よむ、つかう、まなぶ。
参考資料5 歯科医師臨床研修評価ガイドライン[2.5MB] (18 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45030.html |
出典情報 | 歯科医師臨床研修制度の改正に関するワーキンググループ(令和6年度第3回 11/5)《厚生労働省》 |
ページ画像
ダウンロードした画像を利用する際は「出典情報」を明記してください。
低解像度画像をダウンロード
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
(3)
「研修歯科医評価票Ⅲ」
1)何を評価するのか
A 領域「歯科医師としての基本的価値観(プロフェッショナリズム)
」の 4 項目を評価す
る。研修歯科医の診療や研修の実践の観察と共に、
「研修歯科医評価票Ⅰ、Ⅱ」の評価結果
に基づく C、B 領域の研修実績を加味し、歯科医師としての行動基盤となる価値観や姿勢を
評価する。
2)評価のタイミング
診療科でのローテーション、協力型(Ⅰ、Ⅱ)臨床研修施設での出向終了時、または6か
月ごとなど、比較的明確な研修の区切りの段階で複数回、評価を行うのが望ましい。A 領域
の評価結果は、B、C 領域の評価結果と共に、総括的評価に用いられる「歯科医師臨床研修
の目標の達成度判定票」に反映されることになる。
3)誰が評価するのか
日々、直接研修指導に関わっている指導歯科医と共に、研修プログラム責任者も評価者と
して加わる。また、研修現場で業務を行う関連医療職種など異なる視点からの評価を取り入
れるのが望ましい(多面評価)
。
4)評価の実際
評価については、全ての項目を4段階評価とした。
レベル1:期待を大きく下回る
レベル2:期待を下回る
レベル3:期待通り
レベル4:期待を大きく上回る
「期待されるレベル」とは、当該研修歯科医の評価を行った時点で期待されるレベルではな
く、研修を修了する時点で到達していて欲しいレベルを意味する。期待するレベルは評価者
間で認識が異なる場合も想定されるため、複数の評価者が評価を担当する場合には、研修施
設内において事前に認識を共有しておく必要がある。また、評価者が多ければ多いほど全体
としての評価の信頼性、客観性も確保されるため、可能な限り多くの評価者に評価してもら
うことも効果的である。また、研修歯科医へフィードバックするのが有用と考えられる事項
については、自由記載欄に記入する。また、
「期待を大きく下回る」と評価した場合には、
その評価の根拠となったエピソードを必ず記載する。
実際に評価を行うに当たっては、評価項目ごとに例示した「評価の視点・観点」に基づき、
評価を行っていく。これはあくまで本研究による例示であり、必ずしもすべての項目が満た
されなければ研修修了とならないわけではない。各施設の研修環境に応じて適切な視点・観
点を十分検討し、あらかじめ選定、公表しておくことが求められる。また研修場所によって
は、観察する機会がない項目もあると考えられ、その場合には評価票の右端「観察機会なし」
にチェックする。
- 17 -
「研修歯科医評価票Ⅲ」
1)何を評価するのか
A 領域「歯科医師としての基本的価値観(プロフェッショナリズム)
」の 4 項目を評価す
る。研修歯科医の診療や研修の実践の観察と共に、
「研修歯科医評価票Ⅰ、Ⅱ」の評価結果
に基づく C、B 領域の研修実績を加味し、歯科医師としての行動基盤となる価値観や姿勢を
評価する。
2)評価のタイミング
診療科でのローテーション、協力型(Ⅰ、Ⅱ)臨床研修施設での出向終了時、または6か
月ごとなど、比較的明確な研修の区切りの段階で複数回、評価を行うのが望ましい。A 領域
の評価結果は、B、C 領域の評価結果と共に、総括的評価に用いられる「歯科医師臨床研修
の目標の達成度判定票」に反映されることになる。
3)誰が評価するのか
日々、直接研修指導に関わっている指導歯科医と共に、研修プログラム責任者も評価者と
して加わる。また、研修現場で業務を行う関連医療職種など異なる視点からの評価を取り入
れるのが望ましい(多面評価)
。
4)評価の実際
評価については、全ての項目を4段階評価とした。
レベル1:期待を大きく下回る
レベル2:期待を下回る
レベル3:期待通り
レベル4:期待を大きく上回る
「期待されるレベル」とは、当該研修歯科医の評価を行った時点で期待されるレベルではな
く、研修を修了する時点で到達していて欲しいレベルを意味する。期待するレベルは評価者
間で認識が異なる場合も想定されるため、複数の評価者が評価を担当する場合には、研修施
設内において事前に認識を共有しておく必要がある。また、評価者が多ければ多いほど全体
としての評価の信頼性、客観性も確保されるため、可能な限り多くの評価者に評価してもら
うことも効果的である。また、研修歯科医へフィードバックするのが有用と考えられる事項
については、自由記載欄に記入する。また、
「期待を大きく下回る」と評価した場合には、
その評価の根拠となったエピソードを必ず記載する。
実際に評価を行うに当たっては、評価項目ごとに例示した「評価の視点・観点」に基づき、
評価を行っていく。これはあくまで本研究による例示であり、必ずしもすべての項目が満た
されなければ研修修了とならないわけではない。各施設の研修環境に応じて適切な視点・観
点を十分検討し、あらかじめ選定、公表しておくことが求められる。また研修場所によって
は、観察する機会がない項目もあると考えられ、その場合には評価票の右端「観察機会なし」
にチェックする。
- 17 -