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参考資料5 歯科医師臨床研修評価ガイドライン[2.5MB] (23 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45030.html |
出典情報 | 歯科医師臨床研修制度の改正に関するワーキンググループ(令和6年度第3回 11/5)《厚生労働省》 |
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5.新たな電子的評価ツール
歯科医師臨床研修においては、臨床研修の到達目標に指定されている各項目について、研
修歯科医の日々の研修状況を随時記録することが求められている。一方、義務化された歯科
医師臨床研修においては、厚生労働省が定めた研修目標への到達度を正確に評価するとと
もに国民に対する説明責任が求められていること、臨床研修は管理型施設を中心とした複
数の協力型施設が参加する群方式にて実施されることが多くオンライン評価システムの活
用が望まれること、さらに同一の研修目標に対する評価システムを各研修施設が独自に開
発するのは効率的といえないことから、全国の施設が共通して利用できるオンライン評価
システムの開発が望まれた。そこで、平成 18 年の歯科医師臨床研修の必修化にあわせオン
ライン歯科臨床研修評価システム(DEBUT)が開発され、多くの施設で活用されてきた。
しかし、本システムはパソコンでの操作が基本であったことなどから診療現場での操作性
が十分ではなく、使用施設は減少傾向にある。
今回の制度見直しにより新たな研修目標が設定されたことから、DEBUT の後継として
新制度に完全準拠した、新しい評価システムの開発が検討されている。一方、新制度での到
達目標のうち、A 領域および B 領域は 2020 年度に見直された医師臨床研修におけるそれと
ほぼ共通している。医師臨床研修では既に新制度に準拠したオンライン評価システムとし
て EPOC2 が開発・運用されているが、歯科医師臨床研修においても A 領域および B 領域
の評価では EPOC2 のシステムの準用が可能である。そこで、令和 4 年 4 月から、EPOC2
を準用することによって新歯科医師臨床研修制度で使用可能なオンライン歯科臨床研修評
価システム(DEBUT2)の運用が開始される予定である。今後、新制度に完全準拠した評価
システムは DEBUT2 の次期バージョンとして開発をすすめ、歯科独自の新たな機能を搭載
するとともに操作性が大幅に向上される見込みである。
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歯科医師臨床研修においては、臨床研修の到達目標に指定されている各項目について、研
修歯科医の日々の研修状況を随時記録することが求められている。一方、義務化された歯科
医師臨床研修においては、厚生労働省が定めた研修目標への到達度を正確に評価するとと
もに国民に対する説明責任が求められていること、臨床研修は管理型施設を中心とした複
数の協力型施設が参加する群方式にて実施されることが多くオンライン評価システムの活
用が望まれること、さらに同一の研修目標に対する評価システムを各研修施設が独自に開
発するのは効率的といえないことから、全国の施設が共通して利用できるオンライン評価
システムの開発が望まれた。そこで、平成 18 年の歯科医師臨床研修の必修化にあわせオン
ライン歯科臨床研修評価システム(DEBUT)が開発され、多くの施設で活用されてきた。
しかし、本システムはパソコンでの操作が基本であったことなどから診療現場での操作性
が十分ではなく、使用施設は減少傾向にある。
今回の制度見直しにより新たな研修目標が設定されたことから、DEBUT の後継として
新制度に完全準拠した、新しい評価システムの開発が検討されている。一方、新制度での到
達目標のうち、A 領域および B 領域は 2020 年度に見直された医師臨床研修におけるそれと
ほぼ共通している。医師臨床研修では既に新制度に準拠したオンライン評価システムとし
て EPOC2 が開発・運用されているが、歯科医師臨床研修においても A 領域および B 領域
の評価では EPOC2 のシステムの準用が可能である。そこで、令和 4 年 4 月から、EPOC2
を準用することによって新歯科医師臨床研修制度で使用可能なオンライン歯科臨床研修評
価システム(DEBUT2)の運用が開始される予定である。今後、新制度に完全準拠した評価
システムは DEBUT2 の次期バージョンとして開発をすすめ、歯科独自の新たな機能を搭載
するとともに操作性が大幅に向上される見込みである。
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