床研修評価ガイドライン[2.5MB] (13 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45030.html
出典情報 歯科医師臨床研修制度の改正に関するワーキンググループ(令和6年度第3回 11/5)《厚生労働省》
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図7 研修歯科医評価票Ⅱ(1.医学・医療における倫理性)
1. 医学・医療における倫理性
診療、研究、教育に関する倫理的な問題を認識し、適切に行動する。

レベル1

レベル2

レベル3

レベル4

研修開始時点で求められるレベル
(モデル・コア・カリキュラム相当)

研修の中間地点で
到達しているレベル

研修修了時に
期待されるレベル

他者のモデルと
なり得るレベル

人間の尊厳と生命の不

人間の尊厳を守り、生

念を示す。

る。

患者のプライバシーに

患者のプライバシーに

務を果たす。

たす。

■医療、歯科医療及び
医学・歯学研究におけ
る倫理を遵守するため
に、その重要性を理解
し、医療倫理・研究倫
理に関する知識と態度
を身に付ける。
■患者の安全を最優先
し、常に患者中心の立
場に立つとともに、患
者の主体的治療参加を
促すために、患者の権
利を熟知し、その現状
と問題点を理解する。
■豊かな人間性と生命
の尊厳についての深い
認識を有し、人の命と
健康を守る歯科医師と
しての義務と責任を自
覚する。

人間の尊厳と生命の不
可侵性に関する重要性
を理解する。

➡ 可侵 性に関して尊重の ➡ 命の不可侵性を尊重す ➡ 模範となる行動を他者
に示す。

患者のプライバシー保
護の重要性を理解す
る。

➡ 最低限配慮し、守秘義 ➡ 配慮し、守秘義務を果 ➡ 模範となる行動を他者
に示す。

患者の安全を最優先
し、常に患者中心の立
場に立つことの重要性
を理解する。

➡ 倫理的ジレンマの存在
➡ し、相互尊重に基づき ➡ し、相互尊重に基づい
を認識する。
て多面的に判断し、柔

医療倫理・研究倫理に
関する知識を身に付
け、利益相反の原則を
理解する。

➡ 利益相反の存在を認識
➡ 理方針に準拠して対応 ➡ 模範となる行動を他者
する。
に示す。

診療、研究、教育に必
要な透明性確保と不正
行為の防止の原則を理
解する。

➡ 要な透明性確保と不正
➡ 明性を確保し、不正行 ➡ 模範となる行動を他者
行為の防止の必要性を
に示す。



対応する。

する。





診療、研究、教育の透
為の防止に努める。









軟に対応する。

利益相反を認識し、管

認識する。



倫理的ジレンマを認識

倫理的ジレンマを認識

診療、研究、教育に必

観察機会
なし











観察機会
なし

【自由記載欄(印象に残るエピソードなど。特に「レベル1」の場合は、必ず記載してください。)】

図8 研修歯科医評価票Ⅱ(2.歯科医療の質と安全の管理)
2. 歯科医療の質と安全の管理
患者にとって良質かつ安全な医療を提供し、医療従事者の安全性にも配慮する。

レベル1

レベル2

レベル3

レベル4

研修開始時点で求められるレベル
(モデル・コア・カリキュラム相当)

研修の中間地点で
到達しているレベル

研修修了時に
期待されるレベル

他者のモデルと
なり得るレベル

医療の質と患者安全の

医療の質と患者安全に

■信頼される安全・安
心な歯科医療を提供す
るために、医療上の事
故等(インシデントや
医療関連感染を含む)
は日常的に起こる可能
性があることを認識
し、過去の事例に学
び、事故を防止し、患
者の安全確保を最優先
するために必要な知識
を身に付ける。
■医療事故が発生した
場合の対処方法と予防
策を身に付ける。
■医療従事者が遭遇す
る医療上の事故等(イ
ンシデントや医療関連
感染を含む)につい
て、基本的な予防・対
処及び改善の方法を身
に付ける。

医療の質と患者安全の
基本的知識を身に付け
る。

➡ 医療の質と患者安全の
➡ 重要性を理解し、それ
➡ ついて、日常的に認
重要性を理解する。
らの評価・改善に努め
識・評価し、改善を提

日常業務において、報
告、連絡、相談の重要
性を理解する。

➡ 切な頻度で報告、連

一般的な医療事故等の
予防と事後対応の必要
性を理解し、基本的な
対処方法を行う。

➡ 予防と事後の対応に努 ➡ 医療事故等の予防と事
➡ を個別に分析し、予防
後の対応を行う。

歯科診療の特性を踏ま
えた基本的な院内感染
対策を体験する。

➡ えた基本的な院内感染 ➡ えた院内感染対策につ
➡ 理解し、実践するとと
いて理解し、実践す
もに、改善を提言す

医療従事者の健康管理
の基本的な知識を理解
し、自らの健康管理に
努める。

医療従事者の健康管理
➡ の必要性を理解し、と
自らの健康管理に努め
る。

医療従事者の健康管理
(予防接種や針刺し事
➡ 故への対応を含む)を
理解し、自らの健康管
理に努める。

➡ を実践するとともに、
他の医療従事者の健康









る。

日常業務において、適
絡、相談する。

報告・連絡・相談を実

日常業務の一環とし

➡ て、報告・連絡・相談 ➡ 践するとともに、報
告・連絡・相談に対応
を実践する。

非典型的な医療事故等

める。

と事後対応を行う。

歯科診療の特性を踏ま

対策の実践に努める。





院内感染対策について

る。



る。



【自由記載欄(印象に残るエピソードなど。特に「レベル1」の場合は、必ず記載してください。)】

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する。

一般的な医療事故等の

歯科診療の特性を踏ま



言する。

自らの適切な健康管理



管理を支援する。